売上を上げるために必要なメンタリズム3つ

DaiGoさんのメンタリズムがブログの商品紹介で役立ちそうです。この本に書いてあるテクニックを使えば、商品の購買率が高まるはず。私もこれから実践していきます。ブログやお店の売り上げを上げたい方は必見ですよ。

1. 売上を上げるために「デメリットをさらして信頼を勝ち取る」

ブログで商品を紹介するときもそうですが、相手に何かを売ろうとする時は商品の欠点を隠してしまいがちです。しかし、それは逆効果。むしろ、欠点を伝えた方がいい結果になるんです。

新製品や新規企画をプレゼンする時は、製品や企画に欠点や改善すべき点、マイナス評価になりそうなデメリットがあるなら、それらを最初に伝えてしまいます。

この手法は「両面提示」と言って、相手を説得するのに有効な考え方なんです。

デメリットを聴かされずにメリットだけを連呼されると、人はその情報に疑念や猜疑心を抱きます。

だからこそ逆に、最初にデメリットの情報をオープンにする事が、何よりも「誠実さ」の大きなアピールになります。

誠実さが相手に伝われば、それは「信頼」に変わり、「価格が高い」といったデメリットも、「高いのには高いなりの理由がある」という納得の材料になりえます。

デメリットを明かす際も、ある事に気をつければもっと成約率を高める事ができます。それは、デメリットを先に話して、メリットを後半に語るという事です。

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先にレンタルサーバーの短所を後半で長所を提示して巻き返す

例えば、こんな風に。

これは悪い例。


このレンタルサーバーは、格安で使う事ができ、初心者でも簡単に始める事ができますよ。ただし、急激にアクセスが集中したとき負荷に耐えられる事ができず、サービスが止まってしまいます。

こっちは良い例。

このレンタルサーバーは、急激にアクセスが集中したとき負荷に耐えられずサービスが止まってしまいます。しかし、他のサーバーに比べて格安で使う事ができ、初心者でも簡単に始める事ができますよ

後者の方が誠実さも伝わりますし、メリットが相手の印象に残りやすいのです。これは新近効果と呼ばれています。

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先にマイナス情報を伝える事で「①信頼」「②マイナスをプラスに変えられる」

新近効果の詳細は以下の通り。

後から入った情報の方が記憶に残りやすいという人間の脳の特性(新近効果)もプラスに働いています。

先にデメリットをさらす事で、人間の本能を利用しデメリットの効果を和らげる事もできます。

個人差はあるものの、人には”反発心”があります。自分に向けて発せられた情報に対して、一旗小なりとも反論しようとしたり、反発を覚えるものなのです。これは「心理リアクタンス」と呼ばれています。

先にマイナス情報を伝えると、相手はその情報に対して反発し、マイナスがプラスの情報になります。「①相手からの信頼」「②マイナス情報をプラスに変えられる」という2つのメリットを得られるんですね。

ですので、私もブログで商品を伝える際、先にデメリットを伝えいこうと思います。

2. 売上を上げるために「10回繰り返せば、伝えたい事が伝わる」

ブログを書く時、「こんな便利な情報を伝えたい」、「この商品を紹介して購入してほしい」など必ず伝えたい事があるはずです。それを読み手に伝え、思った通りの行動をとってもらうのは非常に難しいこと。

しかし、ある事を意識するだけで、簡単に実現できるんです。それは、以下の3つ。

①これだけは絶対に伝えたいという重要情報を一つに絞り込む
②それ以外の情報は、いっそ捨てるぐらいの勇気を持つ
③一つの企画書に3〜10回くらい自然に登場するようにその言葉を入れる

これだけです。「3〜10回繰り返す」際は、表現を変えて繰り返す事がポイントです。表現を変えるのは、人によって心に刺さるフレーズが違うからです。

有名ドラマの重要なセリフ「言い方、言う状況、言う人を変えて必ず3回言わせる」

繰り返す方法には実績があり、大ヒットドラマ渡る世間は鬼ばかりでも利用されていました。

脚本家、橋田壽賀子さんがおっしゃっていたのですが、橋田さんは脚本を書く時に、その後の展開の伏線となる重要なセリフは、言い方、言う状況、そして言う人を変えて必ず3回言わせるようにしているそうです。

意識的に繰り返す事で、そのセリフを視聴者の記憶の片隅に残し、伏線を張っておく。すると後の展開でその伏線が出てきた時に視聴者は、「ああ、あのときのあれだったのか」と気づくのだとか。

裁判では「無罪証明を2〜3回繰り返した時には46%、10回だと82%が説得された」

裁判でも「繰り返す方法」は大きな効果をもたらしています。

それは、ある民事裁判における実験で証明されました。被告が無罪であるという証明を2〜3回繰り返した時には46%が説得され、10回繰り返した場合には82%が説得されたのです。

ですので、相手に期待通りのアクションを起こしてほしい時には10回言葉を変えて繰り返すという方法が有効です。ぜひ、みなさんも試してみてください。

ブログのSNSシェア、購買率が上がるかもしれませんよ。

3. 売上を上げるために「ブログの商品紹介は友人に勧める気持ちで」

ブログの商品紹介では、買ってほしい気持ちが先行し、独りよがりな文章になってしまいがちです。私も経験があります。ですが、「売り手の立場」に立つ前に「買い手の立場」に立って考えてみましょう。

あなたが他のブログを訪れた際、「買って!」という主張の強い記事を読んだら、どう思いますか?

買いたいとは思いませんよね。

こうならないためには、買い手の立場に立つこと、友人に勧めるつもりで文章を書くことが必要です。DaiGoさんもこのように主張しています。

仲の良い友だちに「これ、すごくいいよ」とすすめられたテレビと、販売員に「これはいい商品ですよ」とすすめられたテレビ、どちらを買いたいと思いますか?断然友だちですよね。

「友だちのテレビ選びに付き合っている」ぐらいのフランクな関係が築ければ、お客さんもこちらのセールストークを信用して聞いてくれるでしょう。

商品を進める人でなく、いっしょに選ぶ人になる。対面ではなく横並びで接する。そうする事で「この人から買いたい」と思わせる。

売上を上げるためにはデメリットの提示と売り手の立場を大切に

売上を上げるために必要なことは以下の5つ。

・先に商品のデメリットを伝える事で相手の信頼を得る事ができる

・先にデメリットを伝えれば、相手が反発し、マイナス情報がプラスに変わる

・伝えたい事は10回繰り返せば8割方うまくいく

・ブログの商品紹介は買い手の立場に立つ

・友人に商品を紹介するつもりで書く

このように、売り上げを上げるノウハウを学べる良書ですので、気になる方は本書を手に取ってみましょう。

また、ブログの収益を上げる方法が他にも気になる方は「ネットで収入を得たい人が知っておくべきこと1つ」を読んでみてください。

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