ある日、年が30も上の女性と飲む機会があった。そこで仕事の話をしたのだが、街中で目にする50代とは全く違った仕事観を持っていて驚いた。
仕事への興味関心が止まらない
自分「そういえば、もうすぐ定年ですよね。定年後にやりたいことってあるんですか?」
女性『あるっちゃあるけど、仕事は続けたいな〜』
自分「え、ホントですか!?意外です。ほとんどの人って、定年まで我慢して働いて、定年後に解放されようとしてるイメージだったので」
女性『そういう人もいるけど、仕事がどんどん面白くなってるからね〜。この分野をもっと知りたいという気持ちが止まらないんだよ』
自分「素晴らしいですね。仕事に対してそう思えたら、人生は幸せですね」
女性『そうだね。仕事が楽しいっていうのは大切。起きてる時間の半分以上は仕事しなきゃいけないからね。まあ、半分なんてもんじゃないけど(笑)』
自分「じゃあ、日曜日の夕方に憂うつになるなんてこともないんですか?」
女性『ないね〜(笑) 毎日淡々と過ごしてるから。よく、サザエさん症候群なんて言葉を聞くけど、ちょっとよくわからないよ(笑)』
自分「仕事を楽しいと感じれる人とそうでない人の違いって何なんですかね?」
女性『仕事に興味を持てるかどうかじゃない?仕事に興味を持って、もっと探求したいと思えたら勝ちだよ。だから、好奇心の強い人は最強だよね』
自分「好奇心ですか。一般的な”楽しい”とは意味が違うということですか?」
女性『そうだね。ゲームとかをやる時の”楽しさ”と、仕事で感じる”楽しさ”は違うよね。前者は快楽という意味での”楽しさ”、後者は興味をもって取り組めるという意味での”楽しさ”だからね』
自分「興味。。そう言えば、営業マンが”相手にどう気持ちよくしゃべってもらうかを考えるのが好き”と言っていました。この人は営業という仕事に興味を持っているということですよね?」
女性『そうだね。他だと、休日にプログラミングの勉強をしたり、コードを書いたりするエンジニアも興味を持っていると言えるね。こういう人は、仕事を楽しんでいるわけ』
自分「なるほど」
女性『こういう人は、定年後も仕事をしてたいという状態になるよ』
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老後ロスを防ぐために
話を聞いていて、毎日でもやれる、定年後もやりたいと思える仕事を見つけるのは本当に大切と思った。
よく、日曜日に憂うつになる、毎日「行きたくない」と思いながら電車に乗ってる、満員電車で悲痛な顔をしているなんて人の話を聞く。
それらと比較すると、やはり話をしてくれた女性のように、毎日やりたいと思える仕事を見つけた人のほうが人生を楽しく生きられるのだろう。
自分も30年後そうなっていたいものだと思いながら、居酒屋を出た。
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「この女性が老後にやりたいたった一つの趣味」
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