専業クリエイターが当たり前の特殊な時代。それは過去のものに

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今回のテーマは『電子書籍で1000万円儲かる方法』で語られていた「クリエイターは専業か兼業か」という議論について。

兼業クリエイターが多い昨今

現在、小説家の世界では兼業が珍しくなく、何らかの副業を持ちながらクリエイターとしての活動を送っているんだとか。

そんな文脈から、かつてのクリエイターも実は兼業だっという事が語れていきます。

もともと小説って副業なんですよね。だって夏目漱石だって森鴎外だって、本業の合間に小説を書いていたわけですから、今の小説家はもともとのスタイルに戻っただけともいえる。実は、専業であるほうが特殊な時代だったともいえるわけですね。

文豪も副業として文章を書いていたようです。さらに、紙の出版で儲けるという仕組みも特殊だっとの見方が。

出版が巨大な産業だったのは特殊なこと

鈴木 なるほど。専業の小説家やマンガ家が成り立っていたのも、考えてみれば、出版社、取次、書店という巨大なプラットフォームが前提となっていたわけですからね。それに匹敵する次のプラットフォームが完成しない限りは、専業という発想自体も成立しなくなってしまうわけか。

小沢 ほかのどんな産業もそうですが、出版業界も、巨大な産業だったのは、数十年の期間ですからね。そっちのほうが特殊だと考えたほうが自然なのかもしれない。

では、産業規模が”普通”になっていくと、クリエイターはどのように稼いでいけばいいのでしょうか。

兼業で稼ぐ。心に余裕ができればいい作品を生み出せる。

鈴木 マンガ家も専業はいなくなって、本業の合間に描くスタイルが主流になる可能性が高いですよね。だとしたら、いちばん有利なのは公務員ですよね。余裕と時間があるから、いい作品が描けそう

小沢 僕は、将来的には兼業マンガ家が増えると思っています。公務員や会社員と兼業。もしくは、別の職業に就かないまでも、第1章でみそさんが言ってたみたいに、取扱説明書や広告のマンガを描くのもあるだろうし、イラストレーションやシナリオといった技術のバラ売り。

鈴木 完全に専業のプロとなると、作業量に対する適切なギャランティのバランスを常に考える必要が出てくるわけだけど、アマチュアもしくは半アマチュアなら採算度外視で、作品のクオリティを上げることができますからね。

本業の収入が減るならば、兼業して生活していけば良いという意見。これには僕も同意でして。そっちの方が精神的にも安心できるし、作品の質も上がるはずなんです。

下手に大衆ウケするようなネタを描いて他と似たような作品を量産する事が無くなるので。

無理して専業クリエイターにならなくてもいい

小沢 どちらの道を選ぶかっていうのは、これからマンガ家を目指す人たちにとって重要な問題になるでしょうね。だから現在就職してて、マンガ家を目指している人は「退路を断って自分を追い込む」なんて真似は安易にしないほうがいい。

よーく考えて、専業で10年は食えるくらい自信がついてから、退職してもぜんぜん遅くない。

小沢先生も語るように、焦って本業を辞める必要はないんですよね。兼業しながら、収入を安定させて創作活動をした方が良いです。どうしてもやりたいと思ったら、専業になれば良いだけの話で。

実際、ケツメイシRYOさんや朝井リョウさんは兼業しながら、創作活動してますからね。しかも、しっかり成果を出せているという。

参照:[正社員とのダブルワーク]ケツメイシのRYOさんも兼業してるって知ってました?

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会社員クリエイターは面白い

兼業した方が良いと思う理由は他にもあります。クリエイター仕事以外の業務から得られる知識、経験を作品作りに活かせる事です。

僕、会社員時代はエンジニアで、その時に書いたプログラミングの備忘録記事が未だに読まれているんです。僕はプログラミング2年半くらいしかやっていなかったのですが、それでもブログの資産になっているわけです。

これが5年とか10年取り組んでいる仕事だとしたら、どうでしょう。もっと作品作りに活きてくると思いませんか。『課長 島耕作』の作者である弘兼 憲史さんも松下電器産業でのサラリーマン経験があったからこそ、あの名作を作れたんでしょうし。

兼業してお互いの仕事の良いとこ取りをする

今後クリエイターを目指す人は兼業という道も検討した方が良いです。そっちの方が安定してますし、作品作りにも活きてきます。わざわざ危険をおかさなくても、好きなことでお金を稼いでいく事はできます。

実際、僕も目指しているスタイルだったりします。

参照:会社員とフリーランスの良いとこ取りする多様な働き方は可能だろうか

ですので、クリエイターとして活動しようと思っている方は参考にしてみて下さい。

ではまた!(提供:らふらく^^

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