お金に関するベストセラー作家、橘玲さんの『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』を読みました。
お金の知識を持っておこうと思い、手を出してみたのですが、このブログのテーマ「働く」にしっくりくる箇所があったので、紹介します。
20〜30代の方で将来の仕事に不安がある人は読んでみてください。今後の働き方のヒントがもらえます。紹介する考え方を知っておけば、将来お金に困ることはないでしょう。
今後の内容を理解するために、まずは「人的資本」という概念を説明しておきます。
会社員は1億円の「人的資本」を持っている
経済学では、一人ひとりの労働価値を「人的資本」と考えるんだそうです。僕たちは、この人的資本を労働市場に投資して、給料を得ています。この価値は年収を長期金利で割引くことで計算できるんです。
これに65歳定年、生涯年収3億円という一般的なモデルを当てはめると、サラリーマンは1億円ほどの人的資本を持っていると想定できます。
そして、この資産を活かして人生設計していくには、20代での価値の積み上げが重要なんだとか。
スポンサーリンク
20代のうちは人的資本を増やす働き方がいい
これからが本題です。
豊かな人生を送るためには、人的資本と金融資産をバランスよく運用していく必要があります。そのために、人的資本をどう考えればいいか、著者のアドバイスを基に考えていきましょう。
大富豪はこの世の全ての富を独占し値得るように見えるが、ただ一つ持っていないものがあった。それが、人的資産である。
重要なことは、人的資本を減らさないことだ。会社がつまらないと言って無断欠勤や遅刻の常習でクビになれば、たちまち人的資本は毀損してしまう。専門知識や特殊技能を身につければ会社が倒産しても困ることはないし、転職によって新たなチャンスをつかむ機会もあるだろう。
20代のうちは株式投資などにうつつを抜かすより、人的資本の構築に全精力を傾けるのが最高の資産運用である。
ところが30代も半ばになると、サラリーマンとしての地位は安定するが、同時に先も見えてくる。がむしゃらに働くよりも、資産ポートフォリオの最適化に時間と労力を振り向けた方が人生の経済的パフォーマンスは向上するかもしれない。
20代で一生懸命働くことが貴重な財産になるんですね。ただし、人的資本には分散投資には適さないという欠点があります。日本の会社員として働いていると、日本の労働市場のみに投資されていることになります。
それを防ぎ、最適な分散投資のために、金融資産は海外市場に投資されるべきと著者は述べています。
参照;著者が考える最適な投資のバランス
この辺の金融資産の投資の話は難しいので、今回は省きますが、「20代のうちに人的資産を築く」、これって非常に重要だと思うんです。
スポンサーリンク
「なぜ働かなければならないのか」と思っている場合に意識したいのは、、
20代の人だと、日々働いている中で、「なぜこんなに働かなければならないんだろう」と疑問に思うことがあるでしょう。会社員時代の僕もそうでした。
周りのホワイト企業で働く友だちがアフター5を楽しむ中、遅くまで残業することに違和感を感じていました。しかし、今は一生懸命働いてよかったなと思っています。
実際、他社の1年目社員では経験し得ないような仕事ができましたし、1社目があったからこそ、働き方について真剣に考えることができました。
そのおかげで、今は理想的な生活が送れているし、前向きに人的資本を増やせています。これは幸せなことです。
いま築いている資本は10年後に肥やしに
僕の例からわかるように、しんどいと思いながら仕事をしているあなた、安心して下さい。その活動は人的資本を増やしています。そして、30代半ばになった頃に効いてくるんです。
だから、もう少しだけ続けてみませんか。今の努力が大きな資産になるのです。
ただし、無茶は禁物です。
人的資本を築くにはまともな環境を選ぼう
どうしようもないくらいヤバいのであれば、逃げた方がいいです。体を壊してしまっては元も子もないのですから。
なので、そうならないためにも、もっといい環境で人的資本増やしましょう。その環境探しでは、転職求人サイト「リクナビNEXT」が役に立ちます。
ここには、業界最大級の求人が載ってるし、自分の強みを知れる診断があるんですよ。
おすすめ>>【無料】仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった
18のタイプから自分の性格を診断してもらえます。
僕は、「独創性」「決断力」「挑戦心」「自己信頼」「親密性」の5つでした。これ、かなり当たってましたw
仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった https://t.co/1WrpPOGkow pic.twitter.com/oDCkYxcXNi
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年9月26日
相談によって前向きに努力できる環境を選べるように
あと、以下のような転職エージェントに相談するのもアリですね。
>>【転職】typeエージェントの評判が本当かを中の人に聞いてみた
相談することによって、自分の理想とする職場のイメージを伝えることができます。
相談することで、その後の道が見えてくる
この際のイメージは本当にぼんやりとで大丈夫です。
話を聞いてくれるスタッフがイメージを明確にしてくれます。
僕も数社の転職エージェントと面談したのですが、ぼんやりした理想の職場像を明確にしてもらえました。
なので、まずはざっくりでいいので、相談してみましょう。
一番ダメなのは何も行動を起こさないこと
話していくうちに自分にあった職場と本当にやりたい仕事がわかってきます。
そこで、わかった環境で人的資本を築く努力をしていけばいいんです。
なので、まずは自分が前向きに努力できる環境を選んで仕事していきましょう。
それが将来的な資産になります。将来の仕事を不安に感じないためにも行動していきましょう。
相談までの流れも簡単
相談は以下のサイトから会員登録登録して、相談日程をスタッフと相談するだけでOKです。
サイト登録も数分で終わるので、気軽に相談してみてください。相談したからといって、転職する必要もないので。
首都圏の正社員転職に>>type転職エージェント
ではまた!
関連記事
>>地方から東京への転職・就職を考える人が知らないとヤバいこと
>>とりあえず惰性で3年働けば転職できると思ってた兄「俺、勘違いしてたわ」
>>働きながら転職活動をする方法!動くべき時期やかかる期間をまとめました