ブログで稼ぐのは健全なこと！

世間では「秒速で1億円稼ぐ方」や悪徳業者の影響で「ブログで稼ぐこと」に対して悪いイメージを持っている方もいるようです。しかし、それは非常にもったいない事です。

ブログは低コストで始められて場所を選ばず稼げる仕事なのですから。それを理解してもらうために「ブログ=怪しい」という偏見をなくしていく必要があります。

ということで、ブログで稼ぐ仕組みやその健全性を説明していきます。

ブログで稼ぐ事に対する誤解が多い

[30/365] Hand of God / pasukaru76

「ブログでお金を稼いでます」と言うと、たいてい以下の会話の流れになります。

相手：「えー、すごい！どうやってブログで稼ぐの？」
僕：「AdsenseってGoogleの広告とかアフィリエイトだよ」
相手：「アフィリエイト？それって与沢翼のやつ？怪しくないの？」

たいてい、こうなるので、都度アフィリエイトを説明するのですが、これがめんどくさいし、本当に嫌な気持ちになるのです。ネットリテラシーの高い人なら理解してくれるんですけど、たいていの人は腑に落ちないといった顔で説明を聞くんです。笑

僕自身、この流れには納得いっていないので、なぜ多くの人がブログで稼ぐ事に対して「怪しい」と感じているのかを考えてみました。

ブログで稼ぐ際はモノのやり取りが可視化できない

Democratic management at Semco / dgray_xplane

ブログで稼ぐ事に対して「怪しい」と認識されるのは「モノのやり取りが見えない」ことが原因だと思っています。

モノのやり取りが見えやすいスーパー（小売り）という商売を例に出してみます。

お客さんは食料品を求めてスーパーに行きます
ー＞目的の食料品を見つけてレジに持っていきます
ー＞その後、食料品というはっきり目に見えるものに対してお金を払います
ー＞お金を払ったことで食料品という「目に見えるもの」が手に入ります

目に見えるモノを介した購買行動を、世間は疑いません。そして、正当な商売であると判断します。目の前でモノのやり取りが行われたからです。

ブログで稼ぐ際は価値の可視化が難しい

しかし、ブログのように物質的な「モノ」を介さない商売はそうではありません。お金を払う人が誰かも明確でありませんし、サービスを受け取る人も不明確です。

こういった現象はWebサービスに共通して起こっています。mixiがわかりやすいですかね。mixiはネット上で友人と交流するサービスなんですが、無料で使えますよね。

使いだした頃は無料でユーザーが使えるのに、何でこの会社は儲かっているんだろうと疑問を持っていました。当時はバナー広告でお金が入ってくる事すら知らなかったので。

「ブログで稼ぐ」を説明する際は価値の流れを説明すると良い

しかし、mixiはバナー広告で儲けているんだとわかったとき、合点がいったのです。そしてmixiの収益源を知って以来、mixiを始めとするWebサービスに対する懐疑心が無くなりました。

この例からわかるように、怪しいという誤解を解くには「お金の流れ」を説明する必要があるのです。ブログで稼ぐ際は、こうした説明も必要なんです。

ブログで稼ぐ際のお金の流れとは？

ということで、ブログで稼ぐための流れ（ビジネスモデル）を説明していきます。ブログのビジネスモデルは基本的にテレビと同じです。

テレビのビジネスモデルはこうです。

テレビ局という場（プラットフォーム）をつくる
ー＞場の中で「テレビ番組」、人が集まりそうなおもしろいコンテンツを作る
ー＞そのコンテンツに人が集まる
ー＞人が集まる場所には商品の認知度向上などのチャンスがあるので、広告主が広告を出す
ー＞広告主から受け取る広告費がテレビ局の儲けとなる

こんな感じですよね。他にも「コンテンツの中で商品を紹介する」ー＞「紹介した商品の販売元から対価をもらう」のような流れもあります。

ブログで稼ぐ際のビジネスモデル

それでは、同様のモデルであるブログに置き換えてみます。

 ブログ（らふらく^^）という場（プラットフォーム）をつくる
ー＞場の中で「記事」という人が集まりそうなおもしろいコンテンツを作る
ー＞そのコンテンツに人が集まる
ー＞人が集まる場所には商品の認知度向上などのチャンスがあるので、広告主が広告を出す
ー＞ブログでの広告とはGoogle Adsenseや純広告など
ー＞広告主から受け取る広告費がブログの儲けとなる

もっと詳しく見ると、「コンテンツの中で商品リンクを紹介する」ー＞「紹介料を受け取る」というやり方もあります。