本ブログでモバイルからの流入が70%を超えている事からもわかるように、サイト運営者はこれからスマホ最適化を進めていく必要があります。というかやらないと終わります。そんな中、私たちブログ運営者が参考にすべきサイトを見つけました。それはITmediaです。今回は、ITmediaのスマホサイトのスゴいと思った点をまとめていきます。
1 ネイティブアプリのようなUI、UX
まずビックリしたのが初期アクセス時に表示されるチュートリアルです。
スマホのネイティブアプリ(AppStoreやGoogle Playからインストールするアプリ)では、初回起動時にユーザーを迷わせないためにチュートリアルを表示されるのが当たり前になっていますが、それをWebで実現しています。チュートリアルのおかげで初回訪問ユーザーはITmediaサイトを迷わずに周遊する事ができるでしょう。ユーザーに易しい設計になっていますね。さらに、サイト上部の固定ヘッダーにより、ユーザーがいつでもメニューを参照する事ができ、サイトの主要機能を存分に使う事ができます。これがあるだけでサイト滞在時間は大きく伸びるでしょうね。ネイティブアプリの下にある固定バーと同じ働きをします。
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2 スライド型サイドバーでユーザーに記事をもっと読んでもらえる
Facebookが導入して、各アプリで主流となったサイドバーにメニューを置くUIもITmediaでは採用しています。
サイドバーにメニューを配置し、カテゴリ分けした記事や最新記事を表示する事でユーザーの直帰率を下げる事ができます。ユーザーとしては、操作しやすい位置に他の記事一覧がある事で、「これも読んでみよう」となるわけですから。スマホ最適化を本ブログで進める上でのこのサイドバースタイルは必須だと思っております。
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3 ページ遷移せずに人気記事ランキングを閲覧できる
ブログで目玉コンテンツになるのは、やはり人気記事ランキングです。多くの人に見られているという事はそれだけ多くの人が価値を感じているという事なので、サイトの価値をアピールしやすい部分です。しかし、たいていのスマホサイトでは、記事の下に人気記事を配置しており、ユーザーにスクロールしてもらわなければ閲覧できない造りになっています。しかし、ITmediaスマホサイトでは、スクロールという面倒な動作をせずとも、1タップで人気記事ランキングを表示できるようにしているのです。
冠ボタンを押すだけで、ランキングのポップアップが表示され、気になる記事を押せばその記事を読む事ができます。こういったユーザーに優しい造りもITmediaサイトのいい所なのです。
4 ユーザーの好みに応じた細かい設定ができる
ITmediaのスマホサイトでは文字サイズ、行間、閲覧履歴削除などを設定する事ができます。
これまで紹介してきた3つほどインパクトのある機能ではありませんが、ユーザーの事を考えた心配りが感じられます。
まとめ
・スマホ最適化はITmediaを参考にしよう
・アクセスアップのためにスライド型サイドバーを導入すべき
・人気記事ランキングなどサイトやブログの目玉コンテンツはポップアップなどで手間なく閲覧できるようにすべき
・これからブロガーはUI,UXデザイナー的視点ももっておくと強い
ちなみに、ITmediaのネイティブアプリももちろんあります。ネイティブアプリでは、バックグラウンドでアプリを動かし、記事内容を取得しておいて起動時に読み込みを速くする処理などネイティブならではの機能も実装されております。より、快適にITmediaを利用したい方はこちらもどうぞ。
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