『2冊目にあなたが読むべき副業プログラム ~主婦・サラリーマン・学生でも3ヶ月で100万を稼がすノウハウを徹底解説~』を読んで、ブログで生活するというビジネスを秀でた事業にするために必要なことを考えてみました。
正直、この手の本はあまり好きではなかったのですが、読んでいてためになることが書いてありましたよ。特にホリエモンのビジネス4原則が参考になりました。
ネット上で作品を公開して生きているクリエイターは是非ご覧下さい。
年商4500万円の男から学ぶビジネスの基本
以下が著者プロフィールです。
三重県出身、1986年生まれ。今年で28歳になります。昨年、3年間務めた外資系監査法人を退職して起業。現在、株式会社Social River(ソーシャル・リバー)の代表取締役です。
主な仕事は、コンサルティングを中心に、代理店業、プロデュースなど多岐に渡り、また一方で「金川塾」というビジネス塾を主宰しています。現在の年商は4500万円を超えています
この方は会社員時代から副業を始め、数ヶ月で457万円を稼いだというのです。
「起業したい。もっと稼ぎたい」──。 そして始めた副業。 最初の月は2万円ほど稼ぎました。WEB系の仕事で、ちょっとしたお小遣いになりました。 それが翌月は10万円になり、翌々月は30万円、3ヵ月後には60万円に達し、さらに4ヵ月後には457万円を稼ぎ出したのです
そして、この方が意識していたのが堀江貴文さんのビジネス4原則。その4つが「在庫なし・初期投資なし・利益率が高い・安定している」というもの。
インフォメーション・ビジネスがいいのは、まさにホリエモンの4原則だからなんです。「在庫なし・初期投資なし・利益率が高い・安定している」
実は、弁護士も会計士も税理士も同じなんですね。訴訟したい、税金についてよくわからない、と言って相談して相談料を払いますね。彼らは、資格を持ったインフォメーション・ビジネスマンなんです
そして、ブログをこの4原則で考えてみたら意外と優秀なビジネスであることに気づいたのです。こんな感じで。
「在庫なし」> ○
「初期投資なし」> ○(サーバー・ドメインくらい)
「利益率が高い」> ○(仕入れも無いし飲食に比べたら超優良)
「安定している」> △(PVやGoogleなどに依存している)
4原則のうち、3つをクリアしているわけですが、「安定している」は今の所クリアできていません。やはり、PVに依存してしまって収入に波がありますからね。しかし、「安定している」をクリアすれば、ブログという事業は優良なビジネスとして確立することができます。
これはブログに限らず、ネット上で作品を公開しているクリエイターの大半にも当てはまることだと思います。
では、安定性を確保するにはどのような策をとっていけばいいのでしょうか。
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ファンからの支援、サロンが今のところ有力
収入を安定させ、4つの原則を満たすのに有効なのが「ファンからの支援」と「サロン」です。
「ファンからの支援」はブログで何度も言っているように、投げ銭のようにしてファンがクリエイターの活動を支援するものです。
参照:【朗報】noteにクリエイターを金銭的に支援できる新機能が!ファンが支える流れは加速していく
参照:「コンテンツが無料に向かう中どうやって稼いでいくの?」に対する回答は「固定収入」
先日、noteでもクリエイターへの支援機能が実装されましたし、YouTubeでも支援機能が利用されています。ですので、こうした機能をもった「支援!」ボタンがブログに実装されれば、安定性も確保できるはずです。
さらに、シナプスというサービスで利用されている「サロン」という形式。これは、個人が開催するネット上の寺子屋みたいなもので、ファンがその方と交流できたり、その分野の知識を学べたりするコミュニティです。そして、ファンは月額を払ってサロンに参加します。
こうしたモデルは他にもあって、岡田さんが運営している「クラウドシティ」も同じく定額制です。
参照:岡田斗司夫さん運営「クラウドシティ」は個人クリエイターが稼いでいくための参考モデル
この「定額」はまさに安定収益を支えるものであって、これまで以上にクリエイターが注目すべきものです。正直、これからPVやコンテンツ販売に依存するモデルは安定性の面から避けた方がいいです。
参照:アンビエント化した環境でコンテンツ販売は無理ゲーだ。じゃあどうやって食っていく?を考えてみた
ですので、今後クリエイターとして食っていく際には安定した収益を得られる定額モデルやPV、販売量に依存しないモデルを確立した方が良いです。
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「安定している」をクリアできる施策を考えてみよう
これまで紹介してきたように、ネット上に作品を公開して行きているクリエイターは優良なビジネスを行っています。しかし、「安定している」という項目を満たせていません。
ですので、安定性を確保できるようなやり方を模索してみてください。今回は「ファンからの支援」「サロンのような定額モデル」を提案しましたが、まだまだ探せばあるはずですので、ぜひ自分なりの方法を確立してください。
それができれば、「ネットで生きる道」を素晴らしい事業にできますので。
参照:地方在住者こそインターネットを武器にして情報革命に備えよう →柴 那典著『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』
ではまた!