先日、時給34200円の仕事を目の当たりにして、びっくらこいたので紹介します。将来、お金持ちになるためにはこういう仕事を選べばいいんですね。
高パフォーマンスな仕事をするために必要なことを再認識しましたよ。ということで、メモ。
10分の診察から発生した価値は5700円
僕が見た高給な仕事はお医者さんによるもの。昔からフケがすごくてちょこちょこ皮膚科に行ってるのですが、その時の診察料から今回のネタを思いついたんです。
これを見てくださいよ。
10分弱の診察で1710円かかってます。これ、保険が利いてるので僕の負担分は3割だけですが、実質は5700円かかっているわけです。
(計算式 y × 0.3 = 1710[本来の診察料をyとする]を解けば5700円に)
これを時給換算したら、34200円になります。
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給料=人に与えた対価
すごくないですか?時給が高いと言われる東京の居酒屋店員でも時給1000円ですから、その34.2倍ですよ。
これって怖いですよね。同じ1時間なのに、1人は34200円稼いで、1人は1000円の稼ぎと大きな差が生まれているんですから。
では、なぜこうした差が生まれてしまったのでしょうか。その理由は、給料(受け取る対価)がどのようにして決まるかを考えるとわかります。
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給料は費やした労力とコストで決まる
給料の決まり方は、木暮太一さんの著書「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」を読むとわかります。(本ブログでも「楽しい仕事と一生食っていけるスキルを見つけるのに必要な5つのこと」で紹介)
給料は、仕事(パフォーマンスを出す)までに費やした労力とそれにかけたコストで決まります。つまり、手間をかけてなされた仕事は価値が高くなるのです。
今回のように医者として仕事することを考えるなら、まず医学部に入る必要があります。そこまでも相当な労力がかかります。難関とされる国公立に入るには、血の滲むような勉強が必要です。医学部受験では2〜3浪が当たり前ですから、その大変さは想像に足るでしょう。
また、入学してからも6年間勉強し、研修して試験に合格してやっと、医師として患者を診察出来るようになるわけです。さらに、町の開業医であれば、店舗の開業資金、スタッフへの賃金など色んなコストがかかるわけです。
こうした背景があるため、医師による10分の診断だけでも、冒頭で述べたような対価が発生するのです。
高級食材料理が高値で提供されているのはコストがかかっているから
医者以外で分かりやすい例を出すと、高級食材を使った料理。キャビアを考えてみましょう。これはキャビアそのものの材料費が高く、お客さんに提供するまでに多額のコストをかかっているから料理の値段も上がるんです。(クラッカーに挟んだものが、目ん玉飛び出るくらいの値段になりますからね)
このようにして、手間とコストをかけてなされた仕事は価値が高まり、結果的に時給3万円以上もの価値を生み出すのです。
では、こうした時給の高い仕事をするにはどうすればいいか、一生懸命労力をかけて、スキルを積み上げればいいんです。
スキルは資格を要さなくていい
ここで言うスキルは医師免許など、資格に限った話ではありません。市場で求められるものを指します。(実際、難関資格を持っていても稼げてない人はいますからね)
例えば、スキルを持っていなくても医者以上に稼げてしまう仕事としてアフィリエイターが挙げられます。稼げるジャンルとして有名なクレジットカードのサイト運営者には、月に何百万円以上も稼ぐ人がいます。
彼らが稼げているのは、市場の需要を見極めた上で、その分野の知識を貪欲につけているからです。素人じゃ絶対にかけられないのほどの手間をかけて。
専門分野の知識とぶっこむお金がハンパない
「クレジットカード」で検索をかけるとわかりますが、上位表示されるのは驚愕するほどクオリティの高いサイトです。僕がこれを作ってと言われたら、絶対に断ります。だって、無理ですもん。これだけの専門知識をつけて、手間をかけて記事を書くのは。
さらに、アフィリエイターは検索エンジンに上位表示させてそのアクセスからクレジットカードを成約させているわけではありません。
リスティング(検索ワードに連動して表示される広告)も使って成果を出しています。
(リスティング広告の例)
広告にかけるお金は想像を絶するものらしいです。その額は何十万、何百万円。それだけのコストをかけて、それ以上のリターンを狙うんだそうです。(原価が尋常じゃないですよね)
給料の決まり方と需要を見極めることが重要
なので、皆さんもがっつり稼げる仕事をしたいなら、給料の決まり方を理解して労力をかけ(勉強など)、市場的に価値のあるスキルをつけてみてください。
実際、時給数万円の仕事をしている人は、そういったスキルをつけている人です。これからの働き方は間違いなく変わりますから、こうしたことにも注目していきましょう。
参照:老後も稼げる副業や仕事を見つけよう。年金受給が75歳になりそうだから
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
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「木暮太一さんに一度お会いしたい」