無料公開しているブログ記事を有料販売して認知度も高める方法

プロブロガーのかん吉さん(わかったブログ運営)が出版された電子書籍『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』がすごく勉強になったので、紹介します。このやり方は今後、クリエイターが食って行く際、参考になるのでメモしておきましょう。

無料公開してる情報でも編集すれば有料で売れる

この電子書籍のすごい所は、Webに無料公開しているブログの過去記事にあとがきを追記した内容なのに、有料でバンバン売れている所です。

実際、僕が調べた時はAmazonの売り上げ3位にランクインしていました(最高2位だそうです)。

無料公開したブログ記事を有料販売するのが今後のトレンドに!

一見、不思議に見えるこの現象。でも、よく考えれば理にかなっているんです。

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電子書籍に書いてあることは無料で読めちゃうけども、、、

ぶっちゃけ、電子書籍に書いてあることはかん吉さんの過去記事を漁れば、読めます。しかし、電子書籍にしか出せない価値があるんです。それが効率性

電子書籍にピックアップされているのは、ブログのアクセスアップ、SEOのテクニックなど「ブログ飯」を目指したい人に刺さる内容で、その選定も見事なんです。

構成も読み手を考慮したものとなっており、ブログ運営で必要な知識を体系的に学ぶことができます。

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キュレーションが価値になって有料でも売れている

ピックアップされた20ほどの記事から得られる知識を、電子書籍と同等の効率性でブログから学ぶことは不可能でしょう。

たとえ、カテゴリーで分類されていても、たくさんの記事があるブログから必要な情報を見つるのは予想以上に手間がかかりますから。その手間を、今回の電子書籍によって省いてくれているというわけです。

そして、本書はある疑問への答えにもなっていたんです。

なんで無料で読めるのにお金を出して本を買うの?

僕は、Web上には、既にたくさんの情報が転がっているのに、なぜ人はお金を出してまで書籍を購入するのか、ずっと考えていました。そして、本書を読み、わかったんです。

それが「書籍は、専門的な知識を体系立てて整理してくれており、その整理代金として人々はお金を払っているのだ」というもの。

今回で言えば、「人気ブログの作り方」という知識。それを得るための情報を整理してくれた著者に対して対価を払っているわけです。

この「整理」、最近の言葉で言えば「キュレーション」に対する価値が、今後カギになっていくのです。

ブロガーはテーマごとに電子書籍を出そう

ブロガーで言えば、「人気ブログの作り方」以外に「マネタイズ」というテーマで知識を整理して電子書籍化することができます。さらに、フリーランスという文脈であれば「個人で食っていくための方法」というテーマでも書籍化できます。

こうした体系的にまとめられた知識をウェブ上の無料情報から作ることができるんです。そして、そこには確かに需要があるんです。

今回のような話は、ブロガーに限った話ではありません。ウェブ上に情報を無料公開している人、全てに当てはまります。それは音楽家、漫画家など様々。

音楽や漫画で食べている人よ!今すぐ電子書籍を出しなさい!

例えば、こうろぎさん。彼であれば、「音楽で食っていく方法」「楽曲の作り方」というテーマで情報を有料販売できるでしょう。

既にやられていますが、漫画家・鈴木みそ先生のように昔の作品を電子化して販売する方法や、そのノウハウを有料販売することも可能です。

こういった情報は、これから音楽や漫画で食って行きたいと考えている人たちに需要があります。

しかも、電子書籍には出版後もアップデートできるというメリットがありますから、最新情報を追記していけば、さらに価値が生まれます

電子書籍化によって認知度も高められる

また、電子書籍化するメリットはお金の面だけにとどまりません。普段のブログ読者とは違った層にもアプローチできるようになるんです。

その効果を得るために、人気ブロガー「ちきりん」さんは電子書籍を出しています。彼女は、普段のブログ読者とは違う層に認知してもらう目的で本を出しているのです。

結果、どんどん読者を増やせています。電子書籍化すれば、お金に加えて認知度も得ることができるんですね。これもまた、分散型メディアの一つの解でしょう。

有名メディアへの転載で「重複コンテンツ」が気になるなら電子書籍だ!

ブロガーであれば、今後、SEOだけに集客を依存するのは危険ですから、ソーシャルメディアなどいろんな場所に露出していくことが必要です。例えば、BLOGOSなどへの転載のように。

ただし、転載だと「重複コンテンツ」の観点から、ブログにネガティブな影響が出ることも想定されます。

しかし、電子書籍であればインターネット上に情報が公開されるわけでなく、ユーザーの端末に情報が載るだけですから、重複コンテンツの影響を考える必要もないです。

ネット上で情報公開しているクリエイターにとって、これほどハマってくれる露出先は他に無いです。電子書籍には、それほどの魅力があるのです。

電子書籍を出すと仕事も増えるよ

なので、僕も今後は「マネタイズ」「働き方」「新卒1年目で会社を辞めること」などのテーマで電子書籍を出してみようかと考えています。これって、クリエイターにとってプラスでしかないので、該当する方々は検討してみてください。

あ、あと電子書籍を読んだ人が仕事をくれるかもしれません。僕も「レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方」を出してから、そういったお問い合わせが増えているので。この辺も覚えておきましょう。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

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