地方のブラック低賃金(安い給料)を引き起こしている悪しき習慣とその原因

新潟に転職した友人の話を聞きました。

その中で、「地方の低賃金は、地元の人によって引き起こされているんだな」と痛感しました。

いろいろと衝撃的だったので、共有します。

田舎でも、「商品に自信を持って正当に稼ぐのが正義」という感覚が根づけばいいなと思いました。

課長でも30万円!東京からだと給料が安くて転職できない

友人は、東京のメガベンチャーから転職しました。

その会社は高給で知られていたので、新潟で仕事を探していたときは、待遇の差に驚いたそうです。

現地の会社の給料が低すぎたのです。

それまでの年収の半分を提示しているところも珍しくなかったんだとか。

スポンサーリンク

待遇の悪い地方の闇がえぐい

彼は幸運なことに、条件の良い会社に転職できましたが、転職活動をすればするほど地方の闇を感じたそうです。

その例が「課長という役職がついていながら、休日出勤ありで月30万円しかもらえない」という会社

新潟は、公務員、銀行、地元で有名な会社であれば待遇がいいですが、それ以外だとブラック企業が多いんだとか。

だから、転職する人も多いんです。

スポンサーリンク

地方のブラック労働に悩んでいるなら

なお、こうした地方のダメさに絶望してるなら、都会に出て働くことを検討しましょう。

ぼくやぼくの兄が田舎から上京してきて痛感してますが、都会(東京)は仕事が多く、給料も高く、やりがいのある仕事が多いです。

なので、こういったメリットを得るために都会の求人をサイトでチェックしましょう。

※給料の上がる仕事を見つけるために、無料診断で強みを理解するのもとても有効です

>>【無料】仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった

地方でも意外と転職が多い

話を戻しますが、友人から聞いた地方の現状は意外でした。

なぜなら、田舎だと働く場所が少ないので、一度働いたらその機会を大事にして長いこと勤めると思っていたからです。

そして友人と話して、その問題の原因もわかりました

地方の労働環境がブラックになる原因

というわけでこれからは、その原因を紹介していきます。

1. 周りの目を気にして、独自の値付けができない

1つ目の原因がこれ。周りの目を気にしすぎてしまうということ。地方ならではですね。

他者からの評判を気にして、自分の商品・サービスに思った通りの値段をつけられないんですね。

自分のところだけ、高く値決めしてしまうと、周りに疎まれるので横並びにしてしまうんです。

「周りと同じ」の強制力がブラック職場を生む

田舎出身者として、周りの目を気にしてしまう、というのはよくわかりますね。

これが仕事に悪影響を及ぼしてしまっているんです。

2. 過度に謙遜する

地方によくある「自分なんか。。」の謙遜が悪い影響を及ぼすこともあります。

例えば、「うちなんて実力的にまだまだですから、価格はこんなもんでいいですよ」というもの

「田舎の人は、売り込みが下手」なんて言われますが、その原因がこれですよね。

自信を持てないことがブラック労働につながる

そして、突き詰めれば、周りへの気遣いが影響してるんでしょうね。

自信を持って「うちの商品は良い!」とアピールしてしまったら、「あいつは調子に乗っている」と噂されてしまうんじゃないか、と気にしちゃって

ひとりが始めると周りもつられて低価格に

本当に良い商品なら、自信を持ってアピールしてそれに見合った対価をもらえばいいのに、謙遜により正当でない対価を受け取ってしまっています。

そして、誰かが謙遜して低価格でサービスを提供すれば、周りもつられてしまうんです。

そうなると、低価格での仕事が当たり前になり、発注側に安く仕事を依頼するクセがつきます

謙遜の被害者はフリーランス

新潟にはそうした文化があるため、仕事を安く済ませようと、フリーランスに仕事を依頼します

そうした理由もあり、新潟には意外にもフリーランスが多いのですね。

低価格で仕事を依頼する企業が多いという皮肉な事実から

思い切って報酬を交渉したほうがいい

しかし、こうした事態が続けば、クリエイターの単価は上がらなくなってしまいます。

なので、悪しき習慣を打ち破ってくれるフリーランスが出てきてほしいところ。

地方で働く際は、じっくり調べよう

このように、地方で働く際は労働条件に気をつけなければなりません。

給料がマジで安いです。東京で働いていた方は絶対に知っておくべきですよ。

関連記事:地方から東京への転職・就職を考える人が知らないとヤバいこと

地方・田舎には仕事がなくて大変

さらに、選べる仕事の数も少ないし、現地ならではの謎ルールもあります。

なので、これからU・Iターンを考えている方は、覚えておきましょう。

2018年(平成30年)の最低賃金(東京、東北地方)

最低賃金の引き上げや改定はいつから?

北海道の最低賃金や予想について

次回予告
「地方はまったり働けるわけでもない」

いつもシェア感謝です!今回もぜひ

※ 微妙だったら、そっと閉じるか、ほかの記事を見ていただけるとうれしいです!

SNSでも自分の得意なことで収入を得る方法を発信しています。フォローすれば更新をチェックできますので、ぜひフォローを。
仕事依頼などのお問い合わせは「iwgp545@yahoo.co.jp」か、「TwitterのDM」、「Facebookのメッセージ」からお願いします。