【移住】田舎でカフェ開業は儲かる?経営は難しい?成功するには?を聞いてきた @屋久島

「田舎に移住してカフェを開きたい」という夢を持ってる人は多いですけど、いざ行動に移すとなると不安なことも多いはず。

例えば、「田舎でもお客さんは来るの?」とか「儲かるの?」のように

そんな疑問を解消できるように、屋久島に移住してカフェを開業した方の話を聞いてきました

これから田舎で仕事をしたい方は、参考にしてみてください。

なお、カフェの仕事などはリクナビNEXTに数多く掲載しており、適職のわかる便利な診断もあります。

無料でおすすめなので、まずは受診だけしておきましょう。

【まず現実を知ろう】カフェ経営は難しいよ

これまで複数人にカフェ経営についてきましたが、ぶっちゃけカフェなどの飲食は厳しいです。

(あとで詳しく書きます。とある人は「絶対にやらないほうがいい!」と断言してました

そもそも、「カフェをやりたい」と考えてる人自体、ビジネスについて考えたことがない人で「飲食業の儲かりにくさ」などを知りません

なので、その辺の知識がない人はまず以下の記事を読んで、「ビジネス」や「商売で大切なこと」「稼ぎ方」を学んでください

大事なことを知らずにカフェ経営を始めると、後悔することになりますので。

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【では本題へ】アクセスが良くなくても大丈夫

話を聞いたのは、「maruya cafe」のマスター。

開業して3年。お店の場所は空港から離れていて、バスか車がないと行けないので、アクセスは良くないです。

どうやってカフェ経営で生計を立てるか?

「るるぶ」とかで話題になっているわけでもなく、僕もたまたま足を運んだのでした。

しかし、そんな環境でも3年店を続けられるくらいの利益を出せているんですね。

観光地での飲食店は可能性がある

屋久島のような観光地では、観光客をターゲットにすることがお店継続のために重要みたいです。

さらに、長居できてコミュニティーとしても機能する居酒屋のような飲食店であれば、地元の人を集められて、もっと可能性が出てきます。

飲食店以外だと、自然ツアーのガイドを仕事にする人もいるそう。

ガイドさんの仕事に関しては、移住者の就業が多いんだとか。

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1年のうち4ヶ月を海外で過ごすツワモノもの

また、現地には変わった働き方もありました。

こっち(屋久島)には、繁忙期(5~10月)があります。

その期間でガッツリ働いて、繁忙期が終わったら、海外で数ヶ月暮らす人もいますよ。

繁忙期で休みなく働けばそれくらい稼げるみたいですね。

こんな感じで、自由に働ける仕事をやりたい人は以下の記事も読んでみてください。

>>【0円起業】副業でも一人で、資金なしで始められる仕事(商売)まとめ

開業前にバリバリ仕事してお金を貯めた

あと、カフェのマスターは開業する前、都会でバリバリ働き、開業資金を貯めたそうです。

なので、将来カフェ経営を考えてる方は、以下の記事を読んで「お金の貯まる方法」と「稼げる仕事」を知るといいですよ。

仕事より遊んでる時間の方が多い

では、屋久島カフェのマスターの話に戻ります。

現地では仕事だけでなくプライベートも充実しているようで。

オーナー曰く「仕事より遊んでる時間の方が多い。プライベートを満喫している」とのこと。

プライベートでは、山登り、海など外に行くことが多いです。

これらは用具をそろえてしまえば、無料でできるので、お金をかけずに楽しめます。

田舎ではお金がなくても楽しく暮らせる

屋久島には大きなショッピングモールもなくて、お金を使う場所が少ないので、低コストで生活できます

これは大きなメリットです。

コミュニティは?つながりは?

さらに、現地の方々との人間関係についても聞いてみました。

中には「コミュニティーが無くて寂しい」「現地での過干渉が嫌」という理由で戻ってしまう人もいますからね。

大きな問題はないです。

移住者でも馴染めるコミュニティがあるので、寂しい思いをすることはありませんでした

移住者同士のつながりもストレスない

イベントのタイミングで、年の近い人たちと知り合い、後日ホームパーティーを開くこともありますよ。

先日は、ハロウィンパーティーやワイン会も開催されました。その際は、移住者同士の方がつながりやすいですね。

現地の高齢者と接する際は、話が長くならないように


ただし、現地にずっと住んでいる方と交流する際は、大変なことがあるようです。

周りにはお年を召した方が多く、家に来て世間話をしていきます。その際に大変なのが、話が10分では終わらないこと。

1時間くらい話していく人もいるんです。内容は、世間話やら他人の噂

近所づきあいに疲れる人もいそう

しかも、独身男性が女性といただけで「彼女か?」と聞かれてしまいます。

なので、それが嫌な人は変人として振る舞い、「おかしな奴」と認識されることも有効な対策です。

限界集落などでは頼まれごとがめんどう

「良い人」で通ってしまうと、いろんな頼まれごとをされて、手に負えなくなってしまいますしね。

(話からわかるように、こういった人間関係が嫌な人は移住者の多い地域に行くといいですね。例えば、平内とか)

田舎で働く耐性があるかチェックを

こんな感じで、田舎で仕事するにはこういった人間関係への耐性も必要なんですね。

なので、自分にはそういった耐性があるか、診断でチェックしておきましょう。

>>【無料】仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった

人付き合いにストレスを感じるのに、田舎で飲食を始めてしまえば、失敗する可能性が高まりますからね。

人が少ない地域でも飲食店は成功する(ノウハウあり)

紹介してきたように、人が少ない地域でもターゲットさえ絞れば、飲食店を開いても食っていけるんですね。

広島県の尾道だと、漫画家のつるさんがゲストハウスをやってます。

未経験者による運営ですが、スタッフを抱えてうまく回っているようです。(スタッフは移住者が多い)

田舎で開業する際の心構え

他の地域だと、田舎でカフェをやりつつ、作家業などで生計を立てている方が高知にいました。

その方が、田舎で仕事をする上で大切なことを教えてくれたんですよ。


飲食店などで成功している移住者は東京で人気のパン屋さんを営んでいたなど、実績ある実力者です。

「ちょっと田舎のカフェ暮らし」は甘くない

最近は、豊かなライフスタイルといった切り口で地方に移り住む成功事例が語られていますが、甘いんですね。

地方に行ったら、現地の優しい人たちがなんとかしてくれるだろう、という認識では

移住しても痛い目を見て、想像通りの生活を送れなくなってしまうんです。

田舎暮らしは大変、きつい(後悔する人も)

自分が暮らせる分を稼ぐという最低限のことができれば、周りからも協力してもらえるそうです。

このように、田舎で起業するのは結構大変なんですね。

助成金、すでにあるスペースを間借りする方法も

あと、開業資金をネックに思う方も知るかもしれませんが、地域によってはそれがいらないところもあるのです。

これは、島根でカフェを開業した方の事例。

2014年は、NPO法人で活動しながら、カフェオープンの準備を進めました。

そこで、カフェの場所として出雲大東駅のスペースを使わせていただけることになったんです。

融資という選択肢も(金利も考慮)

オープンは、2015年の7月でした。

ありがたいことに、家賃はかからず、光熱費の負担のみです。人から助けてもらって開業できました

事前にニーズを聞いていた

オープン後は、問題なく運営できているようですね。(繁盛して、ちゃんと利益も出ているみたい)

事前に、お茶を飲める場所があればいいね、と地元の方からの声をを聞いていたので、それほど不安になることはありませんでした

実際、営業を始めてみたら喜ばれました。

特に宣伝もしなかったのですが、続けるにつれて少しづつ認知されるようになってきました

クラウドファンディング、ソーシャルレンディングもおすすめ

他だと、起業支援金、助成金が出る地域もあるので、そちらも調べてみてください。(ソーシャルレンディングも)

飲食店の営業してない時間を借りることも可能

北海道には、飲食店の営業してない時間(ランチとディナーの間)でスペースを借りて、水タバコカフェを始めた方もいましたね。

この方は、副業的に始めて、それが順調だったため、自分で店舗を持って独立したそうです。

ちなみに、スペース代(家賃)などは地元の方の優しさもあり、おまけ価格になっているとのこと。

田舎だとライバルが少ない

他だと、高知県のパン屋さん「REIHOKU FARMER´S CAFE」も成功しています。

こちらは、東京で有名店を営んでいた方が開業し、本山町(人口4千人)で評判になっています。

他にも、この地域にはラーメン屋さんがあって、長いこと続いているそうです。

このように、人が少ない地域でも飲食店を経営していける理由はライバルが少ないからですね。

「飲食店の数 / 人口」を考えるといい

本山町の場合、1つの飲食店に対して人口4000人です。

一方、渋谷区は人口が22.4万人。「人口」と「飲食店」の比率が本山町と同じ場合だと、店舗数は56

これ、絶対に渋谷に飲食店てもっとありますよね?

このように、地方は競争が激しくないので、飲食店でもちゃんと経営していけるのです。

地方でのカフェ失敗や後悔は意外とない

本山町でフリーランスへのインタビューで使った、以下のカフェも成り立ってますからね。

こういった可能性があることも理解しておきましょう。

田舎で閉店したゲストハウスや飲食店

ただし、僕が知ってるのは成功事例だけではありません。

失敗ではないですが、以下の記事で紹介したゲストハウス「しへえどん」は閉店してしまいました。

しめた理由は、オーナーのモチベーションだそうです。(経営がやばいとかではなさそう)

なので、お店を開店する際は「モチベーションが続くか」も考えてみるといいですね。

カフェで修行して成功した人も(関西)

開業する場合、一度カフェで従業員として働いて修行するパターンもあります

以下の記事で取材したマスターは、チェーン系のカフェで修行してから独立しました。

参照;【広島】コーヒー豆の販売店「MOUNT COFFEE」マスターから個人事業で食べてくコツを学んだよ

なので、カフェ店員として経験が積める仕事を転職サイトで探しておくのもアリですね。

無料で求人を探してみる>>【無料】仕事での強みと適職がわかる診断も参考になる!

採算が合うかもチェック(カフェは難しい)

あと、カフェ経営では以下の視点も必要です。

コーヒーが飲める店なのか、コーヒー豆を販売する店なのかはハッキリさせた方がいいようです。

理由は、想定すべきリスクが変わってくるから。

コーヒーを提供する場合、お茶菓子などいろんなものを仕入れる必要があります。なので、ロス(廃棄処分)のリスクが高まります

コーヒー豆を売ることで赤字回避:カフェを開くコツ

しかし、コーヒー豆を販売する場合は、リスクが軽減するんです。豆であれば、焙煎する前の状態だと、ある程度は日持ちするからです。

つまり、ロスが出にくいんです。

コーヒー豆販売店であれば、地元のお菓子屋さんや企業が購入してくれることもあるため、一度に売れる量も多い

ブログをやる!資金集めで失敗しないために

あと、お店を作りたい、もしくは起業したいなら、今のうちからブログを書いておくことをおすすめします。

理由は、ブログを書くことでファンを増やし、PRに使えるからです。

なので、以下の記事を参考にしてブログも始めてみましょう。(これがあれば、サイトいらないです)

喫茶店で収入を増やすコツ!採算も意識

こちらも合わせてどうぞ。

小さなカフェを夫婦で開業するのは危険

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))

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