ベンチャーやスタートアップの社名には意外な由来があったんです。
特に、Coiney、GREE、モンスターラボ、オプトには注目です。
中には、攻めてるものもありますが、どれも唸ってしまうものですので、ぜひ確認を。
サイバーエージェント「結局、謎」
命名したのは、藤田社長ではなく、専務の日高さん。
最初から従業員、株主、社会、みんなのものである、公共性の高い会社を創りたいと思っていた。
引用元:鯖エージェント
藤田さんの出身地である鯖江市にかけてこの名前を付けたと勘違いされることがあるようですが、そんなことはないそうです。
公共性の高い会社を作りたく、「フジタエージェント」のようにオーナー性のある名前がイヤだったとのこと。
「創業した日が3月18日(さいば)だったため、サイバー」という説もあるが、これも都市伝説だそうな。
ちなみに、サイバーエージェントを直訳すると「電脳の代理人」。ということで、結局謎です。
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なお、サイバーエージェントのようなIT企業(ベンチャー)や業界自体に興味がある方は、
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— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年9月26日
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Google「10の100乗から」
10の100 乗を意味する「googol」からつけられたそうです。
10の100乗という膨大な情報の組織化をビジョンに掲げていたため、その単語を採用したんだとか。
でも、サイトのドメイン申請時に間違えて「google」と登録してしまい、誰もが知る社名になったそうです。なんだかお茶目ですね。
mixi「交流する+人」
「mix(交流する)」と「i(人)」を組み合わせた言葉だそうです。
利用者同士の交流が深まることを願ってこのように名づけられました。
pixiv(ピクシブ)「ピクセルが基に」
画素を意味する「ピクセル」がベースに。その後、言葉の響きの良さから「ピクシブ」になったそうです。
DeNA「遺伝子とEコマース」
遺伝子を意味するDNAとeコマース(ネット上の取引)のeを合わせて「DeNA」になったのだそうです。当時は、eコマースが主力事業でしたから、eを組み合わせたのでしょうか。創業時のカラーが色濃く出ている社名です。
遺伝子の”DNA”とeコマースの”e”を組み合わせたものです。私たちは、eコマースの新しい遺伝子を世の中に広めていく”DNA”でありたいと考えています。
引用元:よくあるご質問
GREE(グリー)は六次の隔たり
1960年代後半に提唱された社会学の「六次の隔たり理論(Six Degrees of Separation)」から。
六次の隔たりとは「人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになることができる」という理論です。
アメリカの社会学者が40年ほど前*1に行った実験で、全米から無作為に人を抽出して、その人たちに封書を手渡す。
封書には第三者の名前と職業もしくはおおまかな場所だけが記されていて、人づてにその人に手紙を届けろという指令が書かれている。
この実験が行われた結果、到達した場合、平均6人の知人を介して届いたという。(到達率約3割)
このことから「平均6人『知人の知人』を介していけば全ての人とつながることができる」
という人的ネットワークの概念を示すものとして、”Six degrees of separation”(6次の隔たり)という言葉が生まれた。
Facebookなどの各SNSではこの理論をベースとしており、人のつながりの強さを象徴するエピソードとして有名な理論なのです。
カヤック「創業者のイニシャル」
代表取締役の名前(Kaihata、Yanasawa、Cuba)の先頭をつなげたから「カヤック」。シンプルですね。
paperboy & co. (ペパボ)「家入さんが新聞配達をしていたから」
格安レンタルサーバーロリポップ!や、電子書籍作成サービス「パブー」を運営するペパボ。その社名は、創業者の家入さんがかつて新聞配達をしていたことが由来。
そこでの、エピソードは『こんな僕でも社長になれた』にも記載されています。
創業者の家入一真が、過去に新聞配達をしていたことに由来します。
新聞配達員としての経験をきっかけに多くの人と出会い、起業に至ったという原点を忘れないようにと、英語で“新聞配達員”の意味を持つ「paperboy」に、 “仲間たち”を意味する“company”の略である「&co.」を加えてpaperboy&co.と名付けました。
引用元:GMOペパボに関して | よくあるご質問 | GMOペパボ株式会社
フリークアウト「ミュージシャンのアルバムから」
Frank Zappaというミュージシャンのファーストアルバム「Freak Out!」から。社長が Frank Zappa の大ファンなんだとか。
バーグハンバーグバーグ「カレー屋主人の助言」
代表のシモダさんが、近所のカレー屋のおっさん(メル友)にメールして意見を聞いて決めたそうです。笑
そのカレー屋さんとは、こちらの方でしょうか?
オプト「英単語の頭文字」
objective、personal、timelyの頭文字。「目的に合った情報を、欲しい人に、タイムリーに届けたい」という意味だそうです。また、Optimism(楽天主義)という意味もあるそうです。
当時ネーミングについて勉強すると、
・カタカナ3文字が覚えやすい
・「ぱぴぷぺぽ」という音は響きが良い
ということが分かった。
そこで、それに該当し、かつダイレクトマーケティングの思想を表現する社名は何か考えた。
そして、
「目的に合った情報を、欲しい人に、タイムリーに届けたい」>
という想いを英訳し
objective、
personal、
timely
の頭文字をとってつけたのだ。
セプテーニ「数字の7」
数字の7(ラテン語)を表すseptemから。
・社名の由来を教えてください。
・初代会長兼CEOである七村の「七」
・設立時のメンバーが「7」名
・将来「7」つの会社を上場させたい
等、七にまつわることが多い弊社の名前はラテン語で数字の「7」を表すseptemが由来です。
引用元:FAQ
レバレジーズ
Web系フリーランスの求人サイト「レバテックフリーランス」や転職求人サイト「レバテックキャリア」を運営するレバレジーズ。社名の由来は、「てこ」という意味のLeverageから。
社名の由来は、Leverage(梃子)から来ています。これは、「梃子(てこ)の原理」の梃子です。つまり、一人ひとりは小さな力かも知れませんが、それらが集まること、そして蓄積されたノウハウを活かすことによってレバレッジを利かせ、大きな物を動かしていきたいという思いが込められています。
引用元:梃子(Leverage)の支点となって、世界を突き動かす企業へ
これ以降は、キクシルからの情報
トーキョーストーム「嵐のファンだから」
アイドルグループ嵐のファンだから。
※創業者は女性の方です。
ロケットスタート「あまり意味はない」
・世界に通用しない和製英語
・あまり名前に意味がない
という2つの観点から、いろいろと候補を出してみて、その中で一番ふさわしいと思ったため。
候補に挙がっていた名前は以下の通り。
・株式会社アンドロイド(ロボット的なのがよくて、、当時GoogleはまだAndroidを発表していなかった気が)
・株式会社アンドロメディア(SPEEDが主演してた映画の名前ですね)
・株式会社アメリカ人(アメリカ人の古川です、っていいたくて)
・株式会社うさちゃんピース(かわいいかなって)
・株式会社ペアルック(和製英語)
・株式会社デスメタル(なんとなく)
・株式会社ナイター(和製英語)
・株式会社ロケットスタート(和製英語)
現在の社名はnanapiですが、こんな背景があったですね。
Coiney「Coin + Money」
「Coin」と「Money」を足して「Coiney」に。Web決済サービスを提供する会社らしい由来ですね。
名前を考えるときに、気をつけたことは5個あります。
・短いこと(4文字以内)
・英語でも読みやすいこと
・.comが取れること
・音としてかわいい響きであること
・お金にまつわりそうな名前であること
1人でいっぱい単語を書きだして組み合わせていった結果、「Coin」と「Money」を足して「Coiney」という単語ができあがり、
かつ、.comも空いていたので、これだ!と思って決めました。
Pitapat「どきどきする」
pit・a・pat(どきどきする)という単語から。一番最初のサービス「pitapat」はみなさんドキドキしたのではないでしょうか?
また、再開してほしいなあ。
株式会社Pitapatの由来は「心臓がドキドキする」みたいな意味のpit a patという単語から来ています。弊社の企業理念である「世界中の人の心を動かす」→「人をドキドキさせる」にぴったりなのでpitapatになりました。
schoo「学び続けるためにlをなくした」
学習サービスだけに、school(学校)が由来。社会人の学びには終わりがないため、「l」をとり、「schoo」に。
ザワット「ダジャレ」
主にダジャレだそうです。確かに、WishScopeはざわざわするサービスですよね。
1:お客さんの鳥肌をたたせたら勝ち!ざわざわ。
2:大震災のときだったのでThe watt=電力。
3;ワット=タイ語でお寺ということで、神頼み。
4:ソーシャル関係の事業
上記踏まえて、ノリで、ダジャレで。
ドウゲンザッカーバーグ「ダジャレ」
ダジャレオンリーだそうです。道玄坂とかかっているんですね。
うちのはただのダジャレです。創業前にポロっと発言して皆の記憶に残ってただけです。
メンバーが同世代だけに、応援している会社なのです。
モンスターラボ「モンスターが由来ではない」
フランス語で「私の」を表すmonと、星のstarでモンスター・ラボ。皆にとってではなく自分にとってのスターを見つける音楽サービスの名前として、また自分たちが大きな存在になるという思いを込めて、覚えやすさと理念を重視して付けました。
ランサーズ「フリーランサー達」
フリーランスなどが活躍できるクラウドソーシングサービスの社名由来は以下の通り。
フリーランス、フリーランサーの複数形で、Lancersにしましたが、最初はリート(REET)という名前でした。リートは、リアル(REAL)とネット(NET)の架け橋となるようなサービスを作りたいという思いから付けました。REALNETこの文字の最初と最後の2文字とって、REETです。
また、「シンプル」「ドメインが取れるかどうか」「SEOで既存に勝てるか」「事業からサービス領域が想像できるか」という点も考慮したそうです。
MUGENUP「ゲームの無限アップ」
自分とメインでビジネスするであろう30代、40代の方が覚えやすい名前かつコンテンツでポジティブで調べた結果。誰もがやったであろうファミコン時代から続くあの裏技「ムゲンアップ」を社名にしました。
実は、こんな由来があったんですね。MUGENUPを初めて知ったとき、それかな?とも思ったのですが、案の定でした。意外とストレートで、ステキですね。
個人的にお気に入りは「Coin + Money」
各社、ユニークな由来がありましたね。個人的には、Coineyのがツボでした。他にも、ドウゲンザッカーバーグやザワットの豪快さなんかも好きです。
みなさんは、どの会社の由来がツボですか。Twiterで教えてください。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))