2013年から、話題を集めるネイティブ広告。メディアのコンテンツ中に広告でないかのように表示されるため、ユーザーに違和感を与えず収益を上げられると期待されています。
そんなネイティブ広告を配信してくれるマニアックなサービスを見つけました。おもしろいサービスですので紹介したいと思います。
空気を読むネイティブ広告を配信してくれる「logly lift」
その名も「logy lift」。
運営会社はログリー。関連記事を表示してくれるサービスとして有名なZenbackを提供している会社でした。これにビックリ。
logy liftの概要はこちらの画像を見て頂けるとわかりやすいです。
画像を一言で説明すると、「logly lift」は広告主が配信したい広告を「広告と思われないように」メディア側に配信するサービスです。
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ネイティブ広告とは?どんなメリットが?
logy liftを知る前にネイティブ広告のメリットを知っておきましょう。
ネイティブ広告のメリットはユーザーに広告と警戒されにくい事です。ユーザーは広告とわかるとつい「邪魔」、「うっとおしい」と感じてしまい、最悪そのサイトから離脱してしまいます。
ネイティブアドは一目で広告と分からないようになっていますので、ユーザーの悪印象に繋がりにくいのです。それによって、広告のクリック率が高まる可能性があります。
このように広告を嫌うユーザーが増えた今、ネイティブ広告は広告業界全体で期待されるサービスとなっています。
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でも、ネイティブ広告ってユーザーをだましてない?
しかし、ネイティブ広告は広告らしく振る舞わずにクリック率を誘発する悪どいサービスじゃないかという見方もあります。しかし、私はネイティブ広告に対して肯定的な見方をしています。
それは、ユーザーにとって有益であれば、広告でもそうでなくても相違ないと考えているからです。広告から大きな気づきを得られる事だってあります。この前もiPhoneアプリの広告バナーを見て新たなアプリを発見する事ができました。
広告は悪い事ばかりではないのです。
私は色んなメディアがネイティブ広告をマネタイズとして導入実験していけばいいと思います。合わないと思ったら、辞めればいいだけの話ですので。
logy liftの導入方法
導入を検討している方は、お問い合わせ画面から申し込んでください。メディア主はこちら、広告主はこちらから申し込めますので。
実際に問い合わせた所、個人メディアの導入は現時点できないそうで、対象は法人だけとのこと。
logyによるネイティブアドの事例と効果
では、効果はどうなのでしょうか。それがloglyのブログに掲載されていました。事例は、ライオンさんのおうんどメディアです。
配信結果について、CTRはコンテンツによって大きなレンジとなり、季節性要因などによっても大きく変化しました。CTRが低くても直帰率や滞在時間が良いコンテンツも多く、また逆にCTRが高いものでも直帰率や滞在時間が悪いものもあるなど、一概にCTRのみで評価できるわけではないことが明らかになりました。
参照:ライオンの新生活情報メディアにlogly liftを導入。オウンドメディア訴求においてネイティブ広告による高い新規顧客誘導率を実証|ニュース|ログリー株式会社
パッとした効果を得られていないので、発展途上なサービスですね。今後の事例に期待したいところ。
個人メディアはネイティブ広告が無理ならnendやアフィリエイトを
・ネイティブ広告専用の配信プラットフォームがある
・ネイティブ広告はサイトコンテンツっぽく見えるため目を引きやすい
・ただし、ネイティブ広告をよく思わない人がいるので注意
・個人的にはネイティブ広告でもサイトコンテンツでもユーザーにとって役立つのであればOKだと思っている
以上です。サイトのマネタイズをしたい方や自社のサービスをコンテンツとして届けたい方は、ぜひ申し込んでみてください。ちなみに、いかに広告で収益をあげる方法をまとめたので、ご覧ください。
ちなみに、ネイティブアドが使えないメディアは「nend」を使ってみるといいですよ。簡単に導入できますので。
関連記事:好きな事で飯を食うために利用したいWebサービス35選
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