今回は、2013年3月に大型の資金調達に成功し、イケイケだったスタートアップが提供していたサービスを振り返ります。そして、今の彼らの姿もリポートしていきます。
それではどうぞ!
3億以上調達していた会社
今回参考にしたのは、3億円以上の資金調達に成功していたスタートアップを紹介した記事。 2013年3月15日のことでした。
まずは3億円以上の資金調達に成功していたスタートアップを振り返りつつ、近況を紹介していきます。ちなみに、当時はベンチャーという言葉を使って紹介していたみたいです。1年ちょっとなのに時代を感じます笑
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SmartEducation
「おやこでリズムえほん」、「おやこでスマほん」などの教育系アプリでカテゴリ上位を独占していたSmartEducation。
現在も勢いが衰えておらず、iPhoneアプリの「こども向け」カテゴリで上位を独占しています。
さらに、NHKやクレヨンしんちゃんなどキッズ向けでは大型のIPと手を組んでおりトップセールスも好調です。
この分野ではこれからもトッププレイヤーとして走り続けるのではないでしょうか。
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②FreakOut
記事を書いた当時、何をやっているかよくわからない会社だったのですが、実はめちゃくちゃスゴかったんですね笑
1月にはヤフー出身のイケててファンンキーな方を役員に迎えるなど体制も整っています。
なによりうらやましいのはオシャレすぎるオフィスです笑
株式会社フリークアウト が引っ越したらしいので行ってきた!では衝撃的な写真が多数紹介されています。
!!
!!!
!!!!!
これがオフィスとは。うらやましいです。。
③Bitcellar
2,000万インストールを記録した「FxCamera」を提供するスタートアップ。
当時は「Cellar」という写真保管サービスをリリース予定でしたが、いまは運営していないようです。
これからは「Qrank」というカジュアルなニュースアプリも手がけていくようです。(Google Playでは公開中)
④クラウドワークス
ランサーズと共にクラウドソーシングの先駆けとなったクラウドワークス。
いまもその勢いに衰えはなく、仕事依頼総額は89.5億円に達したそうです。
代表の吉田さんも世界の働き方を変えようを出版するなど世間的にも注目が集まるクラウドワークス。これからも働き方を大きく変えてくれる事に期待しています。
5億以上調達した会社
次に5億円以上の資金調達に成功していたスタートアップを紹介します。
⑤TOLOT
当時、ネット上でリアルなフォトブックを作成できるサービスが少なく、注目を集めていたTOLOT。
最近、2014年2月23日付けで登録会員数が50万人を突破したようです。業界内で知名度の高いノハナの会員数が65万人である事を考えると、順調に成長しているといえますね。
フォトブックに関しては競合も増えてきていますので、彼らとどう戦っていくかに注目していきたいと思います。
なお、登録会員数は70万人を突破しているとのこと。@MUTRONさんありがとうございます!
@TwinTKchan TOLOTは5/16付けで登録会員数は70万人を突破してますよ。 http://t.co/TfWTg5fJd9
— ℳ솮♡η™ (@MUTRON) 2014, 5月 28
⑥Aiming
当時、ソシャゲ会社の大型資金調達はレアケースだったので、注目が集まっていました。
最近は競合同様、ポチゲーでないコンシュマーレベルの作品を開発しているようです。
ゲームはあまりやらないので、正直1作も知らないですが。すいません。。
⑦リプレックス
紹介した当時はguPixというサービスがメインでして、最高額の資金調達を行っていたのですが、企業サイトからは姿を消していますね。
どうしたのでしょうか?非注力にしているのかな?クローズではないと思うのですが。
その代わりにいま推しているのが「scene」という高機能写真共有アプリです。
会員数が20万人とそこまでスケールしていませんが、レッドオーシャンな写真共有アプリの中でどれだけ数字を伸ばしていくかに注目しています。
資金調達しても順当にいくわけではない
これまで見てきた中で、SmartEducationやフリークアウト、クラウドワークスは順調に成長しているようですが、写真共有アプリで資金調達に成功していた会社は順調とは言い難いようです。
SmartEducationやクラウドワークスが成功した要因として、まだ参入プレイヤーが少ない時点で可能性のある分野にチャレンジした事が挙げられます。逆に、苦戦しているスタートアップは競合がうごめく写真共有アプリやソーシャルゲームという分野で勝負してしまっています。
写真共有アプリは、言語が関係なく世界展開もしやすい事から多くのチームが狙っていく分野です。しかし、ライバルの多さとマネタイズの難しさから撤退していくチームも多いです。そんな事が今回の振り返りでも感じられました。
アプリの歴史を振り返っていた感じる事ですが、やはり初期段階で空き地を見つけ、先行者として存在を確立していったプレイヤーは強いですね。
この点はブロガーにも共通している事ですので、いろいろと勉強になりました。
なんか上手くまとまりませんが、今日はこの辺で。
おあとがよろしくないようで。
「アプリの歴史」記事一覧
【アプリの歴史】キュレーションアプリ黎明期はGunosyが10億かけてCMなんて想像できなかったよ @2013年3月
【アプリの歴史を振り返る】2013年3月に注目されたWebサービス