バズるよりも大事な事があるのではないでしょうか。
バズコンテンツよりも大切にしたい事
Important Message / darcyadelaide
書いた記事がバズるのは本当に嬉しい事です。ネット上で自分の書いた記事が拡散される快感はたまりません。しかし、バズることばかり意識するのも考えものです。
バズる事ばかりを意識すると、アクセスの稼ぎやすいコンテンツを作る方に走ってしまいがちだからです。
その方向性が自分の書きたい事に一致しているなら問題ないのですが、そうでない場合は後に自分の首を絞める事にもなるのです。いまはバイラルメディアが流行っていますが、何も考えず「バズる」という発想だけでそっちの道に向かってしまうのは危険な気がしています。
バズコンテンツを生み出しまくっている井出さんや男子ハックさんなら別ですが、バズるものなんて正直誰にもわかりません。これはバズるだろうなーと思って出したものがスベったり、逆に意識せずに出したものがバズったりと。バズを予測するのは至難の技です。プロブロガーであるイケダさんでも見極めるのは難しいとおっしゃっていました。
バズコンテンツを見極めて生み出す事は、それだけ難しいのです。さらに、バズる事ばかりを意識しているとプレッシャーを感じて、記事を書く事に対して及び腰にもなってしまいます。ですので、最近はバズコンテンツをつくることよりも大事にしている事があります。
それは「バズらなくても納得のいくコンテンツをつくる」という事です。
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これだけやれたという自己満足を得よう
Laptop Enjoyment / “PictureYouth”
「バズらなくても納得のいくコンテンツ」とは、「結果がどうであれ、自分が納得できるほど真心を込めて丁寧につくったコンテンツ」と言い換える事ができます。経験した事がある人はわかると思いますが、「これだけやったんだから、バズらなくても悔いはない」というやりきった感覚は非常に気持ちがいいです。
記事を書いた時にあの感覚を得る事が最近は重要だなと感じているのです。
僕がこう考えられるようになったのは、あるエピソードがきっかけでした。
それは千原ジュニアさんとケンドーコバヤシさんが出演するトーク番組『にけつッ!!』を見ていたときの事です。
「芸人が売れるきっかけ」というテーマでトークをしているとき、千原ジュニアさんが斎藤和義さんのエピソードを話し始めました。
ジュニアさん、斎藤和義さん、Bコースのタケトさんで「売れるきっかけ」について話していたときの事。斎藤さんが売れるきっかけについてこのように語ったのだそうです。
「自分の納得できるすごく良い曲が出来たときに「俺は売れる!」と感じた。
この曲が作れたので『俺はミュージシャンとしてやっていける』と自信が持てた。
この曲が売れる売れない関係なく、俺は凄くこの曲に納得が出来る。
そんな感情が生まれた曲が「歌うたいのバラッド」なのだそうです。正直、歌うたいのバラッドは大ヒットした訳ではありません。しかし、のちのち著名アーティストがその魅力に気づき、カバーしていくことで多くの人に届けられています。
この「納得いくまでやりきった体験」が斎藤さんの活躍を支えているのです。
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「納得いくまでやりきる」ことで見えてくるもの
The Key is Seeing / JoshArdle Photography
この話を聞いたときから、記事を書く際「納得できるまでやりきる」ことを重視するようになりました。
結果、納得のいく記事が書けるようになりましたし、その記事がバズらなくても落ち込む事はほぼ無くなりました。
こうした姿勢を貫くと、安易にアクセスが稼げる麻薬的コンテンツに走らなくなりますし、自分の書きたい事を素直に書けるようになります。ですので、みなさんも「納得いくまでやりきる」ことを意識して記事を書いてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、きっと優良記事を生み出せるようになります。優良記事が生み出せれば「バズ」は自然とついてきます。
まずは焦らずに「納得いくもの」をつくっていきましょう。
それでは!