クリスピー・クリーム・ドーナッツが宣伝せずとも爆売れした理由が参考になった

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こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。

ずるい考え方 ~ゼロから始めるラテラルシンキング入門~」という本がおもしろかったので紹介します。物を売るために必要なことが書いてありました。

商品を売るとなると、バンバン宣伝すればいいと考えてしまいがちですが、そんなことをしなくても買ってもらえるんですね。

商売の鉄則を学べました。

制約なく自由に考えよう

ちなみに、本のタイトルにある「ラテラルシンキング」とは、制約や常識を排除し、自由に考えるという思考法。

本書では、以下のように定義されています。

発想に一切の“制約”を設けず、あらゆる可能性から問題を解決しようとする考え方のこと。

これが、勝間和代さんをはじめ、有名なビジネスパーソンの間で注目されているのです。よく、ネットで話題になる「その発想はなかった」もこれに該当します。

そして、本書ではクリスピー・クリーム・ドーナッツが販促で使った素晴らしいアイデアが紹介されていたのです。

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ドーナッツ1箱(12コ)を無料で配った

通常、この手のドーナッツ屋さんではチラシや広告などにお金をかけてお客さんを呼んで買ってもらおうとします。

しかし、クリスピードーナッツは、それをしなかったんですよ。彼らは、ドーナツを無料配布したのです。しかも、ひとりに1個ではなく、1箱(12個入りを)配ったのです。

まず、道行く人にドーナツを箱ごと渡せば、それだけでかなり目立ちます。無料ですから、並んででももらおうとする人が出てくるでしょう。

さらに、ドーナツを配ったのはお昼頃でした。狙いはランチタイムで会社から出てきたOLです。ドーナツの入った箱を受け取ったOLは、オフィスに戻ります。

昼食後ですから、ひとりで食べるとしても、2、3個食べれば十分でしょう。

では、残りはどうするか。

自宅に持ち帰るには箱が大きすぎますから、当然、オフィスの同僚と分けることになります。 オフィスでは、こんな会話が聞こえてきそうです。

「どうしたの? このドーナツ」
「箱ごと配ってたの。それもタダで」
「ホントに!? どこのお店?」

おすそ分けをもらった人は、当然お店を知りたくなるでしょう。

実際、仕事が終わる頃には、ドーナツ店には長い行列ができたと言います。 このお店、実は行列に並んでいる人たちにも、試食用のドーナツを丸ごと1個提供しました。

ここまで大盤振る舞いされれば、お店に対して悪いイメージは持ちません。 行列に並んだ人たちは、この体験をまた誰かに話すでしょう。

こうして、口コミが口コミを呼び、お店には連日長蛇の列ができるようになりました。

このようにして、広告費をかけずにお客さんを呼ぶことができたのです。

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情報を拡散してくれる人に配ろう

ここで大事だったのは、広めてくれる人へ無料で配ったことです。ドーナッツ1箱は2000円ですから、それを広告と考えれば、無料配布から2000円以上のリターンがあれば、投資としては成功なわけです。

そのために、確実に広めてくれそうなランチ帰りのOLさんに配ったわけですね。

そして、その人が2コ食べるとして、残りは10コ。それをオフィスの10人に配れば、品質の高い商品なので、そのうちの半分はお金を払って買ってくれるでしょう。

ドーナッツを食べられなかった人たちも興味を持つ

また、ドーナッツを配られなかった人たちも、オフィスで美味しそうに食べる人たちの姿を見て、興味を持ち、帰り道にドーナッツを購入してくれるかもしれません。

このように、オフィスでの情報拡散を考えれば、2000円の無料配布からそれ以上の売り上げは立ちそうです。

このように、商品を広告として無料配布すれば、より多くの人に買ってもらえるようになるんですよ。そこから、リピーターだって生まれます。

なので、物を売っている方々は、「無料配布」も戦略の1つとして考えてみてください。

配る相手の見極めが必要

ただし、やたらめったら配るのでなく、配る相手を見極める必要があります。「適切に広めてくれる人」に配らなければいけないのです。

参照:絶対に無料にしてはいけないコンテンツを東村アキコ 漫画『ヒモザイル』から考えてみた

ドーナッツの例で言うと、OLさんですね。

また、商品を「本・書籍」と考えると、無料配布は「献本」と考えられます。

この場合、配る相手は「読んだ後に記事を書いて本の情報を拡散してくれるインフルエンサー」である必要があります。

このように、無料配布する際は、配る相手の選定も重要なのです。

なので、ヒット商品を生み出したいと考えている方は、クリスピー・ドーナッツの事例をマネしてみてください。

ビジネスのアイデアがほしいなら必読

本書には、「その発想はなかった」のようなアイデアや企業の成功事例が紹介されています。

初級者向けのマーケティング本としても読めますので、これまでビジネス書で挫折してきた人は、まず読んでみてください。

イラストもたくさんあって理解しやすいし、読みやすいです。

ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))

次回予告
「でも、俺はミスドが好きだな」

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