帰省した際、そばの名店「すぎ」で不思議な現象を目の当たりにして、山形のディファクトスタンダードを思い出しました。
山形県民は、そば屋でラーメンを食べるんですよ。東京にいたら、「なんじゃそりゃ?」と思うかもしれませんが、事実なんですよね。
そのせいで、山形のラーメン支出額は日本一なんです。ということで、そんな数奇な現象とともに美味しいそばを紹介していきます。
そば屋なのにラーメン?何を言ってるの?
これが証拠。そば処「すぎ」のメニューです。両親と訪れたんですが、僕だけが衝撃を受けてました。
右上に注目してください。久しぶりにこの光景を目の当たりにしたので、忘れてましたよ。この常識を。
しょうゆ、塩、みそ、五目に加えて、冷やしラーメンがありますね。これ、山形じゃ珍しくないんですよ。
もちろん、普通のそばメニューも豊富にあるので、ご安心を。
では、注文していきましょう。僕は摩耶せいろを注文。
独自の原料を使っているため、普通のよりも白いですね。
いい色してます。
めんつゆにつけて、と。
やっぱり山形のそばは美味いなあ。家で食べる山口製麺工業の「次年子のそば」も好きですけど、お店で食べるのは格別。
そばの茹で汁もいただきましょう。これ、結構楽しみなんですよね。
天ぷらも食べちゃったりして。
社会人になってからは、体型を気にして食う量を減らそうとしてるんですが、両親が高校のときの感覚のままなのか、やたら料理を注文するんですよね。これも帰省あるある。
「すぎ」では漬物も美味しいです。
(山形県民の漬け物好きは異常。じいちゃん、ばあちゃんがいる家庭で育つとそうなる)
ちなみに、父親はおろしそばを食べてました。
「おろし」がめちゃくちゃうまそう。
人生を楽しむのが天才的にうまい母親は、味噌ラーメンを。
そば屋なのに、うまそうにラーメンを食ってましたね。山形の慣習ってやっぱ変わってますよね。
なお、お店の内観は家庭的。こんな掛け軸が。
山形の飲食店でよく目にする光景です。
いやー、久しぶりに山形ならではのそば屋でご飯を食べました。やっぱり、落ち着くし美味しいですね。店内では、知り合い同士の家族が「あら、偶然」なんて出くわす光景もあったりして、地域に愛される名店の片鱗を見た気がしました。
また来たいですね。
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お店の情報
〒990-2402
山形県山形市小立2丁目5番8号
TEL:023-641-4863
FAX:023-641-4857
営業時間
午前11時から午後3時まで
定休日
第1・3金曜日
2012年より毎週金曜日
(ただし金曜祝日の場合は、前日休み)
座席
80席
駐車場
30台(大型可)
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
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「辛味噌ラーメン食ってないなあ。そういえば」