先日、休憩のつもりで読んだ「失恋ショコラティエ」から、素晴らしい学びを得てモチベーションが上がりました。この時思ったのが「少女漫画は読み手のレベルを理解して分かりやすいフォーマットに落とし込んでいるな」ということです。
このことから、読み手の層に合わせてコンテンツの形式を最適化する必要があると感じました。これはブログを書く際も非常に重要な視点なのです。
ということで、まずは「少女漫画から得た体験」を書いていきます。
「ルーキーである事に甘えてるんですか?」by 少女漫画
ブログを書いて生活していると、悩むこともありましてその度に「今日はもういいや!」とブログ執筆以外のことに取り組むことがあります。その際、良く読むのが漫画です。
最近はタブレットの導入により、もっぱらNEXUS7で書籍を読むようになってKindleの無料漫画などを物色しています。
その際に見つけたのが「失恋ショコラティエ」という漫画です。
この漫画は、月9でも実写化され、石原さとみさんの小悪魔ぶりに世間が悶絶して話題になりました。内容は、ある女性に恋するショコラティエ(チョコレートを作る人)が女性のために良いチョコレートを追求するというお話。
内容自体は完全な恋愛漫画なのですが、あるシーンでブログ運営に通ずる所があるなと考えさせられたのです。それが、主人公・爽太がライバルである六道(リクドウ)のビジョンを聞いて打ちひしがれるシーン(2巻)。
すごいブロガーを目の前にして雲の上の存在だと認めざるをえない時、つい「あの人はキャリアがあるから」と言い訳して「大丈夫」と安心しようとする事があります。
でも、それでは全くダメで。爽太が言うように競って傷ついて悔しがって、その度に努力していく必要があります。
先輩ブロガーさんや同世代のバズっている記事を見るたびに、自分はまだルーキーだからと言い訳する事があったので、失恋ショコラティエからは色々と勉強させてもらいました。
これが「失恋ショコラティエ」から学んだことです。おそらく「ルーキーだからと言って言い訳せずに努力しろや」という教えは自己啓発本を読めば、いくらでも書いてあるでしょう。
僕もそうした教えを何度も目にしてきました。しかし、今回は本当に心に刺さったのです。それは「自分と境遇の似た主人公が発したセリフ」という共感し得るフォーマットに落とし込んであったからです。
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分かりやすいフォーマットに変換して堅いテーマを伝える
上記のように、少女漫画は柔らかい形で自己啓発本に書いてあるような学びを届けてくれます。ですので、普段は自己啓発本など堅い内容の本を読まない人でも、人生に役立つ学びを得られます。
こうした「読み手に歩み寄って最適な形でコンテンツを届ける姿勢」は既に色々なメディアで実践されています。
参照:読み手の利便性を追求したいならバイラルメディアとシャレてはいないECサイトを見ておこう
現に、人生で大切なことを漫画という分かりやすいフォーマットで学んだという人は多いはずです。僕もそのうちの一人ですからね。例えば、以下のセリフから。
少女漫画に気づかされる重要な学びの数々
何かを残さなきゃ行きてるイミがないなんて
そんなバカな話あるもんか
生きててくれればいい
一緒にいられればいい
オレはもう それだけでいい
引用元:人生に悩んだ時はハチミツとクローバーの名言が効果的ですよ!
あたしはさ
自分のやりたいよーな事しかやってこなかったんだよ好きな人と結婚してさ
まあ むかつく事もいろいろあるけど
楽しいよ大変な事もいっぱいあるし
あんたらにも負担かけてきたけどね
・・・楽しいよ
引用元:少女漫画の名言は恋愛中に勇気をもらうだけでなく、仕事でも役立つことを知って驚いた
少女漫画の魅力は、こういった素晴らしい気づきを分かりやすいカタチで得られる所にあります。決して恋愛中の女性だけの読み物ではないんです。
ですので、僕たちブロガーも少女漫画のように「読み手にとって分かりやすいフォーマットは何か?」を考えていきましょう。そうすれば今までとは異なる層にリーチする際、彼らに適した型でコンテンツを届けて理解を促し、ファンを増やす事ができますので。
ではまた!