ブログを運営していると、たまに苦しい時期が訪れます。そんな時は先人達のノウハウを活用しています。僕はそうやって乗り越えてきました。
これは人生に迷った時でも有効なので、確認してみてください。
逆境時の将棋棋士の対応を見習おう
今回参考にしたのは「努力論」という本。こちらによると、プロの将棋棋士は不利な戦局に陥った時、こんな対応を取るそうです。
一気に攻めつぶされることのないように駒を組み替え、一方でジリ貧に陥らぬように微妙に局面を複雑化しつつ、決め手を与えないようにしながらじっと戦局の好転を待つのである。
P. 128
将棋棋士は不利な状況になってもけっしてヤケにならず、冷静に状況が好転するのを待つそうです。
そして、見ていると、おもしろいことに必ずどこかでチャンスが訪れる。そこで一気に盛り返していく。
P. 128
そして、状況が好転したタイミングで一気に攻めに転じていくのです。
人生においても、順境よりも逆境にあるときの身のこなし方の方が遥かに重要であるらしい。努力の過程において、苦しいときにこそ人の真価が発揮される。
P. 129
まさに、ブログもそうです。ブログでは数値が改善しないなど、焦ってしまう状況がよくあります。そこでヤケを起こして下手な行動をとってしまうと、さらに事態が悪化してしまいます。そんな時は、まず冷静になることが大切です。そして、対策すべきことを分析して愚直にそれを実践していくのです。
すると、時間はかかりますが、事態が上手く進みだすのです。ですので、仕事などで雲行きが怪しくなってきたときは、感情的にならずに原因を分析しましょう。そして、改善のための対策をしてくのです。そうすれば、きっと事態が好転していきます。
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逆境を乗り越えてきた先人の言葉が参考になる
First 360 / Chovee
著者の通っていた高校に訪れた著名人の講演内容も参考になります。
いいか、君たち。
これからの人生のどこかでかならず苦難が降り掛かってくる。
そうしたら、『へへっ、面白くなってきやがった』というぐらいの気持ちで、堂々とそれに立ち向かっていきなさいP. 130
この言葉を見た時はちょうど苦しんでいたときだったので、相当救われました。
ブログを運営していると、苦難に陥ることがあります。
苦難を楽しみながら乗り越えるのと、辛いと思いながら乗り越えるのでは結果も違ってきます。苦難というのはたいてい好転のきっかけになります。僕も苦難を変化のきっかけにしてこれまでやってきました。
苦難を前向きに捉えた方が上手く対処できます。
開き直る位のポジティブさは非常に重要ですよ!
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結局は思考が重要
苦難があるときの対処法で一番重要なのは、「思考」です。
引き寄せの法則でも述べてきましたが、思考が事象を引き起こします。苦難があるときに「乗り越えられる」という考えがなければ、絶対に苦しみから抜け出すことはできません。
将棋棋士の大山康晴氏も敗北してタイトルを失った時、思考法を変えたことにより、復活していきました。
大山氏はタイトルを失い失意の淵にあった際、後援者から贈られたメッセージの中に「助からないと思っても助かっている」という文字を見つけたそうです。そのとき、「助からない」と思い込んでいる自分の弱さに気づき、「助かっている」と思考を変えたそうです。それから、彼は復活を遂げ、タイトルを奪い返していきました。
このエピソードから著者はこんなことを語っています。
まずは強い意志力を持ち、自分で苦難を乗り越えよう、立ち直ろうと努力しなくてはいけない。そのような努力をする人間だけが、苦難克服のきっかけを見いだすことができるのである。
辛いことがあったときは「乗り越える!」という意志がなければ、辛いことを克服することはできません。逆に、辛いことがあるときは強い意志を持てば、きっと事態を好転させることができます。
僕も辛いときは手帳に「絶対乗り越える!」と書いて何度も見返しています。そうやって辛いことを乗り越えてきました。
ですので、辛いことがあったときは落ち込むのではなく、強い意志を持ちましょう。そして、その意思を紙に書いて眺めましょう。それだけで行動が変わってきます。これは本当に効果があるので試してみて下さい。
まとめ
苦しい事があったら、先人達が教えてくれた方法を実践してみてください。
その方法はこれまでに紹介した以下の4つです。
・冷静になって事態が好転するまでまつ
・その間にしっかり対策を施す
・開き直くらいの前向きさが大切
・「乗り越えられる!」という強い意志を持って、それを紙に書いて眺める
ぜひ、苦難に陥ったときはこれらを思い出して苦難を好機に変えましょう。
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