感情をうまくコントロールするための5つの方法でも取り上げた通り、人間の行動を決定づけるのは感情です。人間の感情を知るために、心理学を知る事をオススメします。
心理学は、数々の人の心に関する実験を経て築き上げられた学問です。
経営者の多くも心理学の大切さを主張しているのです。
1 自分の要求を通す
相手と目を合わせることや相手の体に触れることで、自分の要求を通しやすくなります。
商店街で、この技を使った実験が行われました。
商店街を歩く人にお金を貸してくださいと被験者が尋ねて、貸してもらえるかを検証する実験です。
このときの頼み方は以下の2パターン。
①ただ「貸してください」とお願いする。
②視線を合わせたり、ボディタッチをしたりしながらお願いする。
すると、②(51%)の方が①(29%)よりも圧倒的にお金を借りられる確率が高まったのです。
目を合わせる、ボディタッチがお願いには効果的
この結果から、人にお願いするときは、目線をあわせたり、ボディタッチ(腕を掴んだり)をしたりすると成立しやすいということがわかりました。
この法則を上手く利用しているのが、キャバクラ嬢です。
彼女たちは、目を見つめたり、腕を掴むといったボディタッチをすることで、高いお酒を注文させています。
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2 うなずき方で相手を操作する
うなずき方を変えるだけで、相手を黙らせたり、会話を盛り上げたりすることが出来ます。
相手がしゃべるのをやめず、黙らせたかったら、うなずくのをやめましょう。
逆に、相手がなかなかしゃべってくれず盛り上がりに欠けるようでしたら、積極的にうなずいてみましょう。
この法則を利用した実験も行われています。
うなずきをやめると、相手の喋る時間が短くなる
ある採用面接試験で、面接官が最初の15分は普通に、次の15分は積極的にうなずき、最後の15分はうなずくのをやめるという実験です。
すると、面接官が積極的にうなずいたときは、応募者のしゃべっている時間が長くなりました。一方、面接官がうなずきをやめると、応募者のしゃべる時間が短くなったのです。
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しつこい上司がいたら、うなずきを減らす
この結果から、うなずくとは、相手に話すことを要求する行為だということがわかりました。
ですので、仕事中しつこく話しかけてくる上司がいたら、うなずきを抑えてみてはいかがでしょうか?
応対する時間が減って、生産的な時間を増やすことができるかもしれません。
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3 役割で人の性格が変わる
人に与えられる役割によって人の性格を返ることができます。それは、以下の実験でわかったこと。
ある学級で、あまり目立たない生徒を学級委員に任命したのです。
すると、それまでは学校から帰ると遊んでばかりいた生徒が勉強するようになり、親に学校のことを話すようになったのです。
さらに、学校の成績も上がり、リーダーシップをとり、自信を持って行動できるようになりました。
仕事しない人には役割を与えるといい
今まで目立たず、人の後ろについていた生徒でも、学級の先頭を命じられたことで、それに恥じない人間になろうと努力した結果、本当に立派な学級委員になることができるのです。
この結果から、ハードルの高い重要な役割を与えると、その人は成長し、責任を持って役割を全うしようとすることがわかります。
職場で、責任感が無く、あまり仕事をしない人には重要な役割を与えてみてはどうでしょうか。やる気がわいてくるかもしれません。
また、自分を奮い立たせるためにも、重要な役割を自分から買って出ることも有効です。性格というのは、役割や環境で変わるものなのです。
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まとめ
心理学が役に立つということがわかって頂けたでしょうか。
今回紹介したテクニックはほんの一部です。
興味深い部分は深堀りして実生活に活かしていきましょう。
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