FX専業トレーダーで、ブログ「トレトラ!!」を運営するゆきひろさんと岡山でお話してきました。
彼の人生が壮絶すぎて非常に興味深かったので紹介します。
彼は、新卒で入った金融機関を3年で辞めた後、海外で1年バリスタを目指しました。しかし、自分には向いていないことに気づき、たまたま見つけた海外人材養成プログラムに参加することに。
そのプログラムでは、6ヶ月間インドでのインターンがあったそうで、現地の状況を目にして「日本はなんて恵まれているんだ」と感動したそうです。
その経験から独立を決意し、努力を続けFXトレーダーとして飯を食えるようになったと言います。それくらい衝撃的だったインドの環境。
どんなものかをこれから説明していきます。
失敗したら終わりのインドで学んだこと
ゆきひろさんがインドで驚いたのは、失敗が許されない恐ろしい環境。
インドは一度起業で失敗してしまったらゲームオーバーなんだそうです。やり直すための術がないとのこと。それは、日本のような保険が用意されていないから。
日本であれば、起業に失敗してもやり直せる制度が用意されています。例えば、雇用保険の失業手当を受けられたり、起業に失敗した実績を受け入れてくれる企業があったり、借金に困ったときに最悪の選択肢として自己破産できたり。
失敗しても大丈夫な制度が準備されているので、日本だとインドよりも安心してやりたいことに挑戦できるんです。
こうした背景があって、ゆきひろさんは以前から好きだったFXでの独立を決意できたそうです。
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インドの職業選択の不自由さがエグかった
さらに、インドにおける仕事選びの不自由さを知ったことも独立のきっかけになったと言います。
インドでは、カースト制度によって生まれながらにして選べる仕事が限られてしまいます。下のカーストの人たちは政治家などの仕事に就けないんですね。これは日本では考えられないことです。
だから、カーストに左右されない新興産業の仕事に就いて、成り上がれるよう死に物狂いで努力するんだそうです。その新興産業の例がIT。
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日本の恵まれた環境でやりたいことをやらない手はない
一般的に、インド人はITのスキルが高いと言われます。これは、そうした努力の賜物でしょう。仕事を選べないからこそ、仕事選びの不自由さに対する反骨心がスキルをつけさせるのです。
ゆきひろさんは、そうしたインド人の恵まれない環境を見て、日本にはこんな恵まれた環境があるのだから、使わない手はないということで独立に踏み切ることができたんですね。
実際、独立して好きなFXを仕事にできて幸せと語っていました。こうした話からわかるように、せっかく日本にいるのなら、やりたいことがある人はどんどん挑戦した方がいいんです。
独立すればスキルが付くし、良いことが多いよ
僕自身もブロガーとして独立しましたが、この決断は正解だと確信しています。インドの環境は知りませんでしたが、日本はやりたいことをやるなら素晴らしい環境です。
参照:ITフリーランスとして独立する際に知っておいて安心したセーフティネット3つを紹介
怖さはありますが、独立することで確実にスキルはつきます。どうしてもダメになったら、そのスキルを活用して転職してしまえばいいんです。
正直、やりたいことに挑戦する際のリスクって思っている以上に少ないです。
見切り発車で会社を辞めた人も楽しそうに暮らしてるよ
しかも、独立しちゃうと「まあ、なんとかなるだろ」といい意味での諦め力が身につきます。
参照:為末さんの著書『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』の書評
こうした事実があるのですから、これまで挑戦をためらっていた人はもっと前向きに考えてみてください。見切り発車的に挑戦しちゃった人たちを見てますが、彼らは楽しそうに暮らしています。
イケダハヤトさんに独立を促された人たちもそんな感じだったので、大丈夫です。ということで、モヤモヤしていた人はここまでの話を参考にしてみてください。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
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