[正社員とのダブルワーク]ケツメイシのRYOさんも兼業してるって知ってました?

公開日: : 最終更新日:2015/07/08 おすすめ本, ビジネス書のおすすめ

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今回は兼業という理想的な働き方について考えてみましょう。
好きなことを仕事にしたいなら、兼業は必須かと。
さらに、会社経営においても大事な考え方だと思うんですよね。

兼業という面白い働き方

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AAAARRRGGGHHH / Evil Erin

あなたの働き方は専業、兼業のどちらでしょうか?
おそらく大半の方は「専業」と答えるのではないでしょうか。

日本では、ほとんどの企業で副業が禁止されているため、1つの会社で専業するというのが一般的な働き方です。
しかし、複数の仕事をこなす兼業という働き方を実践している方々がいるのです。

それがこちらの本で紹介されている「ハイブリッドワーカー」です。

本書では、会社員をしながら1日3万~4万アクセスを集める「僕の見た秩序。」を運営するヨシナガさんが兼業して生きている6人にインタビューをしてリアルな声をまとめてくれています。

なお登場するのは以下の6人です。

・マンガ家・田中圭一氏(会社員)
・芥川賞作家・津村記久子氏(会社員)
・ボーカリスト・Sachi氏(会社員)
・農業家・太田靖彦氏(会社員)
・料理研究家・うーら氏(会社員)
・ケツメイシのメンバー・RYO氏(薬剤師)

今回は彼らの声から、兼業の面白さと魅力を紹介していきます。

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「安定してお金が入ること + 好きなこと」が兼業の基本

6人に共通していたのは「安定した収益を得られる仕事」と「好きなこと」を組み合わせているということです。
6人とも、兼業する根底には「好きなことを仕事にしたい」という想いがあるようなのです。

実際、僕も会社員ブロガー時代は彼らと同じ気持ちで生きていました。会社員という安定した給料をもらえる働き方とともに「好きなこと」をやりながら稼げる道を模索していくといった感じで。

ですので、これから説明していく兼業の魅力は「好きなことを仕事に」という思いが中心になってします。

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兼業する事がリスクヘッジになる

好きなことを仕事にしていく事はハードルが高い事です。6人のように、漫画家や音楽家、書き手として食っていくとなったら尚更でしょう。しかし、安定した給料という保険があることで、安心して夢に突き進む事ができるのです。

〔好きな音楽を続けられるのは、本業の収入があるから〕

──音楽の仕事をやっていて、うれしいことはなんですか?

s うーん、コーラスしていても、私の声でコーラスを入れてほしいというオーダーをいただくことがあります。これはお金が入ってくる、こないにかかわらず、ホントに自分にしかできないうれしさがありますよね。作詞も同じです。自分の作品を人に聴いてもらえることがうれしい。

──ものを残せること自体がうれしい。お金目的でやってるのとはちょっと違うわけですね。

s そうですね。ただそういうふうに思えるってことは、ちゃんと別に、ハイブリッドで生計を立ててこそですよね。

これはボーカリストのSachiさんの言葉です。

さらに、ケツメイシのRYOさんも薬局で働いていたからこそ、音楽活動を続けてこれたと語っていました。

僕も兼業ブロガー時代は、会社から貰える給料があったからこそ難しいとされる専業ブロガーに挑戦できました。そして、専業ブロガーとなった今「安定してお金が入ること + 好きなこと」の組み合わせが最強だなと痛感しています。

兼業していれば、もっと安心してブログ活動に取り組めるんですよね。リアルな話。
こうした事を考えると、兼業というのはリスクヘッジになるのです。

兼業する事で双方の仕事にメリットが

兼業すれば、収入以外でもメリットがあります。
それは、片方の仕事から得られた経験がもう片方の仕事に良い影響を及ぼすということです。

以下はSachiさんの事例です。

音楽のほうが役に立って、本業が上手くいったケースってありますか?

s ありますね。ちょうど去年かな? 某テレビ番組の、オープニングとエンディングのアニメーションを作ってほしいという発注をいただいて。コレどっちかっていうと宣伝業務というよりは、作るほうの仕事で。

曲を誰に歌ってもらうかというところは、音楽のツテでキャスティングしました。実際、レコーディングの立ち会いも、音楽のほうで経験してたからこそ、現場で動けたように思います。

──逆バージョンっていうのはありますか? 本業から、音楽のほうに……。

s 仕事関係で仲がいい出版社の方で、私の音楽活動について知ってる方が何人かいるので、今日のインタビューみたいな感じですよね……雑誌の取材受けたりとか(笑)。

──両方が上手く作用して仕事の幅が広がっているんですね。ハイブリッドで仕事持ってると、人脈が人の二倍近くあるので、それは有効利用できることが多いですよね

さらに漫画家である田中さんも以下のように語っていました。

──サラリーマン時代のエピソードをマンガにするのとは逆に、マンガをやっていて、サラリーマン生活に役立ったことってありますか?

田中 やっぱり何かにつけ新しいことに挑戦していこうっていう意識は芽生えますよね。マンガ家って個人事業主じゃないですか。自分で企画起こしたりアクションを起こしたりして商売をしていくんで。

サラリーマンやってると、受け身になって与えられた仕事をいかに上手にこなすかってことだけに終始しちゃいますけど、マンガ家をやってると、「いや、そうじゃなくて、今、会社でまったく考えていない、こんな新規事業を起こしたほうがいいんじゃないですか」とか考えるようになるんです。  

とにかく、企画立ち上げるのが好きになりましたね。ゲーム会社にいたころも、「家庭用ゲーム機の企画だけじゃなくて、もっと新しいジャンルを作れるものをやりませんか」とか

兼業していて双方に良い効果をもたらすってあるんですよね。
僕も経験があって、エンジニア時代に備忘録として書いていた技術系の記事が今でも検索流入で読まれますしね。
あとはブログで書いていたWebサービス記事で調べた事が会社で役立ったり。

兼業って一般的に「1つの事に集中できなくなる」と思われてデメリットと思われがちなんですけど、違うんですよね。
これは以前参加したイベントでも語られていた事です。

②複数やる事で、逆に専門を深められるようになる。
何かを極める上でも、他の事を一緒にやることが大切。
裾野が広がらないと、深められない。
宮本武蔵は、三年くらい農業していた。
農業があるから自然の理がわかったと語っている。

引用元:慎泰俊×イケダハヤト 「未来を変える/変わる働き方」のイベントレポート

こう語っていた慎 泰俊さんの言葉は、いま見返してもなるほどなーと思えますよね。

会社側にとっても兼業は魅力的

兼業をしてメリットがあるのは働き手だけではありません。
会社側にもメリットがあるのです。

そのメリットとは、社員を過度に守る必要がなくなる所です。
日本企業は海外に比べ、終身雇用など素晴らしいモデルを採用していて社員が安心して働ける仕組みを作ってきました。

しかしその反面、過度に社員を守る構造になってしまって簡単に社員を解雇できなくなってします。その問題により、経営で頭を悩まされる会社もあります。

そこで、その問題を解決するために兼業を推奨してしまえばいいと思うのです。実際、兼業が当たり前な海外では会社側が簡単に人を解雇できるようです。
以下は日本に殺されず幸せに生きる方法に書いてあった事です。


このように柔軟なキャリアモデルの一方、不況になったり、ビジネスの方向性が変わると、会社は簡単に人を解雇します(このような解雇を、イギリスではリダンダンシー、レイオフと呼びます)。  

ここで驚くべき事は、解雇された側が日本のように過剰に悲観しないということです。

自分の責任で解雇になるわけではなく、会社理由なので、クビになった人もあっけらかんとしたものです。新しい職場で仕事を見つけて働き始めても、割と平気で「前の職場はリダンダンシーになったんだ」と言う人がいます。  

ダメならまた次に挑戦すればよいじゃないか、という考え方なのです。リストラされただけで自殺してしまう日本人がまったく理解できない、という人が多いのです。  

雇用が長期や終身ではないので、働く側は、いつクビになったり、給料が下がっても困らないように、保険をかけます。その保険こそが副業や投資などの不労所得なのです。  

それは兼業により、もう1つの収入源を確保できているからですね。

このように先が見えない時代だからこそ、副収入や不労所得を得ることが重要だと考えられているわけです。  

そして、副業のほうがうまくいきそうであれば、さっと本業を辞めてしまって、副業で食べていく人もいます。日本のサラリーマンに比べたら、フットワークが何倍も軽いのです

海外ほど簡単に解雇してしまうのはどうかと思いますが、会社経営に苦しむ企業からしたら兼業を促すことで社員を過度に守る必要がなくなれば、非常にありがたいはずです。

兼業が当たり前になれば、このようにして会社側にもメリットが享受されるのです。

日本企業はもっと兼業を推奨したら?

これまで述べてきたように、兼業する事で会社員としても会社経営者としてもメリットがあるのです。

会社員としては好きなことを仕事にするチャンスが広がりますし、片方の仕事から得られた経験で会社員としての活動にも良い影響が出るかもしれません。

そうやって社員から貢献してもらえば、経営者としてもありがたいはずです。さらに、兼業によって社員に保険をかけてもらえば、これまでのように社員を過度に守る必要はなくなります。

これだけメリットがあるのですから、もっと日本の会社で兼業を推奨してもいいと思うのです。

今は兼業によって「片方の仕事への参加度が下がる!」とデメリットの方が懸念されていますが、僕はこれまでに紹介したメリットの方が会社に与える影響は大きいと持っています。

ですので、日本の経営者はもっと兼業を推奨してみてはいかがでしょうか?
意外とそれが良い方向に行くかもしれませんよ。

実際エンファクトリーのような兼業を推奨している会社もありますしね。ぜひ検討してほしい所です。

それでは!

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