ITとWeb業界の違い!SIerとネット系ベンチャー企業の年収や仕事内容、必要スキルを比較

どうも。未経験からエンジニアになり、Web企業で1年、IT業界のシステム会社で1年働いていたタクスズキです。

この記事では、2つの業界で働いた経験をもとにITとWebの違いを比較し、それぞれに向いてる人の特徴などを書きます

また、Web系にSIerから転職してきた人の体験談も元に、働き方や必要スキルの違いも書くので、「どちらで働こう?」と思ってる人は参考にしてください。

※IT、Webそれぞれで良し悪しあり、これから書くことを知らないと転職後後悔してしまうので、必ずチェックしてください

ITとWeb業界の仕事、年収などの違いまとめ

以下、記事に書く内容。

IT業界、Web業界とは?

仕事内容、年収などの違いは何?

Web系企業と比較されがちなSIerについて

それぞれで求められるスキルは何か?

IT業界(Web業界)に向いてる人の特徴

おすすめの企業はどこか?(webはやめとけ?)

ITとWeb業界にある職種一覧

では、それぞれ説明していきます。

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IT業界、Web業界とは?

IT業界は、インターネットやコンピュータなどの最新技術を使ったサービスを提供する企業が集まる業界です。

そして、IT業界は提供サービスによって、以下の4つに分類できます。

・ハードウェア領域、ソフトウェア領域、情報システム領域、Web領域

図解すると以下の通りで、IT業界というくくりの中に、これから比較するWeb業界やそこに属するベンチャーがあります

IT業界求人サイトの「未経験でもプログラマーになれます」は本当なのか?

Web領域でないIT企業としては、NTTデータ、オラクル、富士通、大塚商会、NECなどがあります。

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情報システム領域とWeb領域を主に比較

そして、この記事でWebと比較するIT業界というのは「情報システム領域」を主に指しており、ここにNTTデータなどのSIerが属します

SIer(エスアイアー)では、SE(システムエンジニア)が働いており、プログラミング言語を元にシステムを設計・開発していきます。

一方、Web領域にはLINEやサイバーエージェントなどのネットベンチャーが属し、Web系の言語でWebサービスなどを開発します。(Rubyなど)

この記事では、この2領域をメインで比較していきます(Webのサービスには、SNSやネットショップ、YouTube、アプリなどが含まれます)

Web系企業と比較されがちなSIerについて

補足が必要だと思うので、SIerについて紹介しておきます。

SIerとは銀行などの企業から依頼されたシステムを作る(開発する)会社です。(例:NTTコミュニケーションズ、日立)

SIerの役割

システムは日立などの親会社が設計し、その設計書を元に子会社がプログラミング言語を使って開発していきます

SIerの設計と開発

よく、「日立〜ソリューションズ」といった社名を見かけると思いますが、それらが子会社で、実際に手を動かしてシステムを作っています。

仕事内容、年収などの違いは何?

次に、紹介してきたSIerとWeb業界の会社の違いを説明します。

大きく、以下の違いがあります。

ITのSIerWeb業界
仕事内容設計と開発が明確に分かれている設計と開発を同じチームで一貫してやる
職種SE(設計する人)とプログラマー(プログラミングで開発する人)プログラマー、ディレクター、デザイナーなどと豊富
クライアント企業がメインでシステムを開発toB、toC両方(一般消費者向けのアプリなどを開発)

※年収はIT、Webともに会社によってまちまちですが、上場企業や大手だと高いです(業界平均では、ITの方が100万円ほど高い

>>【転職】ブラックと言われる IT、Web業界の年収を比較した所、高給すぎることが判明

では、比較した部分を1つずつ解説します。

IT業界(SIer)は、設計と開発が分かれてる

SIerの特徴は、設計と開発を分けてシステムを作ること。

SIerの設計と開発

日立やNTTデータなどの親会社が上流工程で設計し、その設計書を子会社に渡してシステムを開発してもらいます。

※子会社からさらに下請けして、親会社の孫会社がいくつも開発する場合もある(川の流れに例えて、下流工程と呼ばれます)

その際、上流の会社で設計する人(職種)はSE(システムエンジニア)と呼ばれ、下流でプログラミングをする人はプログラマーと呼ばれます。

ブラックになりがちなのが下流のプログラマー

そして、映画やドラマなどで題材になる「IT業界=ブラック」というのは下請けの子会社、孫会社の状態を指します。

たとえば、以下のような状況があるのです。

三次請け(親会社のひ孫会社)になると、お客さまとお会いすることができず、二次請けの言われるがままに対応しなければならない。

なので、二次請けの担当者がお客さまの意向を理解していない場合、内容がひっくり返ることがよくある。

一次請け、二次請けと、段々と情報が下りてくるため、われわれが情報を知った時にはスケジュールが厳しい状態になる時がある

あと、設計する親会社の方が給料など待遇がよく、その下の子会社などは「薄給」なんてことも。(IT土方・ドカタと呼ばれます)

三次請けもあるが、基本的には二次請けで上流工程担当の現在のポジションとしては悪くない。

が、給料が低いので条件の良いところがあれば移籍したい願望はある

>>IT・Web系エンジニアの「三次請けあるある

Webでは一気通貫してプロジェクトを進める

Web業界ではSIerと違い、同じ会社の同じチームが設計から開発〜運用まで行います。

ぼくがいたチームでは優秀なリードエンジニアがシステム(Webサービス)の設計をして、その設計通りにプログラマーが開発してました。

※DB(データベース)の設計もリードエンジニアがやり、インフラ部分は専用の別チームに任せてました

※ソーシャルゲームなどのようにトラフィックが膨大なサービスだと、チームごとに管理するのでなく、社内のインフラ部隊に任せます

開発しながらシステムを修正していく

Web業界では開発してリリースしたら、運用も同じチームが行い、改修すべき点があれば都度直していきます。

IT業界(SIer)では設計、開発、運用が別の会社になることもありますが、Webでは1つのチームが一貫して行います。

こうして、設計から運用まで一気通貫で行い、都度アップデートしていく手法を「アジャイル」と呼び、これによりスピード感ある開発ができます。

ウォーターフォールとの違いやデメリット

対して、SIerの開発手法はウォーターフォールと呼ばれ、以下のように事前に仕様をきっちり決めてから開発を始めます。

ウォーターフォールの場合、プロダクトはプロジェクト立ち上げ当初作成した要求仕様を忠実に実装し、その仕様を全て満たした時点で開発完了となります

>>ウォーターフォール型開発とアジャイル型開発

アジャイル共に一長一短あり、以下のように性質が異なります。

ウォーターフォールアジャイル
メリットきっちり設計してから開発するため、バグが起きにくい開発スピードが早く、途中で柔軟に修正していける
デメリット想定外のバグが起きた際に修正が難しい走りながら開発していき、設計にあまり時間をかけないためバグが発生しやすい

こういった大きな違いも覚えておきましょう。

>>IT、Web業界のおすすめ企業を知る方法

>IT・Web業界への転職に成功した人の事例を知る

Web業界にある職種一覧

なお、Web業界にはプログラマー以外にデザイナー、ディレクター、マーケッターなどいろんな職種があるので気になる人は以下の記事を読んでください。

>>【体験談】未経験でWeb業界へ転職したい人に必須知識やネット系ベンチャー企業の実態や評判・口コミをまとめとく

※未経験からプログラマー、マーケッターになる方法は以下の記事に書いてます。

>>未経験からの転職成功率98%!転職できない場合は「受講料を全額返金」のスクールが人気

マーケッタープログラマー給料のいい職種であることもわかります。

dmmマーケ年収

それぞれで求められるスキルは何か?

IT業界の職種ごとに求められるスキルを以下の通り。

営業:システムを作りたい企業のニーズを理解し、それに沿ったシステムの提案をする

SE(設計する人):クライアントの求めるシステムを正しく・適切に設計する力(不具合のないように)

・プログラマー:プログラミング言語の習得(Java、COBOL、SQL)、Linuxのコマンド、ハードワークに耐えるストレス耐性

これらで必要な部分を補足します。

営業にはコミュニケーション能力が必要

SIerの営業ではゴリゴリ売り込むというより、システムを作りたい企業の話を聞いて、最適な提案をする力が必要です。

そして、SEはクライアントの求めるシステムを作るための設計書を作ります。

その際、不具合が出ないように丁寧に設計する力が必要です。

プログラマーは設計書通りにコードを書き、労働時間が長くなりがちなので、ストレス耐性なども必要になりますね。(SVNなどバージョン管理ツールなどの知識も必要)

【職種ごと】Web業界で求められるスキル

Web業界で必要なスキルは、この記事にまとめた通りです。

以下、簡単に書いておきます。

サーバーサイドエンジニア:プログラミング言語の習得が必須で簡単なものだとPHPがある(需要があるのはRuby)

フロントエンドエンジニア:JavaScript、ゲームならUnityなどで必要なC#、C++

>>未経験からRubyエンジニアになれたぼくの年収、Railsの学習コスト(独学)まとめ

SNSや広告運用のスキルも必要

Webマーケッターになるには以下の分析ツールやSNSの利用経験が必須です。

・グーグルアナリティクス・サーチコンソール、インスタグラム、Twitter、Facebook

あと、ヤフーやLINE、グノシーなどへの広告出稿もありますから、広告まわりの知識も必要です。

>Webマーケッターの給料などを知る
dmm3ヶ月で

デザイナーはIllustrator、Photoshopが必要

Webデザイナーの仕事は幅広く、以下の職種に大きく分けられます。

・コーダー(HTML、CSSなどを使ってWebページを作成。フォトショップを使うこともある)

・素材を作るデザイナー(フォトショップ、イラストレーターなどを使いバナーなどを作成)

・UI・UXエンジニア(使いやすい画面を設計し、使い心地を追求する)

このように、いろいろありますが、一般的なWebデザイナーは「コーダー」としてHTMLをいじる仕事になりますね。

Webデザイナーに必須のスキル

そして、コーダーになるにはHTMLやCSSへの理解が必須で、これらを学べるスクールもあります。

>在宅OKなのでママからも人気です

Web業界で未経験から働きたいなら、まずはスクールの中身も把握しておくといいです。(無料相談あり!)

>無料!スクールでやれることを知る

ディレクターは対人交渉スキルが必要

ディレクターはいろんな人と関わるので、コミュニケーション能力が必要で、特に人を動かす力が大事になります。

エンジニアとして指示される側(仕事をお願いされる側)から思ってましたが、人によって「がんばろう」と思える指示を出す人とそうでない人がいました。

なので、相手をやる気にさせる力も必要ですし、対人関係でストレスを感じにくい素養も必須です。

また、データ分析もするので数字を扱うことに抵抗のないことも必要です。

IT業界(Web業界)に向いてる人の特徴

次にそれぞれの業界をおすすめできる人について書きます。(結論、表の通りです)

IT業界Web業界
向いてる人・大手やそのグループ会社という安定した環境で働きたい人

・ベンチャーのようなイケイケ感が苦手な人

・将来のキャリアが見えやすいことに安心する人

・バリバリ働いて独立できるくらいの力をつけたい人

・スキルアップしていつでも転職できるようになりたい人

・自分でキャリアを切り開いていける人

・直接、消費者にサービスを届けたい人(toBでも多くの人に利用される製品を作りたい人)

というわけで、それぞれ解説します。

IT業界(SIer)は安定志向におすすめ

SIerだとNTTデータやその子会社で働けて、安定してます。

Web業界であれば、できたばかりの会社に入って倒産するリスクもありますが、ITならそういった心配なく働けます。

また、Webベンチャーだと20代や30代前半の若手が多く、ワイワイした雰囲気があります。

一方、IT業界は年齢層も高く落ち着いており、そういった雰囲気になじめない人にもおすすめです。

※すでにキャリアパスがあるので、「先輩のように歩めばいいんだ」と考えられるのもIT業界のメリットですね

Web業界は向上心の高い人におすすめ

Web業界は独立を考えてる人などにおすすめです。(独立するのに必要な力がつくので)

実際、ぼくもWeb系企業から独立しましたし、同僚も技術者として独立してました。

また、スキルを高めれば年収アップを狙った転職もでき、やる気と行動力があれば高待遇な環境で働けます。

他だと、自分が作ったサービスを使ってもらえる嬉しさもWeb企業では味わえるので、こういったやりがいも感じたいならWeb業界をどうぞ。

>>IT、Web業界のおすすめ企業を知る方法

>IT・Web業界への転職に成功した人の事例を知る

やめとけ?Web業界に入って後悔する人

逆に、キャリア形成に後ろ向きな人はWeb業界に向いてないです。

ベンチャーだと、定期的に上司(グループ長)と面談して「これから何をやりたいか」質問されます。

その度に今よりも上の目標を設定させられ、期ごとに達成できたか確認していきます。

これは向上心のある人にとってありがたいですが、ない人からしたら苦痛でしかありません。(ぼくがそうでした)

30歳を期にこれからの道を決める必要がある

また、エンジニアであれば、30歳になったくらいのタイミングでマネジメント側とコードを書く側どちらにいくか選択する必要があります。

ぼくの知人は「プログラミングスキルの向上が見られないから」という理由でマネジメント側に回されてました。

ベンチャーではこういった厳しさもあるので、ある程度の覚悟を持って入社しないと後悔するはずです。

SIerからWeb、WebからSIerへの転職で年収はどうなる?

他だと、どっちが年収高いの?という話ですが、これは状況によります。

ぼくの上司はSIer(二次請け)からWebの上場企業に来て年収が上がってましたが、その逆の人もいます。

また、webからSIerに転職して年収アップする場合もあるので、一概に「こうなる」とは言えません。

ただ、事前に平均年収を調べておけば、転職の前後でどうなるかは予想できるので、この記事で調べておきましょう。

おすすめの企業はどこか?

年収などの待遇を重視するなら、大手や上場企業に行くのがいいです。(福利厚生などもしっかりしてるので)

IT業界であれば、NTTデータ、NEC、東芝、日立、野村、富士通あたりが選択肢として入ってきます。

Web業界であれば、メルカリ、サイバーエージェント、LINE、GREE、DeNA、リクルート、楽天といったメガベンチャーがいいですね。

※GMO、ヤフーはメガベンですが、上の企業と比べると給料安めです(Google、アマゾンはちと世界が違う)

というわけで、こういったことも把握しておきましょう。

>>IT、Web業界のおすすめ企業を知る方法

>IT・Web業界への転職に成功した人の事例を知る

おすすめの企業はどこか?

>>ベンチャー企業ランキングは参考にならないので、経験者として転職したらお得な会社まとめとくわ

>>web系プログラマーを辛い、辞めたいと思って1年で辞めた人間がその理由と当時の生活書いとくよ

>>きつい仕事ランキングまとめ!会社を辞めたいと思ったら参考にしてみよう

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