まだ「転職の限界は35歳」とか信じてるの?これからは35歳で1度目の定年、そこから第2の仕事人生が始まるんすよ

公開日: : 最終更新日:2017/01/31 仕事・キャリア, 自分らしく生きる

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35歳からの転職―週刊東洋経済」を読み、「転職は35歳までしかできない」が都市伝説になっているな、と感じました。

スキルのある人であれば、いくつになっても仕事に困らない人間になれるんですね。

ということで、本書から学んだ重要事項をまとめてみます。

転職限界ラインが35歳から43歳まで上がっている

まず、紹介しておきたいのが、転職できる年齢が上がっていること。以下は、エン・ジャパンの菊池部長のお話。

「35歳以下の転職者数は依然大きいが、かつて限界とされた35歳のラインが、43歳ぐらいまで上がってきている。たとえば30代前半の管理職経験者を求めても、その世代は人材層が薄く、40代を採るケースが少なくない

これまで採用を敬遠されていた年齢層にもチャンスが広がっているんです。そもそもですが、35歳限界説は、日本にある古い慣習から生まれたものなんです。

だから、時代が変わった今では、それが意味のないものになっているんです

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ミドルが敬遠されていた理由

35歳限界説の根本的な原因は、日本の典型的な雇用慣行にある、と本書では指摘されています。雇用慣行とは、「新卒一括採用」「終身雇用」「年功序列型賃金」のことです。  

定年まで働くのを前提に新卒で人材を囲い込み、入社後は年齢や社歴を重ねるごとに賃金を上げる。簡単にクビは切らないし、切りにくい。

新人を採用して育てていった方が、企業に貢献してくれる人を安く効率的に集められるということで、即戦力で高給な中途を採ることが重視されていなかったんですね

求人広告で「35歳未満」がダメになった

また、即戦力といっても、他社から来ると新しい仕事を覚えるのに時間がかかります。そういったことがネックで35歳以上の人材採用は定着していませんでした。

しかし、終身雇用の崩壊や採用に関するルールが変わったことで、状況が変わってきているのです。

法制度上で、年齢の壁を取り払ったことがある。事業主(企業)が労働者の募集や採用をする際の年齢制限は、雇用対策法の改正により07年10月から禁止された。  

求人広告を出す際に、「35歳未満」などという募集は原則できなくなった。そのため、年齢の条件だけで応募をあきらめる人が減少。

実力主義が日本に根づいたことも追い風に

また、日本企業にも実力主義が広まったことで、実力が素直に評価されるようになり、40代でも転職しやすくなっているのです。

実際、そういった転職の成功事例も出てきています。

転職の35歳限界説とか嘘

また、企業もミドル年代の採用に好感触を示しています。

35歳を超えていてもそのスキルが転職で重宝される

そして、有名大企業でもこうした動きが始まっています。

「ラッパのマークの正露丸」で知られる大幸薬品。5~6年前から40歳前後のミドル人材を、中途採用で積極的に招き入れている。

新たなビジネスを拡大していくには、生え抜きの人材を強化していくだけでは間に合わず、若手の補充でも対応できないとの判断があったからだ

このように、年齢関係なく実力が評価されて転職できる時代になっているのです。

つまり、ちゃんとスキルをつけていれば、年齢を気にすることなく働きたい職場で働けるようになるのです。

関連記事:老後も稼げる副業や仕事を見つけよう。年金受給が75歳になりそうだから

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定年までガマンして働くのは昭和の価値観

これまでは「終身雇用」という仕組みがあったので、辛いことがあっても会社員として働くことが安定で正解とされていました。

でも、これからの時代は違います。社員を定年まで雇う余裕がない企業にとって、終身雇用などはやっかいな仕組みでしかありません

実際、それをやっかいと感じる大手家電メーカーでは千人規模のリストラを行っていますよね。ここで処分の対象となっているのは、1つの企業の1つの部署でしか通用しないスキルをつけてきてしまった人たち

そういった人たちは、会社になんとかぶら下がろうと思っていたんでしょうが、それが通用したのは昭和まで。

これからは、時代の変化に応じて身につけるスキルを変えていかなければいけないのです

関連記事:やりたくない仕事はもうやめよう!「石の上にも3年で仕事しろ!」のウソに惑わされるな

35歳になったら理想的な働き方を追求しよう

もはや、65歳までの定年を待つのでなく、35歳で一度定年を迎える前提で仕事をしていった方いいわけです。

そして、35歳までにつけたスキルを元に自分の理想的な働き方を追求してく、こういったスタイルの方が時代に合っているんですよ

これは、有名ブロガーちきりんさんの著書『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』でも語られていたこと。

現時点でさえ日本を代表する企業が、中高年のリストラを必死で進めているのです。

そうであれば、少なくとも現時点に置いて「市場のニーズが高い仕事」で経験を積んでおくことの方が(柔軟なワークスタイルが手に入るという利点に加え)、将来のためにも安全だとは言えないでしょうか?

参照:ベンチャー就職で転職を考えるほど後悔してたけど「ちきりん本」に救われた

「転職において年齢が関係なくなっていく=会社は実力主義を重視する」ということです。だから、これまでのように大企業に入ったら安定、あとはぶら下がればOKなんて考えは通用しなくなるのです

なので、いつでも転職できるように、スキルをつけていくことが必要になります。

参照:サイバーエージェント、リクル◯ト、L ◯NE、イケてるスタートアップからスカウトされる方法

人生は二回生きられる

そして、その際は35歳で定年を迎えること前提で働いた方が、目標を持てて時間を有効活用できます

これが、将来仕事に困らないための現時点での最適解です。ぜひ覚えておきましょう。

関連記事:天職を見つけるために必要な11のこと

35歳でも転職できる(事例紹介)

なお、35歳でも転職できた人に取材してきたので、その話も載せておきます。

38歳既婚で会社員。専業主婦の奥さん、2人のお子さんがいる4人暮らし

仕事探しは苦労しましたね。かなり落ちました。35歳を超えると年齢で足きりになることが多かったですね。

しかし、前の会社に在職中にTOEICの勉強をして800点を超えたり、営業実績も他社から自社に移行してもらうというキャンペーンで400人中1位を獲得したり、それなりの下準備、積み上げはじっくりとやっていました

内定をもらった今の会社の面接では、京都の山が走りたいという面白い動機と、語学力、営業実績を総合評価して内定を獲得しました。

仕事探しでは転職サイトの「リクルートエージェント」を使いました。対応が丁寧で、ここから紹介された会社で内定が決まりました。

他にも転職サイトには4~5社登録しました。直接やりとりしたのはリクルート含め2社です。

参照:京都移住の成功・失敗は転職先の仕事で9割決まる!実践者にぶっちゃけ話を聞いてきた

このように、40歳近くても「英語」という武器があったおかげで転職できたわけですね。こうした話は他にもありました。

屋久島に移住して第二の人生を送る道も

それが以下の記事で紹介している方々。

参照;【屋久島】移住者が開業したカフェ「Maruya」で「会社員が一番怖い」という名言を聞いた話

1人は移住前、名古屋や東京でデザインやアロマ系の仕事をされていた方。現在は、屋久島に移住されて会社の役員をされています。

その会社は東京に本社があり、アロマ系の商品を販売していて、屋久島のは支社です。

屋久島で働く女性

その方が採用された経緯はかなり特殊。

「屋久島に住みたいから、これから向かいます」と書いたブログが採用担当者に偶然にも読まれ、面接。その後、マインドなどを評価され、採用されたのです。

このとき、一般的に「転職が難しい」と言われる年齢でしたが、無事役員さんになることができたのです。

定年後でも仕事はできる

もう1人は、定年後に屋久島に移住されてきた女性。その方も1人目の役員さんと同じ会社で働いています。

参照:老後も稼げる副業や仕事を見つけよう。年金受給が75歳になりそうだから

この方も、特にスキルが評価されたというわけではなく、「屋久島で働きたい」というマインドが評価されたようです。

人手不足の地域で働こう

会社に入る前は、人材募集ページを見て採用が終わっているのを確認したものの、念のため役員さんにメッセージを送ったのだそうです。

そうしたら、「Skypeで一度お話しましょう」となり、最終的に採用されました。

このように、働き手が少ない地域に移住すると決めてしまって、仕事を見つけるのも手段としてあるのです。

参照:「地方には仕事がない」じゃなくて「若者が就きたい仕事がない」に変わってきてるヤバさ

参照:地域活性化の仕事がしたいなら「お金稼ぎ」と「片手間コミット」を重視すべき

島根に移住し、移住支援の仕事をする

35歳くらいで移住し、仕事を得たパターンならこういった方もいます。

参照:家族で田舎暮らしをしたいなら移住支援に熱心な地域「島根県雲南市」へ!仕事も家も決まりやすいよ

この記事で取材した須藤さんは現在、島根県の雲南市役所で定住企画員をされています。それまでは、2年ほど島根県版の「地域おこし協力隊」の制度を使って地域に関わる仕事をされていました。

この時は、人とのつながりが決め手となって採用に至ったそうです。なので、「人手不足の地域」に加え、「人と繋がりを作ること」も35歳以降の転職では大事なんですね。

脱サラして農家へ

僕が山形の中学に通っていた頃、先輩のお父さんが会社員から農家になっていました。いわゆる、脱サラ
ですね。

35歳を超えてから、仕事を変えようかなと思ったらこういった道もあるのです。

ちなみに、農業は未経験からも取り組めるようで、以下の記事で取材した夫妻は会社勤めよりも稼げると語っていました。(勉強することもいっぱいあるし、タダ働き期間もあるけど)

参照:移住先で農業を仕事にした夫婦が!未経験ながら事業を起こすたくましさに感動した話 @宮崎

35歳でも企業から需要はある

35歳以上でも転職できることの根拠として、過去に転職エージェントから聞いた話も載せておきます。企業からもちゃんと求められているんですよ。

登録ユーザーについても教えてください。何歳くらいの方が使っているんですか?

二之宮: 
営業職の場合は、20代半ば~30代前半の方々に多く利用いただいています。企業のニーズとしても最も高い年代ですね。

長谷川: 
IT業界は営業よりもご年齢の幅は広く、20代半ば~40代前半の方を中心にご利用いただいています

参照:【転職】typeエージェントの評判が本当かを中の人に聞いてみた

こんな事例もあるようです。

ミドル層のご年齢の方の事例です。私が担当した40歳のエンジニアの方は、年収600万円から年収700万円へ年収アップされました

30代になると、企業からは開発よりもマネジメント能力を求められる傾向にあります。その方はプレイヤーとして活躍していきたいという希望があったので、企業側のニーズとマッチしづらく、書類選考でもかなり苦戦されました。

12社ほどの選考を受け、最終的には希望どおりプレイヤーのポジションに就くことができました。

参照:新卒入社6ヶ月で転職し年収170万アップ!若手が転職で成功するためのコツを聞いてきた

フリーランスでも35歳以上で働ける

あと、正社員としての転職でなく、フリーランスとして仕事をする際も年齢は関係ないことを書いておきます。

以下は、「ジョブリーフリーランス」というフリーランス向けに仕事を紹介するサイト運営者へのインタビューです。

20~30代のエンジニアの事例だけを紹介してきましたが、40~50代も「ジョブリーフリーランス」を介して仕事をしています。

その場合は、web以外の「業務系(組み込みなど)」、「インフラ寄りの仕事」をすることが多いそうです。年齢関係なく仕事ができる、これはぜひとも覚えておいてほしいことですね。

参照:結婚後、フリーになったエンジニア「年収2倍になったよ!スキルもついて無双になれるよ〜」

このように、しっかりと専門スキルをつけていれば35歳を過ぎても仕事はできるんですね。

35歳までにスキルを積み上げて来なかった人は転職できない

明るい希望を書いてきましたが、ここで勘違いしちゃいけないのは、みんながみんな35歳を過ぎても転職できるわけではない、ということです。

紹介してきた方々は、英語、プログラミングなど、仕事で役立つスキルを積み上げてきた人たちです。

また、35歳以上で転職できる他の人たちも専門スキルを身につけているため、どんどんいい条件で転職できています

LINEの執行役員である田端信太郎さんは、NTTデータ、リクルートなどたくさんの会社を経て38歳の時に役員になっています。

これもまた積み上げの成果でしょう。

「スキルの積み上げ」をチェックしよう

なので、転職を考える際は、「スキルの積み上げができているか」もチェックするといいですね。

そして、その際は転職エージェントから「スキルの積み上げ」をチェックしてもらうといいです

僕も転職活動で利用しましたが、エージェントは面談の中で自分が仕事でやってきたこと、そこで身につけたスキルを言語化してくれます

参照:転職エージェントと面談してきた!おすすめの非公開求人とか服装についてメモしとく

参照:転職サイトを比較し、おすすめのエージェントもまとめてみました!20 代〜30代は参考に

これはすごく役立つので、大手の「DODA」というエージェントを使ってみるといいですよ。ちなみに、僕の兄は転職活動で「DODA」を使い、いい会社に入ることができました

参照:地方から東京への転職・就職を考える人が知らないとヤバいこと

地方の仕事をサイトで探す&強みを知る

また、「積み上げ」と同時に把握しておきたいのは、「自分が仕事でやれること、貢献できること」です。それを知れば、転職活動でアピールすることができます

そして、それを知るのに役立つのが転職サイトリクナビNEXT“”のグッドポイント診断です。

強みを知る

これを使えば、仕事でアピールできることを知れるので、まずは受診してみてください。

あと、リクナビには、地方の仕事がたくさん載っているので、「人手不足」を確認するためにも登録しておくといいですよ

自分の強みを知る>>グッドポイント診断“”

ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))

次回予告
「もう35歳だ…ではなく、やっと1つ目の関所に来た!が正しい」

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