こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
今回は転職で成功するための秘訣を「type転職エージェント」のキャリアアドバイザーに聞いてきました。
お話してくれたのは営業職種の転職支援を得意とする二之宮さん、IT業界への転職支援を得意とする長谷川さんです。
(写真左が二之宮さん、右が長谷川さん)
中には、社会人経験が半年くらいなのに、年収を170万も上げたツワモノもいます。注目してみてください。
IT系の求人は狙い目
まず転職市場の動向から教えてください(盛り上がっている求人など)
長谷川 IT業界でいうと、堅調に求人数は伸びています。特にエンジニアにおいては、金融機関の大規模プロジェクトや2017年問題が取り沙汰されていたり、マイナンバーが導入されたりと、ますます需要が高まっていることは確実です。
このため、「ニーズが高い=転職がしやすい」という印象もあるようですが、一概にそうとも言えません。
確かに求人数は非常に多いです。しかし、年々求められる条件も厳しくなり、選考の通過は決して容易ではありません。
これには、「仕様書も書けてコードも書ける」というような、色々な工程を担当できるフルスタックな人材が求められていることが背景にあります。
もちろん、フルスタックに対応出来る方ばかりではないので、開発実績以外でのアピールが重要になってきます。ご経験を適切にアピールできるよう、私たちキャリアアドバイザーは支援を行っています。
スポンサーリンク
東京オリンピックに向けて採用マインド高まる
営業職種はいかがでしょうか?
二之宮 2020年には東京オリンピックも控えていますので、これによって経済が上向くことを予想して、募集企業各社の採用マインドは高まっています。
ほかにも、イギリスのEU離脱による海外の景気変動も国内の採用情勢に響いてくる可能性はあります。業界でいうと、自動車産業などには影響が出るかもしれませんね。
逆にこれから伸びそうな業界ってどこでしょう?
二之宮 IT、web業界です。求人数が伸びています。
それもあって、27歳までの方ならポテンシャル重視で業界未経験でも採用される可能性はあります。30代の方であれば、前職の商材との親和性などをチェックされます。
具体的にはどういった支援を?
二之宮 ポテンシャル重視の採用の場合、面接がポイントになりますので、面接の事前対策を重視しています。
面接通過のためには、ご自身の強みを見つけることが必要なため、最初の面談ではまず強みの深堀りをします。その際は、前職での営業スタイルをヒアリングし、どのように商材を売ってきたか詳しく聞いていますね。
たとえば、「お客さんと仲良くなって売ってきました」だと、企業に対してあまりアピールにはなりにくいので、その他の要素からアピール項目を決めていきます。
例えば、「情報収集が強み」というような感じでしょうか。
スポンサーリンク
入社半年で転職し年収170万アップ
動向はわかりました。それでは実際にどんな転職事例があるか教えて下さい
長谷川 最近では珍しい転職事例が2つありました。
お1人目は、第二新卒枠で転職成功されたエンジニアの方です。
新卒入社した会社に入社して10ヶ月ほどで転職活動をスタートされました。実務経験はほとんどない状態での転職でしたが、転職して年収が300万円から470万円に上がりました。
もちろん、これは非常に稀な例です。この方は、学生時代からプログラミングに取り組み、資格も取得されていたため、第二新卒枠にも関わらず大幅な年収アップが実現できました。
また、転職先はヒューマンスキルも重視する会社だったので、人柄や意欲の部分も後押ししての転職成功でしたね。
お2人目は、ミドル層のご年齢の方の事例です。私が担当した40歳のエンジニアの方は、年収600万円から年収700万円へ年収アップされました。
30代になると、企業からは開発よりもマネジメント能力を求められる傾向にあります。その方はプレイヤーとして活躍していきたいという希望があったので、企業側のニーズとマッチしづらく、書類選考でもかなり苦戦されました。12社ほどの選考を受け、最終的には希望どおりプレイヤーのポジションに就くことができました。
苦戦したこともあって、内定が出たときは私も非常に感慨深かったですね。
この方の成功の秘訣は、高い技術力を身につけられていたことと、プレイヤーポジションではあるものの、自身の役割のひとつとして「配属チームのレベルアップ」という技術指導の役割を持つことで折り合いを付けたことでしょうか。
ディーラーから部品メーカーの営業へ
営業の事例はどんなものでしょうか?
二之宮 27歳の方が車のディーラーから自動車の部品メーカーの営業に転職された事例がありました。第二新卒枠ではなく、中途採用枠での転職です。
その方には、もっと営業実績を出してキャリアを積んでいきたいというプランがありました。
当初、人材業界を志望されていたのですが、お話を聞いていくなかで、お人柄やご志向から「もしかすると、人材業界では入社後にミスマッチが起きてしまうのではないか、ご本人の希望が叶えられないのではないか。」と感じ、他の業界も合わせてご紹介をしました。
このときも、“営業経験の強み”をヒアリングから引き出すように意識していました。そのなかで見つけた強みをもとに、よりご志向に合い、適性があるであろう別業界の求人をご提案しました。気付けば、ご本人も人材業界へのこだわりはなくなっていましたね。
そして、最終的には自動車の部品を扱うメーカーから内定を頂くことに。
それまでメーカー業界のご経験はありませんでしたが、自動車への熱意が評価された事例です。年収も無事、40万円ほど上がりました。
先日は、とても満足して働けていますよ、とメールで近況を教えてくださいました。人材とメーカーという、無形商材と有形商材の対称的な求人のご提案でしたが、入社後もご活躍されている姿を聞き知ると、やっぱりあのときのご提案は間違いではなかったなと確信します。

第二新卒は25歳まで
ちなみに、第二新卒の定義ってあるんですか?
長谷川 厳密にはありませんが、社会人歴3年以内と考える企業が多いですね。
大学院卒(24歳から社会人)の場合はどうなるのでしょうか?
長谷川 大学院卒業から3年だと27歳までとなりますが、この年齢を第二新卒と考える企業は少ないです。あくまで、学部卒業から3年以内の方、と考えているところが多いです。
なので、25歳までと考えておくとわかりやすいですね。
理想は在職中に転職すること
「離職期間」の話が出ましたが、どれくらいの期間だと不利になるのでしょうか?
二之宮 半年くらいでしょうか。やはり、理想は在職中に転職活動をすることです。
仕事をしながらでは忙しく、転職活動ができないという理由で先に退職する方も多くいらっしゃいます。
「退職してから転職活動をしたいんですが」といったご相談を受けた場合には、決しておすすめしません、とお伝えしています。どうしてもリスクがありますので。
長谷川 転職活動が長引いてしまうと、その理由を企業から問われることもあります。こういったこともあるので、転職活動はなるべく間を空けずにスムーズに進めたいところですね。
転職活動は2ヶ月かかると考えよう
では、在職中の人はどのようにして活動を進めればいいのでしょうか?
長谷川 転職に必要な時期は2ヶ月が目安なので、それを想定して動き始めるといいですよ。まずはご相談にお越しいただいて、それから活動を進めていただくとスムーズかと思います。
面談では弊社のキャリアアドバイザーが一対一でご希望、ご志向をお伺いいたします。
土曜日しかお越しになれない方には優先で土曜日のご面談もご案内していますよ。平日も最終受付は19:30まで受け付けていまして、その場合は19:30開始、21:00終了でのご案内になります。
弊社にお越しいただくことが難しい方や、お急ぎの方にはお電話やSkypeでの面談をご案内することもできます。
面接選考も、上手く時間をやりくりすれば在職中でも問題ありません。多くの方は、一次面接は業務後の時間で調整されています。
ただ、最終面接ともなってくると、面接官は事業部長や役員といった多忙な方になるので、業務後の時間だけでは調整が難しくなってきます。最終面接には有給を使う可能性が高いと心得ておきましょう。
また、企業によっては遠方から選考を受ける方のために、電話面接やSkype(スカイプ)面接を案内しているところもあります。面接の日程調整がご心配な方も、まずは一度ご相談いただければと思います。
営業マンであれば外回りに合わせて面接に向かうことも
二之宮 営業もほぼ同じような傾向です。選考回数は平均的には2回ほどで、早い方では1ヶ月で内定した事例もあります。
営業職種ということで、外回りに行くタイミングを上手く使って選考を受ける方もいらっしゃいます。
後半に続く
営業職種、IT関連職の転職事例については以上です。後半は、「type転職エージェント」自体の強みに関するお話をしていきます。
ちなみに、typeさんが支援できるのが首都圏(一都三県)なので、そのエリアにお住いの方は、以下のリンクから相談に行ってみてください。
type転職エージェントで転職相談してみる>>https://shoukai.type.jp
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
次回予告@TwinTKchanさんをフォロー
「意外と縁のある赤坂見附は今日も雨」
>>【体験談】第二新卒の就活は厳しい?大手に就職できない?苦労や甘くない転職の現実も紹介