人がアーティストのファンになってしまう理由を考えてみました。ファンを増やしたいと思っている方には、ぜひとも知ってほしいことですので、ご確認を。もう、これが全てだと思ってます。
たまたま目にしたMVに衝撃を受けた
Facebookのタイムラインで目にした「赤い公園」というバンドのYouTube動画を見て、即ファンになってしまいました。その動画がこちらです。
これを見てからは、即iTunesで楽曲を購入してヘビロテで聴いています。今までとは比べ物にならないくらいのハマりようです。
しかし、動画1本を目にしただけで、なぜこれほどまでにハマってしまったのでしょうか。
この件について考えてみたら、『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』という本で目にした一節を思い出しました。
音楽というアウトプットは、もはや音楽だけでは成立しなくなっている。みんな動画で聴きますしね。歌詞がドーンと大きく映し出されたり、大抵ビジュアルが伴う」
──その環境が物語的な音楽を生み出す土壌にもなっているわけですね。
「だから、非常にハイブリッドなわけです。YouTube以降の時代に生まれる新しい音楽文化はこういうものだという、一つの明示になっているわけですよね
読んだ当時はぼんやりしていて、なんのこっちゃという感じだったのですが、今回の動画でピンときました。
本で語られている「ビジュアル」つまりアーティストのパフォーマンスを見て「楽しそう!」と強く思ったのです。そして、その感情が寄与して「赤い公園」にどハマりしたのでしょう。
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楽しそうに演奏しているGoose house
これまで「楽しそう!」と判断してファンになったアーティストはたくさんいて、その1組がGoose houseというアーティストです。
Goose hosueは男女数人で歌うカバー曲をYouTubeにアップしていて、音楽業界でも話題のアーティストになっています。現に、このブログで何度も取り上げています。
参照:Goose houseのおかげで好きなことで飯が食える時代だと実感できている
参照:好きな歌手の楽曲はどんどんシェアしよう!てことでGoose houseで好きな曲をシェアします
彼らの特徴と言えば、「楽しそうに歌っている」ということです。そんな楽しそうに歌う彼らの歌っている姿から、いつも元気をもらえます。
実際、「楽しさ」が多くの人に伝わっていて、YouTubeチャンネルには100万人以上が登録しています。
さらに、動画再生回数は800万回を超えるものもあって、多くの人に愛されていることがわかります。
こうして「Goose house」は楽しさが伝わる演奏によって、多くのファンを味方につけています。
他に例を挙げると、コアラモードやレミオロメンも楽しそうに演奏していたから、僕はファンになりました。
純粋な「楽しい!」という気持ちは相手にも伝わって、心を動かすのです。
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自分たちの「楽しい!」で人を動かした事例
自分たちが心から楽しむことで多くの人を動かした事例がありました。「男だけでディズニーランドに行ったらモテたお話」という記事がそれにあたります。
記事の概要は、大勢の男が仮装してディズニーに遊びにいったら、多くの人に写真をせがまれたモテまくったという話です。この記事の破壊力は凄まじく、多くの方にシェアされて話題になりました。
その時の写真(一部)がこちらです。
ディズニー楽しかった♡ミッキーのお兄さんたちと写真撮った♡ pic.twitter.com/25ejVpNecR
— シオリ (@imSNIIII) 2014, 5月 31
何回も言うけどこのひとたちほんとすごい!!! pic.twitter.com/fmiULw4Uyp
— ぴよーん (@yuipabo) 2014, 5月 31
昨日最後の最後にミッキー軍団の人ととってもらった!!ディズニーはみんなが1つになれるからめっちゃ好きだは! pic.twitter.com/pE36zl9KX3
— りょうち (@minofami_ryoti) 2014, 6月 1
記事には他にも衝撃的な写真がたくさん掲載されているので、確認してみてください。
こうした事例からも「本人たちが純粋に楽しんで、楽しさが伝わる」ことの大切さがわかりますよね。
ファンを増やすには「楽しさが伝わる」ことが大切
紹介してきたように、相手に楽しんでもらう・好きになってもらうには自分たちが楽しむ必要があります。
これは、モノづくりをする人間なら強く意識する必要があります。僕たちがファンを増やすには「純粋に楽しむこと」が重要です。ここで大事なのは「純粋に楽しんで、それが伝わる」ということです。決して「伝える」のではありません。
ファンを増やしたいからと言って、楽しんでいるように見せるという作為的な面があっては、決してファンになってもらえません。楽しんだ結果、いつの間にか伝わっていたという流れがあるべき姿なのです。
実際、僕も独立後はTwitterのフォロワー数の伸びが早まりました。これは僕自身が楽しんでいる賜物です。
ですので、クリエイターの皆さん、「赤い公園」や「Goose hosue」、「ディズニーのお兄さん」のように純粋に楽しんでモノづくりを行いましょう。そうすれば、自ずとファンは増えていきますので。
ではまた!