農家に生まれながら、努力して教授になり巨万の富を築いた本多静六さんの本「私の財産告白」が名著だったので紹介します。
本多さんのやり方をマネすれば、普通の人でもお金持ちになれるはず。
節約と副業でお金を貯める
お金持ちではなかった本多さんがまず実践したのは節約。「月給4分の1天引き貯金」なるものを始めたのです。
これは、月給の4分の1を貯金に回して、残りの4分の3だけで生活するというもの。強制的に貯金を作り出したわけです。
本多さんには家族もいたため大変だったようですが、断腸の思いで続けたようです。
月末になるとその現金がなくなってくるので、毎日胡麻塩ばかりで済ませたことさえある。それでも大人たちはなんともなかったが、子供たちは正直だ。
「お母さん、今夜も胡麻塩?」などと泣き顔をした。
さらに、お金を稼ぐために副業をしていました。それが執筆業。
勤労生活者が金を作るには、単なる消費面の節約といった、消極策ばかりでは十分でない。本職に差し支えない限り、本職のたしになり、勉強になる事柄を選んで、本職以外のアルバイトにつとめることである。
こうしてお金を貯めていった本多さんは、お金を増やすために投資を始めます。
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貯金で増やせる額には限界がある
投資は、師匠であるブレンタノ博士の勧めで始めたようです。
ブレンタノ博士は、さらにこういうことをいわれた。
「財産を作ることの根幹は、やはり勤倹貯蓄だ。これなしには、どんなに小さくとも、財産と名のつくほどのものはこしらえられない。
さて、その貯金がある程度の額に達したら、他の有利な事業に投資するがよい。貯金を貯金のままにしておいては知れたものである。
それには、いまの日本(明治二十年代)では、第一に幹線鉄道と安い土地や山林に投資するがよい。幹線鉄道は利益を増すことになろうし、また現在交通不便な山奥にある山林は、世の進歩と共に、鉄道や国道県道が拓けて、都会地に近い山林と同じ価格になるに相違ない。
現にドイツの富豪貴族の多くは、決して勤倹貯蓄ばかりでその富を得たものではない。こうした投資法によって国家社会の発展の大勢を利用したものである」
そして、投資の際はあるルールを設けたといいます。
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投資ルール「二割利食い、十割益半分手放し」
それが、「二割利食い、十割益半分手放し」というもの。
「二割利食い」とは、買い値から2割値上がりしたら、キッパリ売って利益を確定させる手法。それ以上は、欲を出してはいけないのです。
そうして二割の益金を元に加えて銀行定期に預け直した。つまり二割の益を加えれば、銀行預金でも、株式利回りをはるかに上回るので、私は一応それでいつも満足したのである。これがいわゆる二割利食いの法だ。
「十割益半分手放し」とは、投資した商品価値が買い値の半分以下になったら、所有分の半分を売って現金に換えてしまう、という手法。
そして、それを預金に回し、残った半分の投資商品の価値が上がるのを待ちます。
このようにルールを作り、感情的にならないようにして投資していった本多さん。これを繰り返して巨万の富を築いたのです。
ある年のごときは年収二十八万円で、当時における淀橋税務署管内のナンバーワンにまで出世(?)したのである
現代でも使える投資のルールを知っておこう
なお、投資の手法として「六分売り、八分買い」というものもあるそうです。
「六分売り、八分買い」といって、六分以上の利回りになる株があったら、有り金全部で買い入れ、それが八分の利回りにつくまで騰貴すれば、全部手放す
これは現代の投資にも応用できる手法です。こちらも覚えておきたいですね。
原資を手に入れたら投資をしよう
紹介してきたように、お金を増やしていく流れをシンプル。以下の流れです。
1. 節約、副業でお金を貯める
2. それを元に貯金の金利より利回りの良い投資をする
3. 投資の際はルールを決めてシステマチックに継続
こうすれば、本多さんのように富を築けるんですね。本書では、他にも仕事で大切な姿勢などが紹介されています。
昔の文章なので読みづらいですが、内容自体はすごく勉強になります。ぜひ読んでみてください。(タイトルは本多さんの名言です。そういった人生訓も本書で読めます)
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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