『ザ・シェフ』という、ネットで公開したら拡散しそうな漫画を見つけました。ネット上でモノづくりしている方は読んで勉強してください。
今話題になっている社長も実践していることですので、勉強になるはずです。
「あれ?これってブラックジ○○クでは?」
ネットでバズリそうな筆頭候補として挙げられるのが、「ザ・シェフ」という漫画。
どのへんがツッコミどころ満載なのか。表紙を見て頂ければ、おわかり頂けると思います。
勘のいい人どころか、勘の悪い人でもわかりますよね。どの辺がツッコミどころ満載なのか。あの名作医学漫画と酷似しているのですから。
では、まだ分からないという方のためにヒントを。
おわかり頂けたでしょうか。
こういうことです。
つまり、「某手塚治虫作品のあれじゃねーか!笑」とツッコミたくなるわけです。
実際、内容も似ていて
料理人としての報酬がめちゃくちゃ高いんです。
横柄な振る舞いもそっくり。
ただし、
腕は確か。
この漫画を見ていて「面白いな」と共に「いかにもネットウケする漫画だな」と思ったのです。
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ネットウケするためには「ツッコミどころ」が必須
インターネットのプロである中川淳一郎さんは著書「ウェブで儲ける人と損する人の法則」にてネット文脈に必要なウケる要素は以下の3つだと語っています。
①話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
②身近であるもの、B級感があるもの
③非常に意見が鋭いもの
今回のザ・シェフに該当するのは「①話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの」です。作品をインターネットで公開する際、こういった要素を載せる事はこれから確実に重要になってきます。
漫画を公開する場所は紙ではなく、インターネットになるのは必然的ですからね。
参照:個人作品を売るために重要な流通経路。これからのヒットに必要なテンプレも考えてみた
「ワンパンマン」にもきっちりネットウケする要素がある
また「ツッコミどころ」「B級感」は、ネットで話題になって裏サンデーやとなりのヤングジャンプで連載される事になった「ワンパンマン」にも当てはまります。
これらの例のように、作品にツッコミどころを持たせてシェアを狙う事はこれから必須ですので、ネット上に作品を公開しようと思っている方は作品作りに活かしてみてください。
あえてツッコミどころを残して文章を公開した藤田社長
実際、いま話題になっているサイバーエージェントの藤田社長も「ツッコミどころ」を用意した故に反響を読んで、色んな人にメッセージが届いているわけですからね。
そもそも経営者が感情を表現するというギャップも引きが強く、特に良いのは主張が経営者目線で貫かれ、社員目線から見た意見とのバランスを欠いている点。記事の書き方も、人柄を表現しやすい独白する形式をとっており、質問や反論をする編集者の顔が出てこないのも徹底していて秀逸。
引用元:志村けんと激怒したサイバー藤田社長に学ぶWebライティングのコツ
やはり、何年もネットの世界で生きてきた方は「ツッコミどころ」を心得ていますね。勉強になります。
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ザ・シェフは良いコンテンツ
ザ・シェフが、ネット上に公開した漫画をシェアできる機能を実装したサービス「マグネット」を利用れば、スゴい事になりそうですね。きっと、めちゃくちゃバズりますよ。
参照:【レポート】最新マネタイズ戦略!雑誌編集長とWebサービス担当者3名がマネタイズについて熱く語ってくれました!
ネット上でバズる漫画をつくるためのヒントにもなりますし、「一漫画」としても非常に面白いので、『ザ・シェフ』を読んでみてください。
ではまた!