最近、話題を呼んだ「ブログで飯を食う」という生き方。ブログで食っていくと嫁に告げた記事が叩かれているのを見て、まだまだブログで生活していくという生き方は世間に受け入れられていないんだなーと感じました。
しかし、私はブログ飯を食うという生き方を実践する人が増えていくと考えています。その理由を今までの歴史から説明していきます。
前例となるモデルが少ないのが原因
そもそもブログ飯をしようと意気込んだ彼が叩かれたのは、「ブログ飯」という生き方をしているモデルが少なく、ブログを本業にしていくスタイルを知らない人が多かったからなのだと思います。
人は未知の事に対して否定から入ってしまいします。
それは歴史から見ても明らかです。
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どの時代もパイオニアは否定されてきた
いまは正しいと証明された地動説もかつては大ウソだ、そんなものはあり得ないと否定されていました。
それまで信じられていた学説と全く異なるものだったからです。しかし、それを証明するために多くの学者が尽力して証明するための資料を集め、ついには地動説は正しいと世間に認めさせたのです。
当時、地動説を唱えた先駆者の努力により地動説は正しいと証明され、その後の生活に影響を与え、現代の科学に活かされています。大航海時代を例にとっても私たちの生活を変えるきっかけとなってくれたのです。
100mを10秒切っては知るなど無理とされていた
陸上の世界を見てもそうです。かつて100mを10秒切って走る事は不可能とされていました。誰も10秒の壁を破る事ができなかったからです。しかし、ジム・ハインズが10秒の壁を破った事をきっかけに続々とタイムが塗り替えられていきました。それは10秒の壁を人類が切る事が可能だと人々が信じられるようになったからです。そして今では9秒58まで世界記録が塗り替えられてきています。
カズが海外に挑戦してから海外に挑戦する流れができた
日本人サッカー選手が海外でプレーする事だってそうです。Jリーグ発足当時、日本人が海外でプレーできるとどれだけの人が信じていたでしょうか。奥寺さんやカズが海外挑戦していた事実はあったものの、それが可能だと信じていた人はごくわずかだったでしょう。多くの人が不可能と判断していたはずです。
しかし、カズがイタリアに渡って礎を築き、その数年後に中田ヒデが実績を作った事により日本人が海外でプレーできると認知されるようになったのです。そこから海外リーグに挑戦する流れが起き始めました。
その流れに伴い、海外でプレーするサッカー選手というモデル(前例)が増えていき人々の意識にも「日本人でも海外で活躍できる」と刷り込まれていったのです。それによりサッカー少年の夢も変わります。「Jリーガーになる事」から「海外でプレーするする事」に夢が変わっていったのです。そして今では多くの日本人が海外リーグで活躍しています。
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地動説、陸上、サッカーで起きていたことがブログ飯でも起きる
この流れはブログ飯でもきっと起きます。
いまはブログで飯を食うという生活をしている人が少なく、多くの人がそんな事は無理だと決めつけています。
しかし、その考えをイケダさんが壊すと思います。
色々なプロブロガーの方の話が表出するのはいいことですね。ブログでメシ食うのは楽しいですよ。好きじゃないとやってられないけど。
— イケダハヤト (@IHayato) 2014, 4月 24
ブロガーは誰かの人生を、世界を変えられる仕事なんですよ。普通に。小説やスポーツがそうであるように。自己規制してその可能性を捨てるのは面白くない。
— イケダハヤト (@IHayato) 2014, 4月 24
ぼくがプロブロガーと名乗ってるのは、ブログでメシ食うこともできるんですよ、という選択肢を世の中に提示したいからです。プロブロガーという言葉が一般に通じるようになったら、この名乗りは捨てるでしょう。言いにくいので。
— イケダハヤト (@IHayato) 2014, 4月 22
彼は「ブログで飯を食う = 無理」という一般大衆の意見を変えるためにプロブロガーと名乗っています。かつてこれほどまでにプロブロガーである事をブランディングして活動しているブロガー(ここではブログで飯を食えている人々)はいませんでした。
イケダさんはジム・ハインズやカズ、中田ヒデのような存在になろうとしているのではないかと僕は思っています。
そして、世の中にブログで飯を食える事を証明して「ブログ飯」という生き方を広めようとしているのではないでしょうか。私も同様の事をしようとしていますが、一番の先駆者となるのはおそらくイケダさんでしょう。
イケダさんを皮切りにブログで飯を食える人が増えていく
ブログで飯を食えるという考えが認知されていけば、ブログ飯で生きていく人々は増えていくでしょう。
かつて紙で活動していたライターなどがそうです。彼らは「書く」事に対して素晴らしいテクニックを持っています。しかし、マネタイズ力やWebでウケる記事を書く力が欠如しています。彼らがそれらの力をつけていけば、きっとブログで飯を食えるようになります。
他に若い書き手もブログ飯を実現していくでしょう。
若手には@agumilkさんやミキレポさん、高校生ブロガー@JN19970103さんなど優秀な書き手がたくさんいます。
ブログ飯という事例の増加と共に、彼らのような優秀な若手ライターもブログで生活することを実現していくはずです。
ブログ飯が世間に浸透するにはやはり前例が必要なのです。前例が増えていけば、きっとその道を可能だと信じて実現していく人々が増えていきます。
まとめ
ブログで飯を食うという生き方は可能だとおもっています。そのためには前例となるモデルが必要です。そのモデルに私もなろうと思っていますし、きっとなれると信じています。これからもブログで生活できると信じて活動していきますので、応援のほどよろしくお願いします。
最後に成功哲学の祖とも言われ、『思考は現実化する』の著者として有名なナポレオン・ヒルの名言でこの記事を締めたいと思います。
人の心が思い描き信じられることは、すべて実現可能である
ブログで飯を食えると信じてがんばっていきましょう!