ITフリーランスになるにはどうすれば?必要な準備などをまとめとくよ

最近、IT系のフリーランスになるにはどうすればいいの?と聞かれるので、準備しておくべきこと、心構えを書いておきます。

起業など独立を考えている方は参考にしてみて下さい。これから紹介することを知っておけば、独立後も安心して過ごすことができますよ。

ちなみに、僕のプロフィールを説明しておくと、プロブロガーとして働く89年生まれです。いわゆるフリーランスというやつです。

「ネットが好き!面白い!」という衝動でここまで来た

IT系のフリーランスになった今、独立した時のことを思い出すと、勇気があったなぁ、と感心してしまいます。笑

会社を辞めたのは勢いもあったんですよね。それは、退職から独立までの流れを見るとわかります。こんな感じでした。

インターネットの魅力に気づく
>インターネットの会社から内定をもらう
>内定者時代に色々とWebサービスを物色する
>NAVERまとめの面白さを知り、まとめ職人をやる
>まとめていた所、ブログの魅力に気づきどっぷりハマる
>ブログを書き続け、本業にしたいと思うようになる
>会社を辞めて独立

このようにして「好きだからやりたい!」という衝動を大切にして行動してきました。

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ビビリだから、準備はしっかりした

こういう話をすると、「勇気があるね」とか「行動力があるね」と言われます。しかし、僕は何も考えずに決断したのではありません。

独立後のことを考え、しっかり準備した上で会社をやめました。実際、僕はめちゃくちゃビビりですからね(笑)

その準備、備えというのが、これから紹介する7つです。

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1 転職サイトに登録して仕事がある事を確認する

万が一の場合でも仕事はあると確認しておく事は重要です。これをやっておくだけで、気持ちが楽になります。

転職求人サイト「ワークポート」に登録して、キャリアアドバイザーに相談すれば、転職市場における価値を知ることができます。

僕はフリーになる前に、2社のアドバイザーと面談をして色んな仕事をリストアップしてもらいました。(面談では自分のやってきた事、強みなどを基に企業を紹介してもらえます)

面談で転職できるレベルと判断されれば、安心できる

面談では、「月70万PVのブログを運営しています」と言うと、非常に感触がよく「イケそうですね。若いし、すぐ内定をもらえますよ」と言ってもらえました。

こうした評価による安心感は大きかったです。そして、これを備えとしていました。万が一のことがあっても、会社員に戻れば大丈夫だろう、と。

なので、フリーランスになろうとしている方はアドバイザーと面談しておくといいです。

ちなみに、面談までの流れは、ワークポートのサイトから会員登録し、面談日程を決めるだけです。

あとは、当日に面談して、フリーランスになる前に知っておきたい市場評価を聞けます。

特に、IT・Web業界でやってきた人は自分のスキルが評価される事に気づくはずです。

転職市場の状況を聞いておくことも大事

僕の先輩もITで2年半ほどやってきて渋谷の巨大ベンチャーに内定をもらっていました。(その先輩は営業)

さらに、2014年から5年ほどは、転職好景気が続くと言われていますから、この機会に評価を知っておくことは大切です。

景気が上向いている事やオリンピック景気により、企業が積極的に求人をかけています。(企業側が人の採用に困っているほど)

中には、選考フローを簡略化したり、募集求人の年収上げたりして人材獲得に動いている企業もあるそうなのです。(就活では難関とされ、無理ゲーだった会社でも転職できそうですよ)

例えば、某有名コンテンツ配信会社の子会社や大手広告代理店などに転職できるかもしれないとの事です。

経験社数は少ない方がよく、1社、2社経験の人はどこでもトライできるそうです。今逃したら、こんなチャンスはもうないです。

引用元:今は絶好の転職チャンスらしい!好機を逃さぬよう求人サイトの特徴と人気の職種を確認しておこう!

フリーランスとしての仕事がやばくなった時の備えとして、転職も選択肢に入れておきましょう。

2 求職者支援制度などの備えを知っておく

備えとして、無職になった時の手厚い支援制度を知っておくことも必要です。

実際、日本には「雇用保険の失業手当」という素晴らしい支援制度があります。

雇用保険の受給期間は、原則として、離職した日の翌日から1年間

その間に病気、けが、妊娠、出産、育児等の理由により引き続き30日以上働くことができなくなったときは、その働くことのできなくなった日数だけ、受給期間を延長することができます

ただし、延長できる期間は最長で3年間となっています。

支給額は、

30歳未満 6,440円
30歳以上45歳未満 7,155円
45歳以上60歳未満 7,870円

30歳未満であれば、6,440 × 30 = 193,200円と十分な額を受給する事が可能です。

参照:仕事を辞めたいと悩んだとき楽になる方法

この制度を意外と知らない人がいるんですが、知らないともったいないです。フリーランスになるなら、覚えておきましょう。

起業家への支援も手厚くなっていく

さらに、起業を後押しするために650万円の生活費を2年支給するなんて話も出ていますから、今後は国が挑戦しやすい環境を作っていくはずです。

他だと、「求職者支援制度」という備えもあります。

求職者支援制度の概要は以下の通りです。

・「求職者支援訓練」または「公共職業訓練」を受講できる(受講料は無料)
・訓練終了後、ハローワーク側で就職支援をしてくれる
・要件を満たせば、「職業訓練受講給付金」がもらえる

引用元:「求職者支援制度」が手厚い!会社を辞める際はチェックしておこう!

これも相当手厚いので、起業、独立などを考えている方は安心するために知っておきましょう。

3 地域おこし協力隊を知るべし

地域おこし協力隊の存在を知る事も重要です。フリーランスになってダメになっても、地域おこし協力隊で仕事を見つけることができます。

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方にに若者を派遣して、地域活性化、定住を狙う制度です。国が推し進めています。

地域おこし協力隊の活動自体は甘くないですが、存在を知っておく事で安心感を得られるはずです。

4 仕事で必要な備品を準備しておく

会社を辞めると、作業するための道具、作業場所も必要になります。

僕の場合、パソコンとネット環境さえあれば、あとはどこでもできるのでいいですが、技術職の方は道具を自分でそろえる必要があります。

例えば、デュアルディスプレイ、デザインで必要なソフトなど。デスクトップパソコンが必要な場合もあるでしょう。

家で作業できない人はオフィス代がかかるよ

また、作業場も重要です。僕は、家で仕事ができる派なのでいいですが、外じゃないと集中できない人はカフェやコワーキングスペースを探しておく必要があります。

また、そこにお金がかかることも覚悟しておくべきです。

フリーランスになってから知りますが、会社員を辞めることでかかるお金が増えます。それは備品、電気代、ネット代、保険、税金など。

こうしたこともフリーランスになる前に把握しておくべきです。

5 屋号を税務署に出そう

フリーランスになったら、個人事業主として税金を納める必要がありますから、「個人事業主として活動してますよ」と申告する必要があります

その際、屋号というものが必要になるんです。これは、会社名のようなもので、自由に決められます。

なお、屋号は役所手続きなどで、自分の職業を書くときに必要になるので、覚えやすいものにしておきましょう

屋号は税務署で届け出をする必要があります。なので、管轄の税務署を調べておきましょう。

また、引っ越したら、引越し先の税務署で新たに手続きが必要です。フリーランスになると、こうした面倒な事務作業が発生するんですよ。。。(トホホ)

6 確定申告の準備をしよう

フリーランスになると、最大のボスが現れます。そう、確定申告です。

これは、その年度の収入、所得を税務署に申告して納税する税金を決め、その後に支払いするというイベントです。

ちなみに、税金は所得に応じて決まり、所得は以下の計算式で決定します。

所得 = 収入 – 経費 – 控除

つまり、節税するには、所得を収入よりも低くするといいわけです。そして、ここで考えなければいけないのが「経費と控除をどれだけ申告するか」ということ。

確定申告は青色でやろう!

そして、重要になってくるのが確定申告の種類。青色か白色かという問題です。

これらの違いは控除額です。青色であれば、65万円の控除が受けられますが、白色の控除は10万円のみです。

なので、フリーランスとしては青色で確定申告をしたほうがいいわけです。ですが、青色は白色に比べて専門的な知識が必要になってくるんです。

その辺の説明はややこしいので、ここでは青色の確定申告は白色よりもめんどう、と覚えておけばOKです。

会計ソフト、税理士さんどちらを使う?

そして、青色で申告するために会計ソフトか、税理士さんの力を借りるわけです。

どちらを選ぶかは好みの問題で、ネットで手軽にやりたい人はfreeeなどの会計ソフトを使えばよく、なんでも丸投げしてしまいたい人は、税理士さんにお願いすればいいです。

なので、確定申告というボスを倒すためにも、こうしたやり方は知っておきましょう。

7 会社員以上に稼げてからフリーランスになろう

収入でも大事なことがあります。それは、収入の備えができてから会社を辞めるということ。

最低でも1年分の生活費は貯金しておきましょう。僕は、2年間暮らせるくらいのお金を貯金していました。

また、副業でやっていたブログの稼ぎも本業を上回ってから退職しました。

払うべき税金、保険料が増えるよ

説明してきましたが、フリーランスになると必要なお金が会社員時代よりも増えます。

知られていませんが、会社員であれば、保険や税金を会社から負担して払ってもらっているのです。つまり、フリーランスになると、会社に払ってもらっていた分を払わなければいけなくなるんです。

このように、独立するとかかるお金が増えるので、会社を辞めるのは本業以上に稼げるようになってからにしましょう

まあ、受託型エンジニア、デザイナーの場合は、フリーランスになってからの方が給料は良くなるので、心配ないと思いますが。

そういった情報は、フリーランス向け求人サイト「レバテックフリーランス」で確認してみてください。

フリーランスになるなら、しっかりと準備を

紹介してきたように、フリーランスになる前はしっかり準備しておくことが必要です。

それは転職動向のチェックだったり、市場内での自分の評価の把握だったり、貯金だったり、価格コストだったり

なので、備えを知った上で会社を辞めてフリーランスとして活動していきましょう。

ということで、上記で紹介したサイトを利用して理想通りに働き方を手に入れてください。

レバテックフリーランスのサイトはこちら>>

転職サイト「ワークポート」はこちら>>

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