最近、グロースハックという言葉がバズワードになっていて、とりあえず使っときゃいいでしょ的な雰囲気になっている気がしてなりません。そんな私もご多分に漏れず、「訪問別PVを上げるためにグロースハックしていきます」と宣言した覚えがあり、恥ずかしい思いをしております。
しかし、先日グロースハックに対する意識を大きく変えるきっかけになった記事と出会いました。その記事で非常にいい言葉があったので紹介しますね。ブロガーやサービス運営者ならたいていの人が陥るマインドですので、ぜひチェックして頂きたいです。
グロースハックがすごいからKPIが良くなるんじゃねえ!
感じた事はこれに尽きます。
「グロースハックが秀逸だから訪問別PVが良くなるんじゃない!ブログの記事が優れているから訪問別PVが良くなるんだ!」
当たり前だけど、こんな事に気づいてなかったんですよね。
考えてみてください。
あなたはGunosyやVingow、カメリオなどであるブログに初訪問したとします。そして記事を読み終えた後、もう1記事読みたくなりました。それはなぜでしょうか?
記事を読んだ直後にデザインが凝った関連記事リンクが現れたからですか?違うと思います。あなたが「その記事を読んでよかった!」と満足感を得られたからだと思います。そうでもなければ、たとえ凝ったデザインの記事リンクなどが現れたとしてももう1記事読んでみようなんて思わないはずです。
グロースハックしたいのなら、まずは記事自体の魅力を高めなければならないのです。そして、読み手に満足してもらうのです。そうしなければ、どんなテクニックを使っても訪問別PVなどのKPIを改善していく事はできません。
グロースハックとは、ユーザーを満足させた先にある行為なのです。これから紹介する言葉を見れば、より強く思うはずです。
グロースハックとは、“優れた商品”がより多くの顧客のもとに届くのを助けるテクニックです。
ProductとGrowthのどちらに力を入れるべきかと聞かれたら、間違いなくProductと答えるね。
往々にして、Growthをやろうとしている所はProductがしっかりしていない。by Gustaf Alstromer (Airbnbのグロースハッカー)
プロダクトがしっかりしていない状態でグロースハックをするのは、まさに砂上の楼閣です。
はい。耳が痛いですね。
グロースハックとは、プロダクト(ブログ記事)の質ありきなんですよ。
わかって頂けたでしょうか。私と同じ思考を持っていた方々はこの瞬間から私ともに悔い改めましょう。
いいブログにしていくために反省しましょう。
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まとめ
・グロースハックを考える前にプロダクト(ブログ記事)の質は十分かを検討する必要がある
・プロダクト(ブログ記事)の質が十分出なければ、いくらグロースハックしようとしても効果は出ない
・プロダクト(ブログ記事)の質を上げていけば、おのずとKPIは良くなっていくはず
人の役に立つ良質記事を書く事から始めよう。グロースハックはそれからだ。
それでは!