夢は見つけるものではない、見つかるもの。

こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。

11月21日に参加したイベント『海老原嗣生×中川淳一郎×常見陽平「夢という魔物について語るときに、僕たちの語ること」』の第二弾を書いておきます。

夢を叶えようと過度に自己分析したり、悩んだりしている人は参考にしてみてください。

過去の自分を分析しても何も出てこない

登壇されたみなさんはそれぞれ大学生の頃の夢を叶えられているようで、なぜ自分たちがそうなれたのかを分析されていました。

そこで話題になったのが、「過去の自分に囚われすぎてはいけない、自己分析しすぎてはいけない」ということ。

前回のイベントレポートでも触れたように、夢を叶えるためには「偶然」が大事です。たくさん体験してみて初めて自分の適性がわかり、やりたいことができるようになっていくのです

そんな状況ですから、過去の自分の行動からやりたいことのタネを見つけることは難しいわけですよ

それよりは、これからバンバン挑戦しまくった方がいいわけです。

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夢は変わるもの

そして、過去でなく未来の行動からやりたいことを見つけようとするためには「夢は変わるもの」と認識することが大事なんだそうです。

この言葉には、非常に納得しました。僕自身、昔からどんどん夢が変わっているんですよね。

高校時代は公務員になって地域活性化に関わる仕事をしたいと思っていましたし、大学時代は企画の仕事をしたいと思っていました。

今はIT小商い研究家になりたい

インターンを始めてからはプログラマーになりたかったし、就職してからはプロブロガーになりたいと思うようになっていました。

そして、今はブログ以外のIT小商いを極める「IT小商い研究家」になりたいと思っています。

このように、「夢、やりたいこと」って変わるんですよね。

1つの夢や、やりたいことにこだわる必要はないんです。

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夢の軌道修正を

こうした流れを受けて話題に出たのが、中川さんが著書「夢、死ね」で提唱した「夢を諦める期日を設定しよう」という考え方

例えば、芸人さんであれば「10年経って売れなければやめる」、物書きであれば「10年やって賞を取れなかったらやめて、出版系の仕事に就く」といった感じで

このように、やめる日を決めて次の夢を追い求める重要性を、海老原さんは「夢の軌道修正」と説明していました。

ぼくもこの考え方は非常に大切だと思っています。

何も考えずに生きるススメ

他に面白かったのが、何も考えずに生きていると道が見えてくるというお話。これは、ピエール瀧さんの事例をもとに語られました。

人気タレントのピエール瀧さんは生き残り戦略など何も考えず生きているそうです。以前、大槻ケンヂさんから「これから何やるの?」と言われて「特に何も考えてない」と答えたらしいんですよ。

これは、「こだわりを持たず、流されてみて求められたことをやる」とも言い換えることができます。

キャリアプランニングの罠に気をつけよう

このように、流れに身を任せ、その場その場でうまく対応していくことも生き抜いていく上では大切なんですね。

よく、「将来Aという状態になるために、20代ではこうしてたい、30代ではこう、40代では、、」と用意周到に準備させる考え方がありますが、それとは真逆なわけです。

実際、計画しすぎることには弊害があり、海老原さんは「キャリアプランニングの罠」と口にしていましたね。

向いてない夢は葬り去れ

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そうして「どんどん新しい道に踏み出していこう」と語られた時に出たのがマイケルジョーダン選手の話。

以下の名言が飛び出したんですよ。

「夢は、チャレンジしなければ、葬ることはできない。次の夢に行くためにはしっかり夢を消化する。生煮えのままだと厄介。それでダメなら次の夢に行ける」

さらに「夢の代謝サイクル」という概念も語られました。

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このように、期限を決めて新しいことに取り組み続けて夢の代謝をよくしていけば、いつか夢は見つかるわけです。

セミプロ市場に出ろ

また、質疑応答から飛び出した話題にも触れておきます。

これが出てきたのは、「やりたいことに挑戦する際、諦める基準として向き・不向きがあると思うが、それはどうやって見極めたらいい?」に対する答えの中において。

海老原さん
「まず評価されましょう。今はセミプロ市場が盛んなんだから、そこに出てください。そこで反応がいいなら続けてください。

逆に、それでダメならやめて次に行きましょう。ただし、やめる際に悲観する必要はありません。そこで頑張ったことは必ず糧になって次で活かせますから。」

ライターになりたいならWebで記事を書け

補足すると、セミプロ市場とはプロになってない人が評価される場所で、バンドマンにとってのライブハウス、芸人さんにとっての劇場にあたります。

一般的な仕事でいうと、ライターにとってのウェブメディアやブログ、動画配信者にとってのYouTubeといった感じ。

そこでまず挑戦してみてうまくいけば注力していけばいいし、ダメそうなら辞めてサラリーマンなどになればいいんですね。

電話に出れば優秀なライター

なお、市場に評価されるといっても高度なスキルは必要ないと言います。ライターなどの仕事は意外と基本的なところで評価されるんだとか。

中川さん
「文章能力はなくても大丈夫。

”文句言わない、仕事が早い、締め切りを守ること”の方が大切。意外と「あいつは電話出る」など低レベルなところで評価されるから」

なので、セミプロ市場に出ることにビビっていた方は安心して挑戦してみてください。

夢は見つけるものではない、見つかるものだ

そして、最後に海老原さんによって語られたのは以下の言葉。

「最後にこれを言わせてください。夢は消化するもの。叶えるものでも見つけるものでもありません。見つかるものなんです。

頑張り続けていれば、夢は自然と見つかります。頑張らない人は見つかりません。こういったシンプルな話なのです」

この言葉が示すように、偶然を大事にしてどんどん新しいことに挑戦することで、夢は勝手に見つかるんですよ。

これは夢迷子になっている人が心に刻んでおくべきことですね。

ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))

次回予告
「いつのまにかやりたい100のことの多くがかなっていました」

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