こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
LINE田端さんのツイートと教育系の仕事をしている知人の話から考えたことを書いてみます。
これからは、手にある素材で何を作るか考え、それに価値を持たせられる人が強いですよね、というお話です。
教えられたことだけをアウトプットすることに価値はなくなる
考えるキッカケになったのが、こちらのツイート。
「真面目に働く」の定義が、20世紀では、「遅刻せずに出勤し、言われたことを言われた通りにやる」ということだったかもしれないが、21世紀においては「今後、需要が増えそう、かつ供給が少ないままなものを、自分の頭で考えて見つけ、それを最小コストで提供すること」を指すように変わったのだ。
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年9月10日
こちら、「なぜ図書館司書の給料は低いのか?」という話を受けてのツイートでした。
「どうして、ただただまじめに勤労する女性が苦しむのか」って、「ただマジメに勤労」してるだけだからだよ。司書やるなら、自分の企画で図書館に客が集まるランクにならなきゃねぇ。>月収13万円、37歳女性を苦しめる「官製貧困」 |https://t.co/HxaIfRVxeO
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年9月8日
ホント真面目に仕事をしてればいいんでしょ?って感覚の人、多いですよね。
残酷に思えるかもしれないけど、そうなんだよなあ。給料はもらうものという前提とか、時給で働く感覚でいる限り状況は変わらない。まじめに「作業する」でなく、「利益を生む、稼ぐ」って発想がないと。 https://t.co/M3Chf6x4ff
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年9月8日
それは、以下の記事でも伝えたかったこと。
参照:「仕事なんてつまらなくてもいいの。定時で帰れて土日に憂さ晴らしできればいいんだから」と言った新人事務員
ただ言われた作業をしてるだけじゃ通用しないようになってるんですよね。そして、教育の世界でもこうした流れを理解して、子供に身につけさせる力を変えているようなんです。
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知識をつける力から対応力を身につけさせる
冒頭の知人に聞いたのが、「教育の世界では、詰め込み教育から創造性を重視する方針に変わってきている」ということ。
これまでは知識をひたすら詰め込み、どれだけ覚えられたかをテストで評価していました。ただ先生に言われたことを必死にメモしてそれを覚えれば良かったわけです。
言ってみれば、クイズ大会だったんですよね。
でも、これからはそうでなく、創造していく力が評価されるようになるんです。
具体的には、自分が何を勉強するべきかを決めて課題に取り組んでいったり、何かを作る際、自分にはない力を持った人を探して巻き込んでいったりと。
教育の世界では、こうした力を養成していこうという空気になっているそうです。自分の頭で考えさせる、という感じで。
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テストでカンニングOKの時代になる
こうなっていけば、テストの形式も変わっていくでしょう。
以前、大学入試でヤフー知恵袋を使ってカンニングした方が非難されていましたが、そういった行為も容認されるはずなんです。
例えば、「覚えてきた知識を今からアウトプットしてください」ではなく、「あなたが売れると思うお菓子を考えてアウトプットしてください。その際は、売れると思う理由、その根拠(過去の実績、データ)、どんな会社を取引先にするかなども書いてください。なお、データなどはスマホを使って調べても構いません」のように。
こうすれば、ここまで書いてきた「創造性」を見ることができますよね。
自分の頭で考えた価値あるアウトプットを
このように仕事の世界でも、「教えてもらった知識をアウトプットするだけ」ではなく、「自分の頭で考えて価値あるアウトプットをする」人が評価されていくんですよ。
なので、言われたことをこなしていただけの人は、紹介した力を身につけられるような仕事をした方がいいですよ。
参照:やりたくない仕事はもうやめよう!「石の上にも3年で仕事しろ!」のウソに惑わされるな
参照:やりがいのある仕事に必要なのは「やりたいこと」「やれること」「人の役に立つこと」
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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「教育界における猪子さんの存在感のすごさよ」