【地方】仕事で悩む人を救うためにもネットで稼ぐ方法を発信するべき

地方と首都圏の雇用格差がある事をご存知でしょうか？その格差は思っている以上に深刻です。

この問題を解決するために、インターネットで稼ぐ自分には何ができるのか考えてみました。

地方と首都圏との雇用格差が深刻な問題に

mind the gap / mikelo
地方には仕事が少ないです。私は地方出身であるため、この点をずっと問題視してきました。問題視し始めたのは、学部時代の就職活動時です。

当時、地元は好きでしたし、家族からも帰ってきてほしいオーラを受けていましたので、地元のUターン就職も考えていました。しかし、その際に地方求人の少なさに愕然としました。これは、「地方出身者あるある」なのですが、選択肢として浮かんでくるのが地方銀行、公務員くらいしかないのです。

興味のある分野の会社を探しづらい

メディアに興味のある人であれば、新聞社やテレビ局も目指すのですが、それらは狭き門で、年度によっては新卒を募集していない事もあります。

選択肢を広げようとして他の会社を探すのですが、興味の持てない分野だったり、労働環境が自分に合わなそうな会社だったりして選択肢が狭まっていました。こんな事もあり、学部時代の就職活動では地方銀行だけを受けて、あとは東京での就職活動にシフトしてしまいました。

学部時代のこともあり、大学院時代の就職活動ではハナっから地元Uターンは捨てて首都圏だけで就職活動を行っていました。

求人サイトを覗くと仕事の格差がわかる

新卒学生が就職するときなんてまだ良い方で、中途採用になると、さらに問題は深刻化します。

大手転職サイトを覗くと、仕事が首都圏に集中していて地方の求人が少ない事がわかります。さらに、ある程度働き方に対して寛容なIT・Web業界の転職サイトを見ても、地方求人の少なさは明らかです。これはWeb転職サイトとして有名なWORKPORTでも同様です。

求人数の少なさから、地方での転職は難しく、もしできたとしても自分の思った通りの会社を選ぶ事はほぼ不可能です。首都圏のように、給料、ワークライフバランス、やりがいなどの軸で選ぶ事などできません。

私の地元でも転職する人の話はほとんど聞いた事がありませんでした。その方も会社員から脱サラして農業をはじめるというもので、違う会社に転職した訳ではありません。

条件の良い仕事を探すのが難しい地方

さらに、地方の雇用格差を本ブログの読者からも教えてもらいました。

@TwinTKchan 記事を読んで、地方在住者としてあれこれ考えてみました。また、実践していることなども書いてみました。「地方在住者とブロガーについて、あれこれ。」 http://t.co/MsVZwJkJox
— こその (@_tetuball) 2014, 5月 11

この方のブログでは地方が抱える雇用の問題について綴られていました。

滋賀は他の地方に比べると、仕事には比較的恵まれている場所ではあります。しかし、工場の求人が多く、多様な働きかたという面ではやはり見劣りするのが正直なところです。
また、その工場でも派遣などの非正規がかなり多くなってきています。
そしてぼくは現在まさに、工場で派遣で働いております。
ただただハードな単純労働に時間を山のように費やし、しかも低賃金＆不安定です。
「これでもっとやる気をだせ！」と言うほうがムリがあります。

引用元：地方在住者とブロガーについて、あれこれ。

こうしたリアルな声からも地方と首都圏の雇用格差が深刻である事がわかります。