こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
人々が確実な情報を得るための方法がどんどん変わってきているなと思ったので、書いてみます。
メディア運営者、特にSEOに頼ってきたアフィリエイターさんは参考になるはずです。
Google、SNSより信頼できるもの
考えるきっかけになったのは、藤沢さんのこちらのツイート。
Googleのサーチエンジンはコピペキュレーションサイトで、ほぼ死んでいるし、SNSの検索も、もう大量のボットで汚染されている。その結果、どうなったかというと、もともと知名度のあるアカウントがさらにひとり勝ちするようになった。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2016年9月20日
最近は専門知識を持っていない個人でも、大手キュレーションメディアのような場所を利用すれば、簡単に情報発信できてしまいます。
そういった場所でアクセスを集めることに快感を感じた人間が、信頼できるかもわからない情報を切り張りして記事を書くなんてことも頻繁に起こるようになってきました。
以下の記事で指摘されていることも、まさにそれですね。
この夏1番の怖い話>「welqの記事『多発性骨髄腫ってがん?治療法を解説』の執筆者はjonasanという人物。アイコンの画像・自己紹介はない」
医療情報に関わるメディアは「覚悟」を – 問われる検索結果の信頼性(朽木誠一郎) https://t.co/Wm8jNat9xD
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年9月14日
現在、検索エンジンで上位表示されるために必要なのが「信頼性」ではなく「情報量(記事の長さ)」なので、指摘されている適当なメディアの記事でも検索エンジンで上位に来てしまうのです。
こうした傾向は、医療系メディアに限った話ではありません。他のジャンルでも、信頼できるかわからない情報でも大手メディアのドメインパワーを借りて、検索上位に来てしまっているのです。
こうした「信頼できる情報が検索エンジンに集まらなくなっている」という背景を受けて大事だと思ったのが、藤沢さんの発言ですよ。
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信頼できる個人に直接聞いた方が手っ取り早い
これからは、コピペ、嘘が多い検索エンジンではなく、信頼できる専門家に直接聞いてしまうという流れが出てくるはずなんです。間違いなく。
LINE@とかがリプレイスしそうですよね。検索で最適な情報を探すより、ユーザーが信頼できる人に直接質問する感じで。ぶっちゃけ、検索って疲れますもん。だから、これからは「サイト」に加えて「運営者」の信用度も非常に重要になっていく。 https://t.co/KBAHIkab9N
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年3月23日
知人から「格安SIMのこと教えて」とか、「WiMAXっていいの?」と聞かれることが増えて、LINEで過去記事を使いながら、教えてるんだけど、これが検索エンジンのその先なんだと思った。
調べるのがめんどくさいから、詳しそうな人に聞くっていう。SEOに加えて個人の信頼も大事になる。— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年4月7日
こうした流れは無料の世界でなく、有料の世界でも起こっていくでしょう。特に、人生に関わる「お金」「恋愛」「仕事」などの分野においては。
そんなわけで、税理士の方と一緒に「ブログメディア運営の税務Q&A」というオンラインサロン&書籍を作ろうかなぁ、と思っています。サロンは1ヶ月限定、参加費4,000円くらいかな。税務のプロに質問できる貴重な場です。乞うご期待。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年10月1日
なるほど、サロンて信頼できる人から確実な情報を得られるという意味では検索エンジンの替わりになるのね。基礎的な情報はググってその先はサロンでって流れも来るのかも。これだけコピペキュレーションメディアが溢れて、誰が書いたかもわからない情報を信頼するよりはそっちの方がいいもんな〜>RT
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年10月1日
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課題解決のためのキーワードを連想できない人もいる
あと、検索エンジンって頭がいい人のための課題解決ツールなんですよ。
実は、「自分の悩みが何で、どんなキーワードで検索すれば答えが返ってくるか?」を理解してない人って多いと思うんですよね。
nanapiの検索ワードで「寂しい」「彼氏ほしい」とか、検索してもしょうがないクエリが来るらしい。こうした「課題を言語化できない人」にアプローチしていくのは今後の課題。
そもそも検索ワードなんて要らない?――nanapi・古川健介 https://t.co/U1ZytHXgEE
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年4月6日
なので、これからは言語化できない課題解決のためのキーワードを提示して、その対処法を教えられる人が強いんですよ。
三菱東京UFJのLINEチャットすごい。キーワードを送ると、botがそのニーズを捉えて対処法の候補を返してくれる。こういうのが、「調べたいことがあるけど、うまく言語化できない(検索ワードが思いつかない)現象」を解決するんだろうな。 pic.twitter.com/djeOzCI5D8
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年4月26日
このように、人々が課題を解決するためのツールは変わってきます。
これまでは、そのための手段が「ググる(Googleで検索する)」でしたが、これからは、「LINE@、サロンなどで専門家(詳しいあいつ)に聞く」になっていきます。
なので、これからの時代はSEOに加えて、個人としての信頼を高めていかなければならないのです。
実名顔出しで専門情報を発信するの大事だよね
そういったこともあって、最近は意識的にこういった記事も書いています。
参照:プロブロガーが人気ブログを作るためのコツと書き方まとめとくよ
参照:【保存版】ブログでアフィリエイト収入を得るのは可能なのか?始め方から稼ぎ方までまとめてみます
このトレンドはぜひ押さえておきたいですね。
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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