ポケットWiFiの速度制限に悩んでいる方のために、速度制限を回避するために安く他の回線を利用する方法をまとめました。ぜひご参考に!
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ポケットWiFiの速度制限を回避するには固定回線を申し込むしかないのか
my wifi hotspot is cooler than yours / woodleywonderworks
イーモバイルの速度制限ルールが変わってから、速度制限を回避するために細かい工夫を行ってきました。
参照:【悲報】イーモバイルポケットwifiの通信速度制限がしんどい
ポケットWiFiの通信速度制限を回避するために行っている4つのこと
しかし、その工夫を行っていても、僕ほどのネットジャンキーなら10GB以上通信してしまい、速度制限がかかってしまいます。通信量を10GB以内に抑えるというのも手なのですが、インターネットが大好きなのでそれだけはしたくない所です。
そこで、速度制限を回避するために奥の手をとろうと決意したのです。
それがフレッツ光などの固定回線を契約する事です。
固定回線を敷けば、通信料の上限はありませんから速度制限もなくなります。
しかし、固定回線にもデメリットがあるのです。
それは契約年数の縛りなど条件がややこしい所です。
契約期間は調べれば、調べるほどややこしさで憂鬱になってしまいます。
僕としてはダメだったら、すぐに乗り換えたいというスタンスなので、極力契約期間の縛りはないほうがいいのです。
さらに、イーモバイルのポケットWiFiを現在利用しているので、それと2重で料金を払うには固定回線の月額料金は高いんですよね。
あと5GBくらい余分に利用できれば、速度制限はかからないと思いますし。
そうした事を考えているときに有効なプランを思いついたのです。
それがタブレットの導入です。
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タブレットで格安SIMカードを利用すれば通信費を抑えられそう
iPadのSIMフリー版やNexus7 ( 2013 ) ME571-LTEにてSIMカードを挿入して利用すれば、固定回線よりも月額料金を安く抑える事ができるのです。
NTTコミュニケーションズ OCNのSIMカードには「7.0GB/月(最大通信速度500kbps):1,980円」というプランがあって、ネットジャンキーの僕もイーモバイルのポケットWiFiと組み合わせて使えば、速度制限を回避できそうです。さらに、このSIMカードには契約期間による縛りがないため、気に入らなければ、いつでも利用をやめる事ができます。
SIMカードと端末の組み合わせによっては、テザリングを利用する事もできるので、イーモバイルで速度制限がかかった時でも、PCにおける激遅なネット環境は回避できそうです。
さらに、今後ブログを訪れるタブレットユーザーは増えていきますから、ブログの見た目をチェックする上でもタブレットはぜひともほしいと思っている所だったのです。これから仕事で確実に必要になりますからね。
これらのことから「固定回線」と「タブレット+SIMカード」ではどちらがお得なのかを料金を算出して比べてみる事にしたのです。
なお、今回は24ヶ月の利用期間を想定して、タブレットは評判の良さからiPad miniとiPad mini Retina、Nexus7 ( 2013 ) ME571-LTEを検討する事にしました。
SIMカードのプランは先ほど紹介したNTTコミュニケーションズ OCNのSIMカードには「7.0GB/月(最大通信速度500kbps):1,980円」を利用する事とします。
3端末ともOCNでの動作確認はできています。
このSIMカードでの速度も問題ないようでした。
こちらの動画をご覧になるとわかりますよ。
OCN モバイル ONE 500kbps 7GBのスピードテスト
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フレッツ光(固定回線)を利用する場合の料金
フレッツ光を導入する際は、色んな代理店を検討する必要がありますが、余計なオプションがなく一番シンプルでわかりやすいと判断した株式会社ジェネラスを利用する場合の料金を算出します。
24ヶ月でかかる費用は「初期費用」と「月額料金」の足し算で決まります。
初期費用は9800円かかります。
月額料金は3834円(最安値で想定)かかりますから、24ヶ月で
3834 x 24 = 92016円かかります。
さらに、30ヶ月利用しないと、不足分だけ違約金が発生してしまいます。
それが、1500 + 700 × (30 – 24) = 5700円です。
つまり合計で107516円。
ここからキャッシュバックの3万円を
引いて77516円。
フレッツ光の固定回線を24ヶ月利用したときにかかる費用は、77516円です。
iPad mini + OCNのSIMカード
SIMフリー版「iPad mini 16GBモデル」の値段は46224円です。
端末代に通信費を足すと、1,980円 x 24 = 47520円。
合計で93744円です。
フレッツ光よりも高いですが、タブレットというブログ運営者必須ツールが手に入りますから、僕にとってはこっちの方が魅力的ですね。
スペックはこんな感じです。
画面サイズ 7.9 インチ
RAM容量 1 GB
OS iOS
引用元:【香港正規品 SIMフリー版】 iPad mini Apple (Wi-Fi + Cellular) Model A1455 16GB (ホワイト&シルバー)
なお、iPad miniではテザリングができなくなってしまったようです。
iPhone&iPadはSIMフリーでもMVNO回線ではテザリング利用ができないので注意 | shimajiro@mobiler
の記事にあるように、最新のiOS 7.1.1というか、ドコモ 16.2のキャリアアップデートを適応すると、MVNO回線でテザリングができなくなるようです。
引用元:SIMフリー版のiPad miniで、つかの間のテザリング体験をしました_| ̄|○
気をつけておきましょう。
iPad mini Retina + OCNのSIMカード
SIMフリー版「iPad mini Retinaディスプレイモデル 16GBモデル」の値段は55944円です。
これに通信料47520円を足すと、
合計は103464円です。
iPad miniよりは値段が上がりますが、綺麗な画面とより高機能なiPadを利用したい方はRetinaをどうぞ。なお、スペックの違いはこちらのページを参照してください。
iPad mini Retinaモデルもテザリングはできません。
Nexus7 ( 2013 ) ME571-LTE + SIMカード
Nexus7 ME571-LTEの値段は40,937円です。
これに通信料47520円を足すと、
合計は88457円です。
「タブレット + SIMカード」の中では一番安いですね。
さらに、スペック自体はiPadよりもいいので、僕はこの組み合わせを導入しようかなと考えています。
CPU速度 1.5 GHz
RAM容量 2000 MB
HDD容量 32 GB
OS Android
充電時間 3.5 時間
バッテリー寿命 10 時間
iPadが高いのは、やはりその使い心地なのでしょう。購入した人はみんな満足しているようですからね。まあ、Nexusも評判がいい作品なので、僕はNexusでもいいかなと。
なお、Nexus7はOCNのSIMを利用してテザリングができます。
参照:Nexus7 (2013) LTEモデルでテザリングを行ってみる (Wi-Fi編)
Nexus7 (2013) LTEモデルでOCNモバイルONE回線を使用してみる
まとめ
最後に「フレッツ光などの固定回線」と「タブレット + SIMカード」のメリット・デメリットをまとめておきましょう。
固定回線のメリット・デメリット
■メリット
・通信速度制限がかからない
・通信が速い
■デメリット
・月の通信料が高い
・契約期間の縛りがある
・違約金が発生する
「タブレット + SIMカード」のメリット・デメリット
■メリット
・月の通信料が安い(1980円)
・契約期間の縛りがない
・タブレットがほしい人にはありがたい
・テザリングできる(ポケットWiFiとしても使える)
■デメリット
・通信速度制限がかかる可能性がある
・通信環境はフレッツ光などの固定回線には及ばない
こんな感じですね。
通信速度制限を気にせずガッツリ、ネットサーフィンをしたいなら固定回線。
タブレットがほしくて、イーモバイルなどのポケットWiFiがあるからそんなに通信量を増やさなくてもいいという方は「タブレット + SIMカード」の組み合わせを利用すると良いと思います。
これらの情報を活かしてぜひ、ポケットWiFiの速度制限問題を解消して頂けたらなと思います。
それでは!
参考:
ネット環境がクズすぎたのでポケットWi-fiを比較してみた【追記あり】
【悲報】イーモバイルポケットwifiの通信速度制限がしんどい
ポケットWiFiの通信速度制限を回避するために行っている4つのこと
【超重要】追記
結局、「タブレット(Nexus7)+ SIMカード」の方を採択しました。SIMカードは思っている以上にサクサクです。SIMカードの価格を考えても、本当にこっちにしてよかったと思います。
あと、タブレットを買って生活レベルが上がりました!
動作チェックもできるようになったし、Kindleで書評ブログも書きやすくなったし、ブロガーにとってはメリットたっぷりですよ!