「稼げる資格=国家資格」ではない

資格があれば稼げるなんて幻想です。ある起業家から聞いた話で確信しました。

この世にはバリバリ稼いでいるやり手の税理士さんと、そうでない方がいます。起業家の方からは、そのノウハウ(稼ぐこと、仕事選びで重要なこと)を学びました。

資格に盲信的になっている人は考えを改めるために読んでおきましょう。

弁護士や税理士になれば必ず稼げるわけではない

昔の価値観で考えると、税理士のように鉄板の資格を持っていれば稼げるように思えます。実際、以下のような平均年収のデータもあります。

弁護士(1,189万円)、公認会計士(817万円)、税理士(817万円)、中小企業診断士(780万円)、システム監査技術者(700万円)、司法書士(630万円)、不動産鑑定士(566万円)

しかし、最近は弁護士など難関資格を持っている士業(公認会計士なども)でも仕事がなく、稼ぐのは難しいと聞きます。年間所得70万円以下の弁護士が全体の約4割なんて話もありましたよね。

それだけ稼ぐのが難しくなっている士業。では、なぜ冒頭で述べた税理士が稼げているのでしょうか。その秘密は「営業努力」にあるんです。

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士業で営業すれば周りがやっていないので稼げる

一般的に、国家資格を持つ士業(弁護士、税理士、公認会計士)の方々は、営業をしないんだそうです。昔のような良い時代を知っているため、資格を持っていれば仕事が舞い込むと思っているんですね。

昔はその分野の知識を持っている人が少なく、希少性から重宝され、お呼びがかかっていました。しかし、今はそんな時代ではありません。

資格所有者は増えましたが、仕事量がそれほど変わっていないため、人が余っているんですね。なので、資格にあぐらをかいていても仕事は来ません。営業をかけて自分の存在を認識してもらう必要があるんですね。

実際に稼いでいる資格保有者は営業や実績のある人

前述した年収を得られている士業の方々は、ちゃんと営業している人や、これまでの実績から信頼を得ている人だけでしょう。皆が皆、あれだけのお金を稼ぐのは難しいです。

実際、冒頭で述べた税理士の方は営業がうまく、専門資格保有者としての認知度が高いため、稼ぐことができているんだそうです。

周りが営業を頑張らないからこそ、営業すれば周りに差をつけることができるんですね。

素人は士業の実力がわからないから、知名度で選ぶよね

素人からしたら、弁護士、税理士の力はみんな同じに見えます。ぶっちゃけ、誰にお願いすればいいかなんてわかりません。持っている資格は同じなんですから。

だからこそ、弁護士、税理士としてピンとくる人にお願いするわけです。なので、常日頃から「自分は弁護士です」と営業活動しておくことや実績を積み上げることが重要なんですね。

こうした努力が資格を使って稼ぐ際に必要なんです。

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弁護士と税理士は自営業である

このように、資格にあぐらをかくのではなく、稼ぐ感覚を持つことは士業にとって重要です。

稼げるイメージがありますが、結局、弁護士や税理士も自営業です。フリーランスと変わりません。なので、自分を売り込むことは必須なんですね。

最近では営業に加えて「スキルを使って稼げるマーケットを見つけること」も重要になっています。その例が、過払い金についてコンサルする弁護士でしょう。

これは、グレーなところがあって微妙ですが、このようにして需要のある分野を見つけて仕事を作っていく姿勢も必要なんです。

資格があれば食えるなんて幻想

なので、弁護士のような国家資格やその他の資格があれば、食えると思っていた方はその幻想を捨ててください。

資格があれば、稼げるのではありません。資格という専門的なスキルを使って、需要のある人を探し、その方に営業をかけて価値を提供できる人が稼げるのです。

専門スキルは別に資格である必要がありません。

ブロガー、ネットショップ運営者は資格がなくても稼げている

僕のようなプロブロガーを見てわかるように、僕らは資格を持っているわけではありません。それでも稼げています。その理由は上記で述べたことを実践しているからですね。

これは、がっつり稼いでいるネットショップ運営者、せどり業者、FXトレーダーなどすべての稼いでいる人たちに当てはまります。

なので、資格に盲信的にならず、「どうすれば稼げるか」を考えた上で仕事を選んでみてください。昔の価値観で仕事を選ぶと後悔しますからね。

会社員として稼ぎたい場合も資格は不要

さらに、会社員をやりながら資格を取って稼ごうとする人もいますが、それもあまり意味がありません。よく、「この資格を取ったら給料アップします」と謳っている会社がありますが、それで上がる分などタカが知れています。年間で数万円レベルでしょう。

だって、個人が資格を取ったところで、会社の業績に影響を及ぼさないのですから、会社員であれば給料は業績で決まります。業績が良くならなければ、給料は格段に上がらないのです。

例えば、売上が上がって利益の出ている会社の給料は高くなりますよね。その逆もしかりです。なので、会社員として稼ぎたいのなら、資格よりもどうやれば会社に利益をもたらすことができるかを考える方が重要なんです。

会社員として稼ぎたいなら景気のいい業界を見つけよう

さらに、会社内だけでなく、業界レベルで見ることも給料アップにつながります。例えば、給料が高いとされているソーシャルゲーム業界。ここには、20代後半でも年収が800万円を超えている人もいます。

これは他の業界では考えられないでしょう。

では、どうしてこれだけの給料が可能なのか。単純に業界自体が儲かって業績が良いからです。なので、稼ぎたい、年収を上げたいと思ったら稼げる業界、景気のいい業界を選ぶことも大事なんです。

いま会社員で給料を上げたいと思っていた方はこうした事も参考にしてみてください。

給料が上がる業界なのか教えてもらおう

なお、転職求人サイトを見れば、そういった景気のいい業界と会社がわかるはずです。

さらに、ワークポートに登録してスタッフにそういった業界の詳細を聞くこともできます。給料を上げたいと思っていた方はこういったサービスも使ってみてください。

ではまた!

次回予告「地方にいると、公務員とか国家資格が最強に思えるよね」

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