メディア運営で重要なのは「一見さん向け」と「常連向け」コンテンツの使い分け

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先日「情報 Web2.0」について議論するテレビ番組の収録が行われていたので、見学してきました。そこでは、Webの世界で博識な4名が集まっており、NewsPicksでも有名な佐々木さんも参加されていました。

その場で佐々木さんが仰っていた「スマホ時代でのコンテンツの使い分け」が非常に参考になりました。今後メディアを成功させるためには必要な知識ですので、紹介します。

NewsPicksが実践するコンテンツの使い分け

佐々木さんが語っていた概要は以下の通り。NewsPicksでは以下のような考えでコンテンツを用意しているとの事です。

・スマホの普及により、スマホからのアクセスが半分以上を占める状況
・そんな中で、「簡単に読めるようなわかりやすい記事」と「玄人が好む長文記事」の2つを用意している
・スマホで読むユーザーの多くはサッと読めるコンテンツを求めているから、前者はやはり多くの人に読まれる
・後者は読まれにくいが、情報取得に関する意識の高い人が読んでくれているから課金されやすい
・だから、前者のような入り口となるコンテンツと後者のようなコンテンツを用意している

これを聞いて、思わず膝を打ってしまいました。そして、MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体で語られていたことを思い出したのです。

ストック型のコンテンツとフロー型のコンテンツ、どちらが上か? 下か? などについて議論することは、全く無意味です。

これは野球にたとえて言えば、ピッチャーが投げる球種は、速球と変化球のどちらが優れているか? について議論するようなものです。

実務家(この文脈で言えばプロ野球のピッチャーとキャッチャー)にとっては、打者を抑える(読者の心を摑む)ことが最重要であって、速球と変化球は、決して対立するものではありません

速球一本槍のピッチャーと、速球も変化球も両方、場面に応じて投げられる変幻自在型のピッチャー、どちらが優れているか? ならば、当然、後者ですよね。

速球ばかりならば、打者の目も慣れて、最後には打たれてしまいがちですから、プロの世界では、変化球も織りまぜ、いわゆる「緩急をつけた」ピッチングができるピッチャーが当然、望ましいとされます。  

メディアの世界も同じです。

速球一本槍できたピッチャーがスランプに陥り、変化球を覚えて再生するように、フロー型コンテンツ一本槍でやってきて、ユーザー増加の伸び悩みに陥ったウェブサイトが、ストック型コンテンツも増やして新たなユーザーを獲得する、といったような可能性は大いにあります。

つまり、両極にあるものを「真逆だから」と区別せずに、両方取り入れて使い分けたら最強だという事です。(なお、ストック型、フロー型については以下の記事を参照してください)

参照:「ストック・フロー」の概念を理解すればブログのアクセスを伸ばせそう by 田端 信太郎著「MEDIA MAKERS」

この「ストックとフロー」を佐々木さんの話に当てはめると、「アクセスが集まるコンテンツと課金されるコンテンツ」ということになります。

そして、アクセスを集めやすい「一見さん向けのコンテンツ」と課金される「常連客向けのコンテンツ」を使い分けることが非常に重要になっていくのです。

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一見さんから常連さんになってもらう工夫を

飲食店に例えると、それぞれは以下のように説明できます。

一見さんはミーハー。テレビ番組であるお店が紹介されると、そこにこぞって駆けつけるような方々ですが、烈火のごとく店から離れてしまいます。そして、また別の特集された店に駆けつけるのです。

対して、常連さんは特定の店に通いつめて、その店を愛し長期的に対価を払ってくれる方々。こういった方々はその店を信用しきって、他の店に目移りすることはありません。

ですので、これからは離れやすい一見さんから常連さんになってもらう取り組みをしていく必要があります。そして、用意している常連さん向けコンテンツを多くの人に読んでもらうのです。
スマホ時代に必要なコンテンツ設計

そうすれば、課金(サロンやnote)、想定するアクションの誘発などメディアにとって重要な行動をとってもらうことができます。

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一見さんが常連さんになるには?

では、どうやって一見さんから常連になってもらえばいいでしょうか。そのためには、定期購読してもらってメディアにたくさん接触してもらう必要があります。その手段として有効なのが、TwitterやFacebookページのフォロワーになってもらう事です。

そして、有益な情報を届けて定期的に記事を読んでもらい、メディアの魅力を知ってもらって常連さんになってもらうのです。

では、TwitterやFacebookページのフォロワーを増やすにはどうしたらいいか。それには簡単な工夫でTwitterとFacebookページのフォロワーが2.4倍の速さで増えた件でも紹介した記事下のフォローボタンが有効です。

スマホ時代に必要なコンテンツ設計

実際、この方法を用いて、特にFacebookページのフォロワーが伸びました。この伸びは記事が拡散された時に大きくなります。

ちなみに、アクセスが集まった時はFacebookページのフォロワーの方が増えやすいという傾向があります。そのお陰で、いつのまにかブログのFacebookページのフォロワーは2300人を超えていました。

このようにして、定期的に記事を読んでくれるファンを増やしつつ、有益な情報を届け続けて常連さんになってもらうのです。そうすれば、NewsPicksのように課金してくれるユーザーも現れます。

これはブログを運営していて、身を持って有効だと思っている方法ですので、ぜひ活用を。

ではまた!(提供:らふらく^^

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