家族で田舎暮らし!移住で仕事支援してくれて家付きも!求人にも募集してみよう

家族で島根県の雲南市に移住された須藤さんにお話を聞いてきました。

須藤さんは現在、雲南市役所で定住企画員をされています。

移住後に仕事を決めても大丈夫だったこと、雲南市の手厚い支援など、

これから家族で移住される方にとって参考になる情報が満載なので、チェックしておきましょう。

島根出身のIターン者

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須藤さんが島根に来たのは、2年半前。雲南市出身ではありませんが、島根県の安来(やすぎ)市で生まれ育った方です。

高校を卒業するタイミングで島根を出て、京都へ。その後は、関西で会社員をされていました

移住後は、公益財団法人ふるさと島根定住財団の体験事業の制度を使い、そこで2年間働いたそうです

(※これは島根県版の地域おこし協力隊のような制度で、任期付きで現地の職員として働ける制度)

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子育てのしやすさから島根を選んだ

移住の理由は、子育てと地域に貢献したいという思い

須藤さんの奥さんも島根出身ということで、前からいつかは帰りたいと考えていたそうです。

そこで、子供も生まれたし、子育てなら島根がいいな、ということで移住を決意

さらに、島根のためにできることをしたい、という思いも移住の要因となりました。

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「普通の会社員じゃない仕事がいいな」

で、移住の際に重要になるのが仕事。

移住前は、「どうせするなら、普通の会社員じゃないのがいいな」と考えてはいたそうですが、仕事を決めたのは移住してきてから

この点が、これまでインタビューしてきた移住者とは違っていましたね。

意外と仕事は住んでしてまえばなんとかなる

他の方は、移住前にしっかり仕事を決めてから来ていたんですよね。

こうしたことをひょうひょうと語る須藤さんの姿を見て、楽観的に捉えて人生を楽しく生きる天才なのかな、と思いましたね。

人の縁から仕事が決まっていった

そんな中、人づてに「地域の交流センター(地域活動の拠点)でスタッフできるかもしれない」という噂を耳にした須藤さん。

すぐ応募したそうです。

(※交流センターは公民館が変化したもので、生涯学習だけでなく地域活動の全般で利用する施設。各地域の方たちが運営しています)

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トントン拍子で話が進んだ

結果、見事に採用されて働き始めることに。

仕事を見つける際は、市役所の定住支援の方がサポートをしてくれたとのこと

こうした流れを受けて、須藤さんは「(移住先でも)なんとかなるもの」と語られていました。(良い意味で力の抜けた名言だと思いましたね。笑)

ちなみに、奥さんも人づてに仕事を紹介してもらい、現在は地元の温泉で働いています

市として、定住支援のノウハウがたまったので企画員を

交流センターで2年間の任期を終えた後は、現職(雲南市役所の定住企画員)へ。

仕事内容としては、定住希望者へのサポート。

例えば、移住・定住の相談、移住後の生活サポート、定住者が増えるような企画など。

これまで、雲南市としては定住推進員を配置し、移住者に向けた空き家の紹介を行ってきました。

地方移住をかなり手厚くサポート

しかし、サポートをしていて相談が多様化してきたことや、さらなる移住者の拡大を図るために、今年度から新たに定住企画員を配置しました。

ちなみに、雲南市の定住支援では、課長、主幹、主任主事が3人、推進員が3人、企画員が2人と計8人が関わっています。

これだけ人員を割いて手厚く支援する地域は珍しいみたいんですね。(定住企画員は嘱託職員としての採用)

築30年の一軒家が3万円(リフォーム済み)

このように、仕事は問題なく決まった須藤さん。移住の重要要素となる「住む家」にも恵まれていました。

いま住んでいるのは、庭つきの一軒家。築30年ですが、リフォームしてもらって、月3万2千円で借りているようです。

これは、雲南市が移住者に向けて貸し出しているもの

リフォーム代を家賃として分割で払っていく

家の提供システムは、空き家のリフォーム代を市が払ってくれて、その一部を入居者が賃貸料として月々で返していくもの。

その際は、「10年住む必要がある」などの条件や審査がありますが、移住を考えている方にありがたいはず

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審査では現地になじめるかなどもチェック

ちなみに、リフォーム内容は自分で決められて、

必要ないと思ったら最低家賃(2万円程度)だけを月々払って住むことも可能だそうです。

なお、入居するための審査は、住んでいる地域住民も関わります。

その際は、現地になじめるかなどもチェックするようです。

大変なことは「草刈り」くらい

このように、充実した生活を送る須藤さん。大変なことはないのか聞いてみました。

すると、「唯一あるのが家の草刈り」という答えが返ってきました。

この回答からも、本当に生活を楽しんでいることが伝わってきましたよ。

移住者を受け入れる体制ができていた

自治会の人も良い方ばかり。移住前に自治会の人と会っていたので、入りやすかったです。

受け入れる体制ができていたのは、ありがたかったですね。

自治会によって違いますが、私の地域は戸数が少なく、良くしてもらっていて居心地がいいです。」

理想の生活とは違うけど楽しい

びっくりするほどに楽しそうな生活を送る須藤さん。移住前とのギャップがないか聞いてみました。

「いい意味でありました。市役所で働くとは夢にも思ってなかったですね。

最初の職場(交流センター)で地域のいろんな人と関われたのは大きかったです。」

自分で機会を作らないと情報は入ってこない

「最初は、会社で働くことも考えたのですが、そうなると家と会社の往復になってしまって、

自分で機会を作らないと現地の方との交流はできないと思いました。」

「実際、地域の方と関われたのは大きかったです。

給料は会社員の方がいいのですが、移住後すぐに関われる方が価値がありました。お金に変えられない価値です。」

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田舎では困りごとがあっても助けてもらえる

「人とのつながりができたことで、困ったことがあっても助けてもらえています。

車が故障してしまった時も、人の紹介でいいものを買えました。価格は10万円でした。」

「移住前に人と出会えることも、行政を経由して家を決めるメリットだと思いました。」

地域全体のU・Iターンの支援も

ちなみに、須藤さんは松江の会社で働くことも考えていて、島根県の定住財団から求人も紹介してもらっていたようです。

(定住財団は、島根全体のU・Iターンの支援として就職先の紹介もやってます)

都会は消費する文化だった

これほど良いことが聞けるとは思っていなかったので、悪い面も聞こうと頑張ってみました。

そこで質問したのが「田舎だと娯楽がないのでは?」という質問。

こんな答えが返ってきました。

娯楽は都会に比べると足りませんが、困ることはないです。

休日も遊びに行けるし、松江に行けば色々ありますし。

奥さんも娯楽には困っていない

面白いものは関西にたくさんありましたが、今考えると”消費する感じ”でしたね。

こっちだと人と知り合えるので、それとは違った楽しみ方ができます。」

「奥さんも同じような感覚で娯楽には困っていないですね。」

想定と違ったけど、うらやましい

須藤さんのお話からわかったのは、「雲南は住みやすくていいところ」という事実。

これまでも移住者の方にインタビューしてきましたが、皆さんポジティブなことを言ってくれるんですよね。

そろそろ移住先での大変なことを聞けると思ったんですが、今回も素敵な生活ぶりを聞くことになりました。

雲南市の定住支援は手厚かった

行政を通じて仕事や住みやすい家をあっせんしてくれますし、職員さんの数も多いです。

市長さんも定住に熱心で、それが須藤さんの満足度につながっているのでしょう。

なので、移住の際はこうした地域を狙ってみましょう。現地の人ともつながりやすい環境を用意してくれる地域は珍しいので。

地方で仕事を見つけた人の話

なお、地方で仕事を探す方法は移住者の方に聞いていますので、そちらも読んでみてください。

>>京都移住の成功・失敗は転職先の仕事で9割決まる!実践者にぶっちゃけ話を聞いてきた

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