みなさんは食事の際、食べる順番を気にしているでしょうか。おそらく、何も考えずに食事をしている人がほとんどだと思います。
ですが、「食べる順番」は大事でこれを変えるだけで、同じものを食べても太りにくくなるんですよ。これは食べ順ダイエットと呼ばれています。
実際、僕もこのダイエットを3年くらい続けてますが、おかげで痩せ身の体型を維持できています。(179cm、63キロ)
ということで今回は、素晴らしい効果のある「食べ順ダイエット」を紹介したいと思います。
食べ順ダイエットとは?
食べ順ダイエットとは、食べる順番をあるルール通りに変えるだけで、痩せるダイエットのことです。そのルールとは以下の通り。
①食物繊維の多い野菜や海草類
↓
②肉、魚などのタンパク質
↓
③最後に、米、パン、麺などの炭水化物
食物繊維を先に食べるといいのは、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるから。それにより、脂肪の吸収を抑えられるんです。
野菜から食べることで食べ過ぎも防げる
あと、食物繊維は満腹感を与えてくれるため、食べすぎを防げるんですよ。これは多めの野菜もそうですね。
やってみるとわかりますが、野菜って水分が多いので意外とお腹いっぱいになるんですよ。なので、その後に食べる量が減ります。
これを利用して僕は夜ご飯は野菜から食べて、余計なカロリーは摂取しないようにしています。
焼肉の前にキムチを食べる
これは外食でも使えるテクニックで、まずはサラダを頼む、焼肉ではキムチやナムルの盛り合わせを頼むなどして対応できます。
他だとこんな感じで対応できます。
※ヨーグルトや果物は最後に食べるのが無難です。(糖質を含んだものなので)
あと、野菜ってちゃんと噛まないと食べられないので、よく噛むようになり、内臓脂肪も燃えやすくなるんだとか。
このように、先に野菜を食べることには大きなメリットがあるんですよ。
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カロリー計算不要だけども、、、
こうした内容がテレビで放送されて「カロリー計算不要。いつも通りの食事で食べる順番だけを変えるだけでいいので楽だ!」と人気になりました。
ですが、僕はテレビで放送された内容だけで痩せるのは難しいと思っています。なぜなら、ダイエットの基本は摂取カロリーを変えることだからです。
なので、僕は食べる順番を摂取カロリーを減らしてやるのが正しい食べ順ダイエットだと思っています。実際、僕がやせているのはそれを守っているからです。
そもそも現代人は食べ過ぎ
これ知られていませんが、現代人は食べ過ぎなんですよ。
人によって違いますが、平均的な1日の摂取カロリーは2000kcalと言われています。でも、これって多いんですよね。
よく動くスポーツ選手であれば、それくらい(もしくはそれ以上)必要なんですが、たいした運動をしない僕たちはそんなに食べる必要がないのです。
人間が1日でパフォーマンスを出せるのは1600kcal
僕はそれを知らず、昔は2500kcalくらい食べていた時があったんですが、それで太ってしまったんですよ。
そして、ダイエットを始めたんですが、その時に聞いたのが「人間がパフォーマンスを発揮するためにベストな摂取カロリーは1600kcal」という言葉。
これは、当時DHCでダイエットをしていた山里亮太さんが言っていたこと。
そして、これを試してみたんですよ。
どか食いしても気にしない
始めた当初は、カロリーを900ほど(1食分)減らさなければならず辛かったです。なので、耐えられなくてどか食いする日が1週間に1度くらいありました。
こんなの続けられるかなと不安にも思っていました。
ちなみに、ダイエットでどか食いしても気にるする必要はありません。次の日に調整すれば良いんですよ。
例えば、前日3000kcal食べてしまったら次のには朝ごはんを抜いて1日1000kcalで過ごすといった感じで。
あと、食べ過ぎたら18時間は食べ物を摂取しないと太りにくくなると聞いたのでこれも実践してました。(空腹な状態はダイエットに効くそうです)
ダイエットはマラソンみたいなもの
どか食いの話で言うと、ダイエットはマラソンのように長期で考えて取り組むべきものです。
なので、一時期の減量や増量は気にする必要はありません。食べ過ぎたら翌日などのリカバリーすればいいんですよ。
よく、ダイエットの途中でどか食いして罪悪感でダイエットをやめたくなる時が来ますが、その時も気にせずすぐに切り替えてまたリスタートすればいいのです。
この考え方でいくと、短期的なダイエットは意味がないということになりますね。実際、ぼくはそれで失敗しています。
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短期で10キロやせて16キロ太った
学生時代、夏にバイトをしまくって節約のためにご飯も食べない生活をしたら3ヶ月で10キロやせたんですよ。
特に運動をしていたわけじゃなかったんですが、1日の摂取カロリーが800kcalくらいだったのでどんどん体重が落ちていきました。
当時は56キロくらいだったので病的に痩せてましたね。
しかし、こうした無茶なダイエットは長く続きませんでした。見事にリバウンドしたんですよ。4ヶ月で16キロも太ってしまいました。
人間の飢餓感をナメてはいけない
これは無理やり食欲を抑えていたことによるリバウンドでしたね。無理な食生活のせいで食欲が爆発してしまったんですよね。
そのせいで、ダイエットをやめた途端、夜中でもアイスや甘いもの、高カロリーな食事を食べるようになってしまいました。
あとで聞いた話ですが、こうなってしまうのは人間の飢餓感にも関係があるそうです。
人間は、生存本能として飢餓状態の時、生き延びるために脂肪を蓄えるようになるんだそうです。そうした状態で、一気にカロリーを摂取するとどんどん太ってしまうんですね。
僕は無理なダイエットとリバウンドによってこうした状態になったわけです。
このように、無理な食事制限ダイエットは意味がないと気づいたので、僕は適度に食べるゆるゆるダイエットが一番良いと気づいたんですよ。
最初は辛いけど慣れる
だから、それ以降は1日1600kcal生活を地道に続けることにしました。その時に食べ順ダイエットも同時に始めました。
当時は、テレビで放送される前でしたが、健康オタクの祖父が「野菜から食べると太らない」と教えてくれたので、それを実践することにしたのです。
これ始めた当初は辛いし、つい食べたくなってしまうんですが、野菜を先に食べると食欲がいくらか納まるんですよね。
さらに前述した通り、お腹いっぱいになるので食べ過ぎも防げます。野菜のおかげで地道にやっていくと慣れるようになるんですよ。
爆発の日は極力とらないようにする
あと、テレビだと「爆発の日」と言ってなんでも食べて良い日を定期的に作れと説明していましたが、これはあまりない方がいいですね。
それよりは、1日1600kcalの生活に慣れる努力をした方がいいです。
まあ、最初の方は辛いので作ってもいいかもしれませんが、適正カロリー生活に慣れたら「爆発」という報酬を設けずに淡々とその食生活を続けていきましょう。
※テレビでは、2週間に1度くらいの爆発ならダイエットにそれほど影響しないと説明されていました。
テレビで放送された実際の効果
なお、テレビでは以下のような効果が出ていました。
ビビる大木さん
体重は92.6kgから78.8kgに!( −13.8kg )
ウエストは、97.0cmから75.0cmに!( −22cm )
体脂肪率は24.9%から21.9%まで減りました!( −3.0% )
レッド吉田さん
・体重86.4kg → 76.3kg ( −10.1kg )
・ウエスト95.0cm→79.0cm ( −16.0cm )
鳩山太郎さん
・体重104.4kg → 86.5kg ( −17.9kg )
・ウエスト117.5cm → 102cm ( −15.5cm )
・体脂肪率37.1% → 31.1% ( −6.0% )
番組ADさん
・体重107.7kg → 92.6kg ( −15.1kg )
・ウエスト111.0cm → 101.0cm ( −10cm )
なお、この効果は運動も同時に行った上での結果です。(運動も同時に行うことで効率的に痩せましょう)
夜は炭水化物をとらない
食べ順ダイエットからは離れますが、カロリーを気にするようになってからは夜にご飯などの炭水化物をとらないようになりました。
そして、食べる量自体も減らして今は1日2.5食生活をしています。
こうして夜に食べないようにすると、朝の目覚めも良くなるし、朝ごはんを美味しく食べられるんですよ。
朝、昼は普通に食べる
こう書くと、ストイックにダイエットしてるのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことないです。
朝と昼は炭水化物などをがっつり食べてますし、甘いものが好きなのでお菓子もよく食べます。
気をつけているのは夜くらいなんですよ。なので、こうしたゆるい2.5食ダイエットを試してみてください。意思の弱い僕でも何年も続いているので、きっとできますよ。
なお、ダイエットする際はやはり運動は必要です。僕も毎日ランニングして今の体型をキープできてます。なので、こちらも忘れずに。
参照:4年で9000キロ以上走った僕がおすすめするランニンググッズ(ウェア、シューズ、アプリ、音楽)
習慣化すると意外と毎日できてしまうので。
参照:【怠け者へ】ランニングを始められない人や継続できない人に向けた5つのアドバイス
食べ順ダイエットと食事制限&運動が大切
このように食事に注目することで痩せられるようになります。なので、みなさんも試してみてください。
なお、一人だと意思が弱くて続くか不安という方は「Finc(フィンク)」というダイエットサポートプログラムを試してみてください。
これはダイエットの家庭教師のようなものです。
ダイエットをサポートしてもらう>>FiNC(フィンク)のサイト