はあちゅうさんと、霜田明寛さんの著書「大学時代にやっておくべき10のこと」が面白かったので、紹介します。刺激を受けて、若き老害として学生にアドバイスしたくなっちゃいましたw
ということで、僕が「学生時代にやってよかったこと」と「やっておけばよかった、、」と後悔していることを書いておきます。
学生だけでなく、社会人が読んでも参考になる箇所がたくさんあるので、読んでみてください。
大学の外に出ることをやっておくべきだった
強く後悔しているのは、「大学の外に出て、つながりをつくるべきだった」ということ。
僕は、千葉大学に通ってたのですが、地方国立大ってめちゃくちゃ閉鎖的なんですよね。インカレとかも少ないので、外部と関わる機会がほぼないです。
さらに、大学のみんなが安定志向だから、公務員とか千葉銀行、京葉銀行、大手企業がメジャーな道になるわけです。
それもいい選択肢なんですけど、それ以外の道を目指す人には居心地が悪くなってしまうんですよね。周りに仲間がいなくて不安になるし。
「ベンチャー最高です!」に衝撃を受けた
そうやって悩んでて、就活のタイミングで東京に行った時、衝撃を受けたんですよ。いろんな選択肢があることに。
東京の学生は、公務員、銀行、大手以外の道を目指す人が多く「ネットベンチャーだけを志望してます」なんて人もいました。
また、学生の間でブラックと言われるコンサル業界を志望してる人もいて、「正気か?」なんてことを思ったのを覚えています。
働くことにポジティブな人が多かったんですね。
学生起業とか聞いて、びっくりぽん
中には、「起業します!」という人もいて、その多様性に勇気付けられたんですね。
で、彼らがなぜ、多様な選択ができるか調べてみました。すると、学生時代から他大の学生と交流していたことが原因とわかったんです。
彼らは、インカレサークルや学生団体やらで他大と交流を持ち、そこで、攻めてる人たちと出会うわけですよ。例えば、世界一周しました、とか学生起業しました、とか。
そういう人に出会ってたら、そりゃ「起業したい」とか「ベンチャーで成長したい」と思うようになりますよね。人間は、周りの環境に影響されますから。
だから、閉鎖的な地方国立大ではマイノリティーと思われる道も選ぶことができていたんです。
「理系なのに就職でいいの?とか悩む必要なかった
このように、外に出ることで、自分と似た境遇の人を探すことができるんですね。これ、周りに仲間がいない人にとっては、すごくありがたい環境なんですよ。
なので、僕も早いうちから外に出ておけば、「理系なのに院に行かず就職で大丈夫だろか?」「理系なのにメーカーを目指さないのってどうなの?」なんてことで悩まなかったはず。
これは、本当に後悔してますね。
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ずっとネットとテレビを見ててよかった
意外かもしれませんが、やってよかったのは「テレビとネットによる時間の浪費」。
こちらの記事でも書いたように、僕は大学3年生から、ずっとテレビかネットを見ていました。この期間に、友達と遊んだ記憶があまりないです。それくらい、ひきこもってました。
だから、この当時のお笑い番組、深夜番組は誰よりも詳しい自信があります。「あらびき団」とか、テレビ朝日の0:15からのバラエティ天国の時代とか。
コンテンツ作りのヒントは引きこもり生活で学んだ
さらに、YouTubeも見まくっていたので、過去のアーカイブをひたすらあさっていました。
これ、人によっては無駄なこと、黒歴史に思えますが、意外といまの仕事に役立ってるんですよね。コンテンツ作りのヒントってテレビにたくさん転がってるんですよ。
テレビは、優秀な人たちが作りますから、その構成や考え方はネットコンテンツ作りに活かせます。さらに、会話の引き出しも増えます。
会話、面接でも引きこもり生活が活きた
トーク番組を見まくったことで、言い返し方を学べました。これは、大学院生として臨んだ2回目の就活でも生きましたね。初対面の人と会う時、面接にて。
なので、いま引きこもってばっかで「なんもしてない、やばい!」と感じてる人は、逆に引きこもりを極めてどんどんインプットするのもありです。
もちろん、アウトプット前提でやる必要はありますが。将来的に役立つので、試してみてほしいですね。根暗の人が仕事できるっていうのはそういうことなんだと思います。
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学生でも会社員でもないけど、ためになることが書いてあった
以上が、僕が考える「大学時代にやっておくべきだったこと、やってよかったこと」です。
「大学時代にやっておくべき10のこと」には、はあちゅうさんと霜田さんなりの学生へのアドバイスが書いてあります。以下、参考になった部分を引用してみます。
ブログ始めるなんて、すごいちっさいことじゃないですか?
10分くらいあればできることだと思うんですけど、そのブログを始めたおかげで、はじめて書籍を出して、今も10年間ブログを書き続けていて、ブログで本出した女子大生ってことでメディアによる取材が来て、そっから仕事が舞い込んでっていって。
今もそのお釣りで暮らしているんですよね
映画は人生を変えると思う。映画や小説って自分じゃ絶対体験できないものを疑似体験させてくれるんだよね。そこが、すごいコストパフォーマンス良いなって思ってます。
だって、総制作費何十億円みたいなものがさ、自分のために2時間とかで千数百円で見れるんだよ。凄いよね。
大学時代はとにかく、いろんな人に、いろんな場所で会いまくったりしてたね。
「人は人と出会うことによって変わる」っていうのが座右の銘なんですけど、映画もそうだけど、経験値を増やすっていうことを大学時代にやりまくっていたのは、ホントによかったです。
霜:そうですよね、その無作為な行動って時間のある学生時代のほうがしやすいと思うんですよね。
職種にもよりますけど、ある業界で仕事してたら、その業界の人だったり、一定の人としか、会う場を与えられないということはありますもんね。
ぜひ、読んでみてください。今だと、0円です。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
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「テレビ論、お笑い論は結構持ってる」