「ゆとり」を許してくれない日本人の労働観ってブラックだ

公開日: : 最終更新日:2015/07/31 仕事を辞めたい, 仕事・キャリア ,

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「残業したくない、そもそも8時間労働長過ぎるだろ!」と思う私は異常でしょうか?

私はWebベンチャーという残業の多い業界で働いています。そんな業界で働いていると、「残業 = デフォルト」という思考が身に付いてしまうのですが、ある本を読んでそれは異常だと気づく事ができました。

これからその本を紹介しますので、「仕事を辞めたい」と思っているあなたは会社の労働観が異常かどうかチェックしてみてください。

仕事を辞めたいあなたに紹介する本

今回紹介する本は日野瑛太郎さんの著書『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』です。

日野さんは日本人の異常な仕事に対する考え方を指摘する記事を中心に書かれており、はてなユーザーを中心に人気を博しています。

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プライベートを犠牲にする事が当たり前に

Web業界で働いていると、平日に遊ぶ・飲みにいく(アフター6)なんて概念はありません(華金すら怪しい)。みんな遅くまで仕事をしていて、飲みにいく時間もありませんし、早く家に帰って休みたいという気持ちが強くなるからです。

これは非常にもったいない事です。ホワイト企業(定時で帰れる会社)に務める人々は6時くらいに会社が終わって、同僚と飲みに行ったり、合コンに行ったり、趣味に時間を費やしたりしている中、私たちは人生の中心にすべきではない仕事に時間を費やしているのですから。

人間は、別に仕事のためだけに行きているわけではありません。結婚・出産・育児、趣味やボランティア活動など、仕事以外にも人生で重要な事は山ほどあります。

それなのに、たかが仕事の「やりがい」のためにプライベートを犠牲にし、劣悪な労働環境でいいように使われて、心身ともにすり減ってしまうというのはアホらしいと思いませんか。

確かにアホらしいですよね。今しかできない事を棒に振って、これから何十年もできる仕事なんかに貴重な時間を費やしているわけです。そりゃ仕事も辞めたくなってしまいますよ。

その時の楽しい経験は後で取り返せない

高校時代も同じ体験をしていました。私はいわゆる進学校にいてアホほど課題を出され、それを素直に消化しようとしていました。部活にも入っていたので、部活と勉強以外に割く時間はほとんどありませんでした。

他の高校に行った友だちは買い物に行ったり、長期の休みになると東京に遊びにいったりして高校時代にしかできない貴重な経験をたくさん積んでいました。

参照:もう気づいてるんじゃないの?辛い努力は誰も幸せにしないって

それをうらやましいと思いながらも将来役立つかわからない「勉強」という自己投資に時間を費やしていたのです。当時は宗教的に「勉強する事が正義」と思っていましたが、今になって考えてみると、勉強なんかもっと適当にやって、もっと遊んでおけばよかったと後悔しています

そしていま仕事でも同じ事を繰り返そうとしている私は相当アホだと気づけたのが、上記の文章です。

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「仕事辞めたい」というゆとり論を弾劾するマゾヒスト教信者

しかし、プライベートを優先してゆとりを求めようとする時に現れるのが「マゾヒスト教信者」です。本ブログでは何度も紹介してきましたが、ここでマゾヒスト教信者について定義しておきます。

マゾヒスト教信者とは、「成長!やりがい!」という言葉にだまされ、終電までハードワークする事を美徳とし、今という貴重な犠牲を時間を犠牲にしている不幸な方々の事です。

「残業したくない。仕事は人生のメインじゃない。」と言うもんならば、彼らはすぐに「残業当たり前でしょ。若いうちはワークライフバランスなんて言わず働け!ワークワークバランス!」とむちゃくちゃな事を口にします。

こんな事がもはや「あるある」になっているようなのです。こうした存在も仕事を辞めたいと思う人が続出する原因です。

プライベートを充実させるために、仕事の手を抜こうとする人間は、容赦なく非難されます。

日本人にとって、「仕事様」がどんなものよりも優先しなければならない、神聖不可侵で尊いものなのです。


「仕事様」を否定する人は異端であり、迫害の対象となります。

ぞっとしますね。。

成果を生まないつきあい残業も仕事を辞めたいと思う原因に

仕事が終わらず仕方なくやらなければならない残業がほとんどですが、仕事が終わっているのに仕方なくやる「つきあい残業」も世間では横行しています。

遅くまで残業が当たり前になっているため、早い時間に帰りづらくなっているのです。これは「遅くまで残っている事が美徳」という価値観がWeb業界全体にはびこっているからでしょうね。

「つきあい残業」は本当に不毛で何も生み出さない無駄な時間です。

日本の職場では「周囲に会わせる」ということがとても重要になります。それが残業という形で発現したのが「つきあい残業」です。

これはムダ以外の何ものでもありません。

つきあい残業をしているのは、おそらく私一人ではありません。「早く帰るのは忍びない」と思いながら、つきあい残業をしている人がいるため、「遅くまでいなければならない」という空気が蔓延し、つきあい残業をする人が増え悪循環に陥っていまうのです。日本人らしいですね。

付き合い残業が原因で仕事を辞めたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

つきあい残業の原因となる「協調性」を育む日本教育

こうした「つきあい残業」を生むのは日本教育にも原因があると思います。日本では小学校から中学校までの義務教育期間中、やたらと「協調性」を押し付けられます。

移動教室では整列、みんなと同じランドセルを使わせる、周りと違う事をしようとしたら矯正させられる、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」というキャッチフレーズのゴリ押し、給食でみんなが食べ終わるまで待たなければいけない、部活では個人プレーが好まれないなど「協調性養成カリキュラム」を私たちはこなしていきます。

こんなことをしていると、自ずと外国人から見れば異常な「協調性」は育まれていきます。この異常な「協調性」が職場でもはたらき、「みんなと同じでなければいけない」という気持ちにさせ、「つきあい残業」を引き起こしているのです。

さらにブラックな労働観を植え付ける日本の教育

日本教育が労働観に与えるよくない影響はまだあります。それは、「将来の夢 = 将来なりたい職業」がデフォルトになっている事です。


「毎日ごろごろ寝て暮らしたい」とか「かわいい女の子にちやほやされたい」というような事を書こうとすると、注意されたり書き直しを命じられたりします。


どうも学校教育では「将来の夢」は仕事を通じて実現しなければいけないものになっているようです

また、「労働は美徳」、「一生懸命働こう!」、「相手からの見返りを得ずにボランティア精神を持って活動しよう」、「お金は大事じゃない!やりがいを持とう!」という思想を刷り込まれ、休む事は悪い事のように調教されてしまいます。

こんなことが日本人のブラックな労働観を形成する要因になっていると思います。ですので、そうではなく「働きすぎはよくないよ」、「仕事する目的をお金にしてもいいんだよ」ということをもっと強く教えていく必要があるでしょう。

仕事を辞めたいと思っている人を受け入れる風土があってもいいはずです。

仕事を辞めたいなら職場を変えるという選択も

日本ではプライベートを犠牲にして働く人が多く、それを「やりがい!成長!」と支持してしまう人が増えています。

さらに「つきあい残業」という不毛な時間を過ごす事で、日本独自の「労働=美徳」という価値観がますます強くなっています。これじゃ仕事に「ゆとり」ができるはずがありません。

ですので、こんな現状が嫌で職場や日本人の労働観に疑問を持ったら感情に素直になって、転職も検討してみましょう。もっと良い環境はきっとあります。

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