「ストック・フロー」の概念を理解すればブログのアクセスを伸ばせそう by 田端 信太郎著「MEDIA MAKERS」

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メディア野郎こと田端 信太郎さんによる著書「MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体」に登場したストック型コンテンツ、フロー型コンテンツの件が参考になりましたので、紹介します。

ブログのアクセスを伸ばしたい方は見ておきましょう。

ストック型とフロー型コンテンツを活用していくことが重要

これから登場するストック型コンテンツとは百科事典や古典、歴史のように、いつの時代も価値が変わらないコンテンツのことです。インターネットの世界で言えば、Wikipediaやgoo辞書、名言まとめ、ハウツーサイトといった所がそれに当たります。

フロー型コンテンツとは流れるのが早く、その瞬間に消費しないと価値が薄らいでしまうコンテンツの事です。芸能ニュースや速報、旬の話題などがそれに該当します。

こうしたストックとフローの概念に対して、田端さんは以下のような意見を持っているようです。

ストック型のコンテンツとフロー型のコンテンツ、どちらが上か? 下か? などについて議論することは、全く無意味です。

これは野球にたとえて言えば、ピッチャーが投げる球種は、速球と変化球のどちらが優れているか? について議論するようなものです。

実務家(この文脈で言えばプロ野球のピッチャーとキャッチャー)にとっては、打者を抑える(読者の心を摑む)ことが最重要であって、速球と変化球は、決して対立するものではありません

さきほど、速球と変化球のどちらが優れているか、についての議論は無意味だと言いました。しかし、速球一本槍のピッチャーと、速球も変化球も両方、場面に応じて投げられる変幻自在型のピッチャー、どちらが優れているか? ならば、当然、後者ですよね。

速球ばかりならば、打者の目も慣れて、最後には打たれてしまいがちですから、プロの世界では、変化球も織りまぜ、いわゆる「緩急をつけた」ピッチングができるピッチャーが当然、望ましいとされます。  

メディアの世界も同じです。
速球一本槍できたピッチャーがスランプに陥り、変化球を覚えて再生するように、フロー型コンテンツ一本槍でやってきて、ユーザー増加の伸び悩みに陥ったウェブサイトが、ストック型コンテンツも増やして新たなユーザーを獲得する、といったような可能性は大いにあります

「発想の引き出し」としても、ぜひ理解して欲しい概念こそが、このストックとフローの軸なのです

つまり、ストック型コンテンツとフロー型コンテンツを両方活用できた方が良いというわけです。
では、どのようにして2つのコンテンツを活用していけば良いのでしょうか。

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ストック型コンテンツには「今読まなきゃ」を付与する

2つのコンテンツを活用するヒントとして、田端さんは以下のような提言をしています。

ストック性の高いコンテンツというのは、人類の文化遺産的なところがあって、時代を超えて「読むべき」とされているものです。

しかし「いつ読んでもいい」「いつでも読むべき」というのは、往々にして、「今すぐ読む必要も理由もない」ということになりやすく、結果的に「いつまで経っても読まれない」ということになりがちです。  

だからこそ、フロー性を付与し、いわばキッカケづくりをすることで、「今ココ」で読まねば! という意味づけをすることに価値があるのです。(こういう意味付け、文脈付けというのも、本来的な意味では、いわゆるキュレーションに含まれていることでもあります。

ストック型コンテンツにフロー性を付与するとは以下のような事です。

ネットで話題になっている芸能ニュースに対して、当事者である芸能人のWikipediaページをTwitterでシェアする。その際に「いま話題の芸能人にはこんな裏話があるんだって」というフロー性を暗示する言葉を添えます。

そうすれば、「Wikipedia」というストック型コンテンツに「いま話題になっている」というフロー性を付与する事ができるのです。
これによって、ツイートを見た人たちは、普段は見ようとも思わない芸能人のWikiページを「読んでみよう!」と思うはずです。

さらに、ストック型コンテンツにフロー性を付与する方法は他にもあります。
それは普遍性のあるライフハック記事のシェアするタイミングを考える事です。
これは僕が実践している方法です。

本ブログには予定がない一人の休日を暇せず120%満喫して過ごす方法という記事がありまして、タイトル通り1人の休日の過ごし方を提案する内容になっています。記事では、どの時代もほぼ変わらない事を提案しています。

このストック型コンテンツを「休日にシェアする」ことでフロー性を持たせているのです。
そうすると、休日にヒマしている方々が「読まなきゃ」という気持ちになり、いつもよりも「予定がない~」の記事が読まれるようになるのです。

このようにして、ストック型コンテンツを持っているブロガーはフロー性を付与してみてください。いつもよりもアクセスが増えるはずです。

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フロー型コンテンツには「昔こんなことあったな」を付け加える

逆にフロー型コンテンツにストック性を付与する方法もあります。
それは、フロー記事のまとめ記事を作成するという方法です。

僕がやっているのは、当時旬だったWebサービスをまとめてアプリの歴史としてコンテンツにすることです。

そうすることで、「旬なWebサービス」というフロー型コンテンツを「歴史」というストック型コンテンツとして楽しめるようになるのです。アプリの歴史としてまとめた記事の価値は「旬」ではなく、「当時こういうのが流行ってたんだ。懐かしいなー。」と振り返れる所にあります。

実際、キュレーションアプリの歴史をまとめたキュレーションアプリ黎明期はGunosyが10億かけてCMなんて想像できなかったよ @2013年3月は当時を振り返るものとして多くの方に読まれました。

ですので、フロー型コンテンツが多いブログを運営する方はこういった方法でストック性を持たせてみてはいかがでしょうか。

ストック型とフロー型を活用してアクセスアップを

これまで紹介してきたように、ストック型コンテンツとフロー型コンテンツの特性を理解してお互いを補う方法を実践すれば、ブログのアクセスアップに繋がります。

こうしたお互いの良さを付与する施策で、ブログのアクセスを伸ばしてみてください。

それでは!

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