(「MOUNT COFFEE」マスターのやまさん)
広島のおしゃれなコーヒー屋さん「MOUNT COFFEE」にて、個人事業を続けていくために必要なことを教えてもらいました。
ノウハウや考え方がブログと似てましたね。地方でコーヒー店を開くまでの道筋もおもしろかったので紹介します。
ブロガーはもちろん、飲食店を開業したい方は参考にしてください。
3年続ければファンがつく。それまでガマン
(コーヒー豆を販売している)
結論から言うと、個人経営のお店で大事なのが「3年ガマンすること」。
理由は、3年続ければ固定ファンがついてくれて、売上も安定するから。これは飲食業界では有名な話だそうです。
なので、開業して1年半のやまさんは、あと1年半続けられるよう、お客さんが満足できるお店づくりに励んでいるんだとか。
最近はサードウェーブブームの恩恵が
その取り組みを証明するように、取材時、お客さんが途切れることはありませんでした。平日の昼間だったので、驚きましたね。
最近は東京を中心として、「サードウェーブコーヒー」などのコーヒーブームが起こっているので、お店の売り上げにも恩恵が出ているんだとか。
この好景気がバブルで終わらないことをマスターは祈ってましたね。(マスターは心配性なので応援したくなってしまう人柄なのです)
では、個人事業主向けの話はここまでにして、話題を「お店を開業するためのノウハウ」に移しましょうか。
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コーヒーショップ(チェーン可)で修行して開業がデフォ
コーヒーショップを開業するのは、コーヒーショップで働いて経験を積んでからの方がいいそうです。これは、お金の問題が切実だから。飲食店は、開業資金でも日々の運営資金でもお金がかかるんですね。
コーヒーショップでの下積みは、正社員に限りません。バイトでもOKです。
ちなみに、マスターは某有名チェーンのコーヒーショップでバイトとしてキャリアをスタートしてから、別のコーヒーショップに移り、その後に独立しました。
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コーヒーショップなのか、豆販売店なのかはハッキリと
また、コーヒーが飲める店なのか、コーヒー豆を販売する店なのかはハッキリさせた方がいいようです。理由は、想定すべきリスクが変わってくるから。
コーヒーを提供する場合、お茶菓子などいろんなものを仕入れる必要があります。なので、ロス(廃棄処分)のリスクが高まります。
しかし、コーヒー豆を販売する場合は、リスクが軽減するんです。豆であれば、焙煎する前の状態だと、ある程度は日持ちするからです。
つまり、ロスが出にくいんです。
豆の販売なら、toBでも売れる
また、コーヒー豆販売店であれば、地元のお菓子屋さんや企業が購入してくれることもあるため、一度に売れる量も多いそうです。
なので、開業する際はこうした事情を知った上で、飲食店なのか、豆の販売店なのか、はたまた両方なのかを検討した方がいいですね。
お店の様子
では、最後にお店の写真集を。素敵な店構えなので、こちらも紹介しておきます。
こうやって豆以外の備品を販売しています。
ドリッパー、陶器なども。
豆の販売店ですが、試飲もできます。マスターが好みを聞いてくれて、それに合わせてコーヒーを作ってくれます。
テーブルが2つあるので、そちらで味の吟味を。
お店の情報
住所
広島県広島市西区庚午北2丁目20-13
営業時間
10:00-19:00
定休日
日曜日
Tel 082 521 9691
info@mount-coffee.com
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))