Kindleで1000万円稼いだ漫画家の「ヒットが読めないから、好きな事を書くしかない」が意味するもの

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今後、これまで以上にマニュアルが通用しなくなっていきます。エンタメが溢れて、ヒット作を生み出すのが難しくなっていく中、必要なことは何か。有名漫画家やマネタイズのプロの意見と共に考えていきましょう。

ヒット作の秘訣「描きたいことしか描かない」

これまでヒットするサービスを生み出すには、ある程度のテンプレートが通用しました。

例えば、GREEやDeNAが提供するガラケー向けのソーシャルゲームでは「かわいい美少女」「GREEやmobageに怒られないレベルのエロさ」があれば、そこそこの売り上げを出せる時代があったように。

しかし、現在は技術のインフレが起き、がっちりネイティブでサクサク動くゲームを作っても売れない時代になりました。そんなゲーム業界の姿をナナのリテラシー2巻でも取り上げています。

ヒット商品を生み出すために必要なのは作り手のマインド

ゲーム業界の姿は2巻を読んでもらうとして、「ヒット」について気になったのは作者である鈴木みそ先生のあとがきでした。そこには以下のように書かれていたのです。

ゲーム業界自体の落ち込み方は、端から見ていても厳しいもので、どう描いても明るい未来にならない気がしていました。

ところが、現実世界で、わずか5千万円の投資で作られた「艦これ」が毎月5億円を超える売り上げをたたき出し、傾きかけていたmixiが元カプコンの岡本さんの「モンスト」一本で立ち直り株価が暴騰。かと思えば、妖怪を集めるゲームが熱狂的に受け入れられ、社会現象になるほどのブームになったり、景気のいい話がドンドン飛び込んできています。

ヒットしそうな要素を何でも入れるのではなく、個人的な嗜好を突き詰めて作り込んだものだけが、栄光に預かるような気がしています。

それはマンガでも同じで、売れる方法論、というマニュアルが適用しなくなり、何が当たるのかさっぱり読めなくなった昨今、だったら好きなことを描くしかないな。というのが自分の結論です。

というと、昔はマニュアル重視で、売れる方向のマンガを作っていたように読めますが、今までもこれからも、描きたいことしか描けません。もうそれは治りませんので、諦めています。皆さんも諦めてください。

鈴木みそ先生は電子書籍で1000万円稼ぎ、電子書籍界隈では有名な方です。

参照:電子書籍出版で稼ごうと思っているブロガーは「ナナのリテラシー」を読んで勉強しましょう

そんな方でも、ヒットを生み出すにはマニュアルなどの方法論ではなく「個人的な嗜好」「描きたいという衝動」といった「感情論」が重要と発言しているのです。

これは抽象的で再現性のない事のように捉えられがちですが、多様な分野のプロが「感情論」を重要視しているのです。

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マネタイズイベントでプロが語った「マインドの重要性」

以前、参加させて頂いたマネタイズのプロが集まるイベントでも「マインドが大切」と語られていたのです。

その中で株式会社コルク佐渡島さんと当時、東洋経済の編集長だった佐々木さん(現在:NewsPicks)が以下のように語っていました。

佐渡島さん:

いいものは感情が込められている。
強い感情。ののしる感情ではなく、前向きな強い感情。

佐々木さん:

創業者の思想が場に現れる。
これからは創業者の思想が強みになる。
創業者の思想が大切。

そして、イベントを通じて僕はこのように思いました。

マネタイズの仕組みというよりは、コンテンツクリエイターやクリエイターの作品を載せるプラットフォーム開発者のマインドが重要というお話が印象に残りました。最近、作り手のビジョンが重要だと感じていた所なので、今回のお話は非常に刺さるものがありました。

引用元:【レポート】最新マネタイズ戦略!雑誌編集長とWebサービス担当者3名がマネタイズについて熱く語ってくれました!

このように、色んな専門家が「マインド」つまり「どれだけものづくりに気持ちを込めるか」を重視しているのです。現に、僕もマインドの重要性を痛感する経験をしています。

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多くの人に読まれる記事は本当に気持ちが込もっているもの

僕のブログでたくさんの方に読まれた記事は、本当に好きなことで、かつ本当に書きたい事を感情に任せて書いた時に生まれています。

参照:20代の若造だからこそ「好きなことを仕事に」というキャリア論を語るべき
参照:未来予測なんて無理なんだから好きなことやろうぜ!辛い仕事は必要ない!
参照:ネットに詳しくなりすぎて重要な事を見落としていませんか?

巷には「たくさんの人に読まれる記事を書くためのテクニック」のような方法論が溢れています。そうした記事は多くの人の目に触れています。それでも、読んだ人全員がヒット記事を書けているわけではありません。

それは、記事に込める感情が足りないからです。どれだけテクニックを利用しても記事に思いが乗らなければ、人の気持ちを動かす事はできません。

テクニックはあくまで必要条件

これまで述べてきたように、ヒットを生むためには感情が必須です。そこにはテクニックも必要です。ただし、テクニックは必要条件です。それを満たしていれば、必ずヒットするわけではありません。

ですので、これからは鈴木みそ先生が語るように「好きなもの、気持ちが乗っかるもの」を届けていくしかないです。この件に関しては色々意見があるはずので、ぜひご意見下さい。

ではまた!

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