キングコング西野氏がひな壇芸人を辞めた理由「スマホで見にくいから」が参考になりすぎてヤバい

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12/21(月)にTOKYO MXで放送された「QREATOR’S calender」にて、キングコング西野さんが面白い話をしていました。

スマホの普及がテレビ番組にもたらす大きな変化について。その中の話から、1つの誤解が解けました。それは、西野さんが「ひな壇芸人」を非難したというもの

誤解の原因は、ネットニュース記者が過激な見出しをつけただけなのですが、このタイトルだけで、西野さんに悪い印象を持った人も多いはず。

しかし、そんなアホなネット記者を忘れるくらい、西野さんが良いこと言ってました。ネットコンテンツを作ってる人も参考にすべき内容ですよ。

西野さん、堀江さんが語る「スマホで変わるテレビ番組」

番組に登場していたのは、キングコングの西野さんと、ホリエモンこと堀江貴文さん、椎木里佳さん。話は、「スマホがテレビに与える影響」から始まりました。

この話題で、「ひな壇芸人批判」の誤解が解けましたね。

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ひな壇は画面の大きいテレビだから成り立った

西野さん曰く、「かつては、大画面テレビが人気を博したため、テレビ番組制作では、その大きさに応じた絵作りが求められた」とのこと。

その際、大きな画面ですから、画面内が空白だらけであれば寂しく感じますよね。そうならないために、人をたくさん写そうとしたんです。

その流れで、ひな壇芸人という構造が生まれました。

ひな壇芸人はワイドテレビの形から生まれた
(ひな壇芸人とは、階段状の席にずらっと並ぶ芸人さんのこと)

スマホの画面は小さいので1人でいい

しかし、最近は若年層を中心にスマホで暇つぶしすることが多くなりました。それに伴い、ワイドテレビに比べてはるかに小さい画面に最適化する必要がでてきたんですね。

その際、大勢のタレントが映る必要は無くなります。1人だけが写っていれば十分。こうした流れをうまく生かしたのがYouTuberというわけ。このロジックには、堀江さんも納得してました。

よって、今後は「ひな壇芸人」が追い出されるだろう、と西野さんは考えたのです。そうしたこともあり、「ひな壇芸人を諦め、違うフィールドで戦う」と宣言したのです。

「ひな壇芸人をやめる」だけが切り取られた

この際、西野さんの「ひな壇芸人をやめる」だけが切り取られて拡散してしまいました。なので、大勢には誤解して伝わっているんですね。

でも、真意は違います。ユーザーがメインで使うデバイスの変化を察知し、それに対応しようとしただけなのです。さらに、彼は以下のようにも語っていました。

「人が映れなくなるので、ひな壇のチームプレーは使えなくなる。ひな壇の能力は必要なくなる」

アイドルグループもやばい?

このように、画面に映れる人が減っていくことで、影響を受けるのは芸人さんだけではありません。グループアイドルもそうです。

西野さんは、「一人だけ映っても成立するモデルさんやジャニーズの方は大丈夫だけど、グループアイドルは大変になるかも」と語っていました。

この意見には堀江さんも同意しており、僕自身もこうした変化を受け、「グループの看板ではなく、個人で価値を出していかなければならない時代が来たんだな」と痛感しました。

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遊びも仕事も同じ、起業家とは飲まない

番組では、他にも面白いことが語られました。

仕事と遊びの境目がないと語る堀江さんと西野さん。彼らは、飲み会を大事にしているようで、そこで新たな情報を得ているんだとか。

また、飲むメンバーもこだわっており、新しい情報を得られるように毎回同じ人とは飲まないようにしているそう。

そこで、飲んでいるのが、ギャル。

正直に意見するギャルがテストマーケに最適

彼女たちは、正直だし、業界ルールに縛られないので素直な意見をくれるそうです。なので、テストマーケティングにはちょうどいいんだとか。

このように、クリエイターにとって重要なことを学べる「QREATOR’S calender」という番組。面白いので、皆さんも見てみましょう。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

次回予告
「人気のある人は、たいていアンチのデマによって誤解される」

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