どうも。独立8年目のタクスズキです。
「税理士ドットコム」を使って、税理士さんと顧問契約し、1年で解約しました。
(写真の税理士さんは無関係です)
今回は、税理士ドットコムの使い方や感想、なぜ解約したかを書いていきます。
これから税理士さんに確定申告などをお願いしようと思ってる方、今の税理士さんに満足いってない方は参考にしてみてください。

税理士紹介サービスは複数使った方がいい
ぼくは税理士ドットコム以外に「ビスカス」という税理士紹介サービスも使いました。
結果、ぼくはビスカス経由で今の税理士さんを見つけました。その理由は以下。
・こちらから探す必要がなく、ビスカス側がこちらの要望を聞いて、マッチしそうな税理士さんを数人紹介してくれた
・結果、探す手間が省けてかなり楽だった(提案の精度がかなり高い)
楽に税理士さんを探したい方は、ビスカスも無料で使ってみてください。
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【紹介までの流れ】まずは登録(ログイン)
税理士ドットコムでは、まず公式サイトから登録しました。

この後、サイト内で条件を絞って税理士さんを探していきます。

サイト内での税理士さんの探し方
「税理士ドットコム」では、「相談したい内容」「地域」などで絞って税理士さんを探せます。

こんな感じで、「顧問税理士をお願いしたい」「節税アドバイス」「確定申告をお願いしたい」
「税務調査の立会願い」「会社設立の作業をしてほしい」などいろんなニーズに対応してもらえます。
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アフィリエイトに詳しい税理士さんも探せる
IT、飲食、不動産、小売など幅広い業種にも対応してもらえます。

ぼくのようにサイト運営やってる方は、「IT・インターネット」にチェックを入れて探すといいです。
そうすると、アフィリエイトとかにも詳しくて、サイト運営者の税理顧問もやってる先生を見つけられるので。
まず無料で条件に合う税理士さんを探せる
「東京」のように地域(23区とか)で絞ることも可能で、都内でITに詳しい税理士さんで探すと255件もヒットします。

こんな感じで、無料でどんな税理士さんがいるかを確認できるので、少しでも税務相談を考えてるなら、使ってみるといいですよ。
税理士探しサイトは複数使うと、いい人を見つけられる
税理士を探す際はぼくがやったように、複数のサイトを使うと理想の税理士さんを見つけられます。
他のサイト『税理士紹介エージェント』だと、ここにしか登録してない税理士さんとマッチングできて便利ですし、
以下のような悩みを持つ人にとって役立つサービスを提供してもらえます。
(大手税理士法人から独立した実力のある税理士、相続専門の税理士などを紹介してもらえます)
これは税理士ドットコムなどにない強みなので、
お金の問題を解決してくれる税理士さんと知り合い、手元のお金を減らしたくない人は使っておきましょう。
【続き】税理士さんを検索して面談依頼を出す
「税理士ドットコム」では、検索していい感じの税理士さんがいたので、メール問い合わせしました。
すると、「以下の項目について教えてください」というメールが来ました。
・事業拠点(市区町村の辺りまで、または最寄駅)
・事業開始はいつ頃か
・確定申告は、青色申告か、白色申告か
・事業規模(大よその年間売上金額・従業員数・店舗数 など)
・会計ソフトのご利用状況
・現在契約中の税理士はいるか
このメールにサイトで見つけていた税理士さんの名前を書いて返信しました。
※ここで、「仮想通貨に詳しい人をおしえてください」と頼むのもあり
月額顧問料の相場は月3万円
ちなみに、税理士さんの月額顧問料の相場は3万円くらいです。
2万円で安め、1万円なら超安いという感じです。
ぼくは安いと思い、1万円からやってくれるところに問い合わせしました。
法人であれば月額3万円で、決算の作業をお願いするのに10~15万円かかるのが一般的と思います。
税務調査の際、税理士が味方になってくれる
他だと、税務調査の立会が1日5~10万円という感じ。
(複数の税理士さんに値段を聞いた上での意見です。年商によって顧問料などが変わる場合もあります)
税理士さんを探す際はこれを目安にするといいです。
面談までにかかる日数(日程調整は税理士ドットコムがする)
メールで希望を伝えた翌日くらいに「この日程でどうですか?」と税理士ドットコムから複数の日程を提案されました。
それに返信後、「税理士さんに確認とりましたらご連絡いたします」というメールをもらいました。
が、1週間経っても返信がなかったので、「進捗どうですか?」とこっちからメールを送りました。
すると、「税理士事務所から連絡がまだ来てない」とのことで、「待ってください」と伝えられました。
面談前に税理士事務所に伝えておく
「待ってください」のメールが来た翌日、「事務所に確認が取れました」とのことで、会う日、場所、時間を教えてもらいました。
同時に、面談予定の事務所からもメールで連絡がきて、「面談前に以下のことを教えてください」と言われました。
※ホームページ/WEBサイトを持ってる場合はURLも記載
ついに面談へ
これらの項目を書いて送り返した後は、税理士さんと面談して、
プランの詳細、どんなことをしてくれるか、経理作業の進め方などを聞いてきました。
最近だと、freeeとかMF会計ソフト対応の事務所さんが多く、アカウント権限を与えて入力作業をお願いするのが一般的らしいので、それをお願いしました。
こんな感じで、いろいろと話を聞いていい感じと思ったので、この事務所と契約しようと思いました。
面談から契約まで
面談後は、事務所から「今日はありがとうございました」の連絡がきて「契約をどうするか」尋ねられました。
ぼくはそこで「契約します」と伝え、以下のことをやっていきました。
②契約の締結・支払
③freeeアカウント共有
見積書・契約書を確認し、電子契約用のメールを送ってもらって契約締結しました。
その後、月額顧問料の支払用の口座振替依頼書を送ってもらって記入し、報酬支払いの設定も済ませました。
面談後、税理士ドットコムから連絡がきた
なお、面談から3日後、「税理士ドットコム」から以下のような趣旨のメールがきました。
感想などお伺いできれば幸いです。
この後のメール履歴が残ってないので、たぶんこのメッセージには返信してないのだと思います。
つまり、税理士ドットコムとの連絡は税理士さんと会うまでで、それ以降は税理士事務所と連絡をとることになります。
契約までの流れも簡単なので、まずはどんな税理士がいるかだけでもチェックするといいですよ。
税理士さんとの契約を解除すると決めた理由
なお、税理士ドットコム経由で契約した税理士さんとは1年で契約解除しました。
・会計データを見ていたはずなのに、「法人化したほうがいい」という提案がなかった
・結果、予想以上に税金が高かった
これらについて詳しく書いてみます。(税理士ドットコムに落ち度はまったくありません。事務所の問題です)
嘘をつく税理士だった
はっきり言って、これには本当に失望しました。
「節税アドバイスをする」とサイトにも書いておきながら(面談でも「する」と言っておきながら)、それがなかったのです。
そして、僕が都度「小規模企業共済」などを調べ、「こういうのはやったほうがいいんでしょうか?」と聞いて、
「あります」と返答をもらうレベルでした。
言ってしまえば、ググればOKで、「顧問料払う価値ある?」と思っていました。
売り上げを見て提案できない税理士ならAIで十分
定期的な経理作業で売り上げ(所得)を見ていたはずなのに、
「法人化したほうがいい」とアドバイスしてくれなかったことにも失望しています。
個人事業主の方へ。所得がだいたい900万円超えそうなら、速攻で法人化しましょう。迷う必要なし。
法人なら、年800万円超の部分の税率は約23%。
個人事業主の場合、900万円超で33%、1800万円超で40%。1800万円での税金。法人414万円、個人720万円で300万円も違うのです…https://t.co/JOXfAW4cCe pic.twitter.com/WHyC7tjzJL
— タク@仮想通貨&プロブロガー&FXも開始 (@TwinTKchan) 2018年3月7日
詳しくは書きませんが(察して)、「そのアドバイスがあれば色々と変わっていたのにな」と今も思っています。
アドバイスしてくれる税理士さんと契約しよう
売り上げを見て、「こうしたほうがいい」とアドバイスもできない税理士とは契約すべきでないです。
会社経営者になって、「将来の資産形成のために手元の現金を使って何らかの資産に換えて、あとで現金として戻す」ことの重要性を理解するようになった。節税メリットあるものだと、小規模企業共済、法人保険、ふるさと納税、iDeCo等
「あとで返ってくるから現金使う」という感覚は会社員時代なかったな— タク@仮想通貨&プロブロガー&FXも開始 (@TwinTKchan) 2018年5月22日
※今は定期的にアドバイスしてくれる税理士さんと契約しており、かなり助かってます
僕の失敗から言えること「安かろう悪かろうに気をつけろ」
1人目の税理士と契約してみて、相場より安い事務所には気をつけたほうがいいと学びました。
ぼくが契約していたところは、相場より1万円ほど月額顧問料が安いところでした。
なので、相手としては「安い分、あまり熱心にサービスしませんよ」という感じだったのかもしれません。
格安の税理士には注意(失敗する場合も)
相場より安いとサービスの質が低い場合もあるので、相場の顧問料で契約したほうが安心感はあります。
ちなみに、2人目の税理士さんは相場通りの値段で、1人目よりはよさげなアドバイスをくれます。(ビスカスで見つけました)
税理士選びはマジで大事だ
税理士さんと契約してない方には、契約することをおすすめします。
理由は、年間50万円ほどの顧問料でそれ以上の節税案を教えてもらえることもあるからです。
これは、年商1億円越えの経営者の方に教えてもらったこと。
顧問料払うことになっても、税理士さんに相談した上で法人化した方が節税により、顧問料を余裕で回収できる場合もあるから、専門家への外注にはお金を惜しまないように。
知識は宝です。 https://t.co/wka7YBG9kO— タク@仮想通貨&プロブロガー&FXも開始 (@TwinTKchan) 2018年3月7日
なので、まずは無料で税理士探しだけでもしておくといいですよ。
税理士ドットコムの評判、口コミ
ぼく以外の第三者の感想は以下の通り。
他に、税理士さんを探してる人の感想はなかったですね。
あったのは、登録する側の税理士さんの口コミ。
弁護士ドットコムが税理士ドットコムってサービスやってるから登録してみた。お客さん紹介サービスもやってて紹介料は年間報酬の70%くらいみたい。こういう紹介サービスでお客さん獲得する税理士さんいるのかな。自分で発信したり、知り合い増やしたりした方が楽しいし楽なのに。
— 高木 誠@税理士 (@kizunatax) 2018年1月30日
こんな感じで、Twitterには意見少ないので、この記事みたいな実際に使ったレビューを参考にしたほうがよさそうです。
【追記】税理士ドットコムは会員登録なしでも税理士を探せる
ぼくはサイト登録してから税理士さんを検索(依頼)しましたが、
税理士ドットコムではサイト登録しなくても、サイトからすぐにメールや電話で税理士の仲介をお願いできるそうです。
なので、すぐに税理士を探したい方はサイトから依頼してみてください。
個人事業主、小規模会社がお金を借りる方法
あと、事業者として資金が必要になった時は、OLTAというサービスからめんどうな手続きなしで借りられることも知りましょう。
用途はなんでもよくて、「スペックの高いPCを買いたいから」とかでもOKです。
気になる方は、サイトをチェックしておきましょう!
顧客を見つけたい税理士さんは、発信しよう
税理士として「税理士ドットコム」に登録を考えてるなら、自分で発信してお客さんを見つける努力もしましょう。
※その辺のノウハウは、以下の記事でどうぞ。
月商600万円のメディア運営者として、ブログのマネタイズで大事なこと、記事の書き方、失敗からの学びをまとめとく| @TwinTKchan
ハイパー役に立つ有料Noteでした。特に、失敗談のところは僕も心に刻みます。アフィリでポツポツ発生してる人は読んで損しませんhttps://t.co/vyZeNs3uXx
— マナブ@仮想通貨 (@manabubannai) April 28, 2018
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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