これからの働き方を考えると、、、

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これからの働き方を考えてみました。

僕はフリーランスなのですが、一人ではどうしようもないプロジェクトを遂行する際に誰かの力を借りることにしています。その際は、微妙な関係の方に協力を依頼します。

その関係性とは、社会学でも重要とされている「ウィークタイズ理論」から学んだものです。この理論は個人同士で活動していく際に役立ちますので、知っておきましょう。

未来の働き方は、こうしたスタイルが主流になるでしょう。個人がゆるく繋がっていく、というように。

重要な情報を集めるだけならウィークタイズで十分

自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門(佐々木俊尚著)』において、どうやってセーフティネットを確保していくかについて語られている際、「弱いつながり(ウィークタイズ)」が重要だとの記述がありました。

転職や独立の際、有益な情報をもたらしてくれるのは、強いつながりの人たち(家族、友人)からでなく、弱いつながりの人たち(それほど親しくない人)だと、偉い学者の研究で明らかになっているようなのです。

社会学で実証されてる昔からの理論です。その名も「ウィークタイズ理論」といいます。  

それは一九七三年のこと。ハーバード大学の大学院生だったマーク・グラノベッターさんという方が発見しました。グラノベッター先生はいまはスタンフォード大学の教授をされています。社会学に強い影響を与えている、世界的な学者さんのひとりです。  

ウィークタイズの「ウィーク」は「弱い」、「タイズ」は、ネクタイのタイと同じ意味。首を巻いてるものがネクタイで、タイは「結びつき」「つながり」というような意味です。

だからウィークタイズは「弱いつながり」。これの反対語は、強いつながりの「ストロングタイズ」。日本語で行きましょう。強いつながりというのは、家族とか親せきとか、正社員で入った会社の仲間たち

弱いつながりというのは、もっとゆるやかな人間関係。ネットで出会った人とか、何かのパーティーで名刺交換をしただけの人とか、勉強会などでときどき顔を合わせる人、いまは年賀状交換してるだけの高校の同級生。

で、グラノベッター先生は何を発見したかというと、たとえば誰かが転職しようとか独立しようとか思った時に、そういうのに役に立つ情報ってどっから流れてるの?というのを調べたんですね。  

その結論は、単純明快。  

つまり、新しい仕事についての情報は、弱いつながりを伝って流れてくるほうが多い。強いつながりからは、あまりそういう情報は流れてこない。そういうことを突き止めたんです

だから薄く広く、自分の知らない業界や世界の人とつきあうと、どこかで役に立つってことがあるかも、なんですよ。  

見知らぬ人とか遠い関係の「弱いつながり」の人から情報が流れてくるってことは、そういう弱いつながりの人たちに、わたしたちも情報を与えてあげるってことが大切なんですよね。

そうやって情報を知らない人とやりとりしあうことで、いろんな新しい仕事の話が入ってくる

読んでいて、「なるほどな」と納得したのですが、1つ考えたことがあります。それは「転職・独立に役立つ情報」を集めるにはウィークタイズ(弱いつながり)で十分だけど、情報を集めた上で実際に行動に移していくには不十分、ということです。

どういうことかと言うと、何かやりたいことがある(一人では実行が不可能なもの)前提で「情報+協力」が必要な場合、ウィークタイズよりもっと強いつながりが必要だと感じたのです。

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「ストロングタイズ」寄りな「ミドルタイズ」が重要

おそらく、ウィークタイズ位の関係性なら「何かやりましょうよ」と言っても、前向きな反応は得られないでしょう。1、2回しか会ったことが無いのですから。ですので、共に活動していきたい場合は、もっと深い信頼で結ばれたつながりが必要です。

前述した言葉を使えば、ストロングタイズ寄りなミドルタイズが必要なのです。

個人がやりたいことを叶えるために必要なつながり

これはストロングタイズではダメです。家族、親せき、友人など、関係が深すぎると私情が入ってしまい、何かあった時に意見を言いづらくなってしまいます。実際、親友同士で起業して良くない結果になった話も聞きますので、それは望ましくありません。

僕も親友と何かプロジェクトを立ち上げて遂行していくことは難しいと考えています。関係が壊れるのを恐れてしまい、議論で気を遣ってしまうからです。

ですので、弱過ぎず、強過ぎずない「ストロングタイズ寄りなミドルタイズ」という第三のつながりがプロジェクトを遂行していくにはちょうどいいのです。

実際、僕はそういった関係でプロジェクトを進めています。

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B&Bのイベントも電子書籍も今進めているプロジェクトもミドルタイズ

これまでに開催したB&Bでのイベントもこれから出版する電子書籍も、他に進めているプロジェクトも全て「ストロングタイズ寄りなミドルタイズ」な関係によるものです。

実際やってみて、これくらいの関係性でプロジェクトを進めていくのはやりやすいなと感じています。プロジェクトがあれば集まって、終わったらお互いの活動に戻る、このやり方は流動性が高くてバランスが取れています。

まさにルパン三世や幻影旅団のような組織なのです。

微妙な関係性が未来の労働で大事に

これから誰かの協力のもとプロジェクトを遂行していきたいと思ったら、1度や2度会っただけのウィークタイズでもなく古くからの関係であるストロングタイズでもない「ストロングタイズ寄りなミドルタイズ」を大事にしてみてください。

それくらいが、付かず離れずでちょうどいいのです。個人として何か仕掛けていきたいと思っている方は試してみてください。

なお、紹介したような未来の働き方は「確実に稼げる仕事をしながら、自分のやりたいことをやるのも良いんじゃない?」でも紹介しているので、読んでみてください。

ではまた!

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