この記事では、高学歴学生が就活で失敗しないためのコツと注意点を紹介します。
高学歴だからと就活を甘く見てると後悔するので、MARCH以上の就活生の方は参考にしてください。
・高学歴でも実はそれほど有利じゃない
・高学歴の基準はMARCH以上(すべての国立大学も入る)
・掲示板の「負け組企業」を参考にしてはいけない
結論、就職活動に失敗する原因は2つで「情報収集をしない」「履歴書や面接の改善をしない」です。
こうならないために、就活エージェントを使いましょう。
エージェントを使えば、ネットにはない貴重な情報を教えてもらえますし、無料で履歴書の添削や面接対策をしてもらえます。
それにより、改善ができるので、以下の記事で人気エージェントをチェックしましょう。
高学歴エリートの就活失敗の末路
失敗パターンを「高学歴な学生の失敗談」をもとに紹介します。(ぼくの話です)
ぼくは千葉大の工学部で学部時代に就活をし失敗しました。
当時は、偏差値高めの国立大だし、有名なところから内定をもらえるだろとかなりなめて就活をしていました。
学生時代をダラダラ過ごし、学生時代にがんばったことに書けるエピソードはありませんでしたが、なんとかなると思っていました。
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就活が甘く、どこからも内定をもらえなかった
しかし、選考が始まると全く受からず、結局内定ゼロのまま卒業を迎えてしまいました。
※結局、既卒で就活し、最終的には内定をもらえました
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注意!高学歴な学生の失敗パターン
こうした失敗をして、高学歴な就活生ならではの失敗パターンに気づきました。(周りも見た結果)
・OB訪問などをせず、現実を知らない(理想ばかりチェックする)
・優秀な社員のキャリアプランを鵜呑みにする(1年目の泥臭い仕事をイメージできない)
・「有名企業に行かなくては」という使命感が強い
・「グローバル」「社会貢献」「キャリアアップ」などが好きで、意識だけ高い(行動が伴わない)
・周囲の就活生をバカにしている
・企業選び、分析の軸が雑
・学歴、コネクションを過信する
・ありのままの自分で勝負しようとする
・自分のやり方が間違っていると反省しない
それぞれ解説します。
ネットだけで情報収集し一次情報を得ない
プライドの高い高学歴学生は、就活を甘く見てネットだけで情報収集しがちです。
これは失敗の元なので、絶対にやめましょう。
就活ではネットに載ってない一次情報が大事で、これを集めていると説得力のESや履歴書が書けて、採用側からも評価されます。
高学歴だから書類に通りやすいなどはあまりないので、甘く見ず、周りが持ってない情報を取りに行くのが大事です。
業界研究は一次情報をとりにいくことが大切。
ネガティブに考えてた業界も実際の話を聞いてみたら、自分に合ってるかれない。絶対に先入観を持ってはいけない。#就活— 髙木勇佑@webマーケ修行中 (@Bleach_Takagi) December 1, 2020
失敗する人はOB訪問などをせず、現実を知らない
一次情報として大事なのが、OB訪問です。
これにより、社会人として働くことの現実がわかり、以下のメリットがあります。
・泥くさい仕事をする現実も知り、自分がどうやって仕事をしていきたいか履歴書に書ける
・地に足のついた履歴書内容になる
・結果、採用側に「この学生はよくわかってる。入社後にギャップを感じて辞めないだろう」と高評価される
・入社後のキャリア像も現実的に考えられて、それも高評価となる
一次情報が内定につながるので、必ず集めておきましょう。
理想ばかりチェックするのはNG
逆に、採用側(人事)から評価されないのが、理想ばかり追い求めた内容の履歴書です。
会社説明会や会社のサイトでは、キラキラした優秀社員の仕事やキャリア履歴、これからのプランが紹介してあります。
しかし、これはかなり特殊な例であり、他の人はもっと泥臭い仕事をし、出してる成果も地味です。
「入社後にやめなさそう」と思ってもらおう
そういった現実を知らず、理想だけで履歴書を書くと、「この学生はわかってない」と採用側にマイナス評価を受けます。
こうならないために、OB訪問などで現実を知り、
「うちのことがよくわかっているから入社しても辞めないだろう」と採用側に思ってもらえるような履歴書を作りましょう。
1年目の泥臭い仕事をイメージできない
優秀な社員のキャリアプランを鵜呑みにすると、失敗します。
1年目から説明会や公式サイトに出るような社員と同じ仕事はできません。
1年目は下積みで、メーカーに研究職で入っても、工場勤務などになります。
そこで現場を知り、数年経った後に華やかな部署に行けます。
最初はゴリゴリの営業をやる場合も
営業の場合は、新規開拓などゴリゴリの営業をやって力をつけ、自分のやりたい仕事をやれるようになります。
こういった現実を知らずに「これがやりたい」とアピールすると、人事に「わかってない」ということで落とされる可能性があります。
「キャリアアップ」などが好きで、意識だけ高い(行動が伴わない)
「グローバル」「社会貢献」が好きで、流行りの言葉「DX」「フィンテック」「AI」などをミーハーで追いかけてるだけの人も危険です。
行動を伴わなければ「中身のない人だ」と判断されるからです。
面接で「フィンテックに関わる仕事をしたい」と言っても、
「では、あなたは何をしてきたんですか?」と聞かれたときに答えられなければ、採用はされません。
関心分野について、自分の意見を持っておく
フィンテックに関わりたいなら、お金関連のアプリを使い倒し、
「こういったサービスを作りたい」くらいのことは言える必要があります。
情報を追いかけるだけでなく、その分野について考え、自分の意見を持っておくことはとても大切です。
「有名企業に行かなくては」という使命感が強い
高学歴な学生ほどプライドが高く、「有名企業に行かなくては学歴がもったいない」と思いがちです。
掲示板では「高学歴なのに無名企業に行くのは負け組」という意見もあります。
しかし、こういった声に惑わされる必要は一切ありません。
大事なのは、知名度でなく、あなたの満足度だからです。
無名企業にもホワイト企業がある
企業選びで知名度はあまり関係なく、以下の聞いで書いた通り、無名でもホワイト企業があります。
経営が順調でも無名な中小企業は採用に苦戦しており、人が辞めないように手厚い待遇を用意しています。
有名な大企業よりも、隠れホワイト企業のほうが待遇がいい場合があります。
特に素材系のBtoB中小メーカーは無名ながら年収などが高く、穴場です。
なので、「負け組」など気にせず、「待遇がいい」などの軸で満足できるなら、そこに入社すべきです。
隠れホワイト企業を見つける方法
待遇のいい隠れホワイト企業を見つけるには、就活エージェントに教えてもらうのがいいです。
エージェントは企業を知り尽くし、穴場企業も知っています。
彼らに周りの就活生が知らない優良企業を無料で教えてもらいましょう。(ぜひ以下の記事を読みましょう)
失敗する学生は、周囲の就活生をバカにしている
失敗したぼくがまさにそうでした。
早くから行動し夏頃からインターンにいく学生を「意識高い」とバカにしていました。
本当は焦りながらも「俺なら大丈夫」と根拠のない自信を持ち、何も準備せず就活したら失敗しました。
がんばる人をバカにし、余裕をこいて行動しないと後悔することになるので、絶対に本気で行動したほうがいいです。
企業選び、分析の軸が雑
高学歴だと「俺なら受かるだろ」と余裕をかまし、適当に有名企業からエントリーしがちです。
しかし、軸を持って企業選びをしないと、受かりそうな企業に注力する時間がなくなり、失敗します。
有名企業は倍率が高く受かるのが難しいので、そう言った企業を受けまくるのは時間のムダです。
失敗したくないなら、まず軸を絞ってエントリーする企業を厳選し、入れそうなところに履歴書を送る必要があります。
高学歴だからと言って、高望みは危険です。
学歴、コネクションを過信する
プライドの高い学生の失敗パターンとして、これもあります。普通の学生の学歴、コネなんてたかが知れてます。
「有名企業の社長の息子です」とかだったら意味がありますが、それ以外なら、その他多数と扱いは同じです。
ここで余計なアピールをして嫌われないようにしましょう。
知識自慢の質問をしてしまう
賢さや優秀さをアピールしようとして、面接での質問でピントの外れた質問をする人もいます。
ぼくも失敗していた頃は、必死にアピールしようとしてましたが、面接官で「なぜそれを質問した?」と思うような質問は逆効果です。
本当に自分が聞きたいことでOKで、して意味のない質問はNGです。
ありのままの自分で勝負しようとする
就活でありのままで戦おうとするのは絶対ダメです。
入社したい会社に気に入られるようなことを調べておき、それを話すようにしましょう。
たとえば、「自社のやり方に素直に従ってくれる人」を望む会社に対して、
「会社の常識を壊して新しい風を送り込みたい」とアピールしても通るわけがないですよね。
就活ではある程度の演技が必要で、お見合いのようなものです。
相手に気に入ってもらうためのアピールをしましょう。
自分のやり方が間違っていると反省しない
就活で面接に通らなかったりしたら、自分のやり方を疑いましょう。
たとえば、履歴書の書き方、面接の受け答えなど。
それらを改善できる人は、就活でうまくいきます。
自分では気づけない点も多いので、必ず就活のプロに見てもらいましょう。
無料の就職支援サービスがオススメ
就活のプロとは、無料の就職支援サービスのアドバイザーです。
彼らは就活生向けに無料で履歴書の添削や面接対策をしてくれます。
無料で就職支援を受ければ、成功しやすく、ぼくもサポートしてもらい内定をもらえました。
こうしたサービスはいくつかあり、お得なので、まずは以下の記事だけでもチェックするといいです。
他には、高学歴の学生向けに無料支援をしてくれるサービス「スパーク」もあります。
ここから内定をもらう学生が続出してるので、活用しましょう。
高学歴はどこから?MARCHは入る?
ちなみに、高学歴はMARCH以上であり、国立大学も該当します。
たまに、日東駒専より偏差値の低い国立大学もありますが、採用側は「国立=頭がいい」というイメージがあります。
センターなど、たくさんの勉強をしてきた家庭は評価されるので、ご安心を。
早慶、上智以上だとハードルが高すぎますね。
高学歴にはメリットもある
高学歴には一応、以下のメリットがあります。
・インターンシップに合格しやすい
・エントリーシートを読んでもらえる
・リクルーター面接に呼ばれる
それぞれ解説します。
人気の説明会に参加しやすい
ナビサイト経由の説明会では応募が多いそうだと、学歴の高い学生にしか説明会の日程メールを送りません。
こういったフィルタリングがあり、高学歴の学生にはチャンスが多いです。
インターンシップに合格しやすい
たくさん応募がくるようなインターンでも学歴が重視されます。
就活が本格化する前のインターンでは、学生の志望動機なども仕上がっておらず、学歴がわかりやすい基準になります。
参加したいインターンがあるなら、応募してみるのがおすすめです。
エントリーシートを読んでもらえる
人気企業の採用側にとって、膨大な数のエントリーシートを読むのは大変です。
中には「学歴と書類のレベルは比例する」と言っている企業もあり、学歴によっては読まれない場合もあります。
こう言いった点でも高学歴にはチャンスがあります。
リクルーター面談に呼ばれる
ぼくは学部時代、学歴のおかげでしょぼい学生ながら千葉の銀行のリクルーター面談に呼ばれました。(千葉大OBの人と話した)
面接では面接のコツも教えてもらい、その後の面接にも通りました。
学歴だけで、こういったメリットもあるので、覚えておきましょう。
【失敗まとめ】高学歴で内定でない人の対処法
最後に要点をまとめます。
・高学歴の基準はMARCH以上
・掲示板の「負け組企業」を参考にしてはいけない
・必ず履歴書は添削してもらい、面接対策もしてもらう
・一次情報を追って、反省もする
というわけで、大事な一次情報を得て、面接対策などをするために、以下の記事で紹介してるエージェントを使いましょう。
高学歴向けの就職支援サービスもあるので、無料で活用しましょう。