【オンラインサロン】複数人運営によるメリット・デメリットがわかってきたのでまとめてみる(おまけ付)

ブロガー3人で5ヶ月ほどオンラインサロンを運営して気づいたことがあります。複数人でサロンを運営する事例は珍しく、しかも3人でやっているところは他にないので、稀な経験から得られた学び(メリット、デメリット)を共有します。

これから、複数人でサロンを運営しようと思っている方は参考にしてみてください。なお、最後に書いたおまけは複数人に限らず、1人でやる際にも参考になる情報です。

これから学びの場を提供したい方の参考になれば幸いです。

【前提知識】サロン運営メンバー

以下のメンバーでサロンを運営しています。

まなしば:
ブログ「ままはっく」運営。ブログで生計を立てるプロブロガー。WordPressカスタマイズなど多分野でブロガー達に参照されるオールラウンダー。SEOライティングについては、優良メディア「ferret」にも紹介されるほど

西村創一郎;
ブログ「now or never」運営。ニュースアプリ「NewsPicks」で3万人ほどのフォロワーを抱えるインフルエンサー。会社員ブロガーながら、色んな広告主から注目されている。

僕(タクスズキ):
ブログ「らふらく^^」運営。ブログで生計を立てるIT小商い研究家。お金が大好きなので、マネタイズについて考えるのが得意。

こんな感じです。では、これから複数人運営によるメリット・デメリットを紹介していきます。

スポンサーリンク

メリット1「コンテンツの幅が広がる」

僕たちのサロンは、Facebookページを作ってそこに3人が投稿していくのですが、投稿する内容は各々で分けるようにしています。

西村くんが「ソーシャルメディア運用、バズのノウハウ」、まなしばが「SEOライティング、WordPressカスタマイズ」、僕が「マネタイズ」といった感じです。

複数人運営なら、このようにお互いの強みを生かせる投稿ができるんです。イケダハヤトさんも1人でブロガー向けサロンを運営していますが、彼は生産能力が異常なので回せています。しかし、それ以外の人がこれを1人で毎日やるとなるとキツイはずです。

多様な分野のコンテンツを提供し続けることができるのは、複数人で運営するからです。

スポンサーリンク

メリット2「お互いの投稿にダメ出ししてPDCAを回せる」

自分の投稿を客観的に評価してもらえることも複数人運営ならではのメリットです。

僕たちのサロンでは、投稿に対して気づいた点があれば、メッセージ部屋で「こうした方がいいんじゃない?」とアドバイスすることがあります。

これによって、自分では分かりやすいと思った投稿でも他者から見たら、そうでないことに気づけるんですね。こうした提案をもらえると、振り返りにもなるし、次回の投稿にも生きます。(まなしばが中心になって提案してくれる)

こうしたことが投稿を良くするためのヒントになるんです。これは1人で運営していたら、できないことですよね。

メリット3「コミュニティ(場作り)を考えさせられる」

個人的に勉強になっているのですが、複数人でサロンをやっていると場作りについても考えさせられるんですね。これってブログと違うんですよ。場作りでは、コミュニケーションが必要になるんです。

僕はコミュニケーションが苦手で、場作りが下手です(サロンをやって気づいた)。LINE@の運用に注力できないのもそうした弱点があるからなんでしょうね。

その点、まなしばがコミュニティ運営能力に長けているので、コミュニケーションなどについて意見をくれます。そうした、自分の苦手なことを周りのメンバーが補ってくれるのもメリットです。

メリット4「仕事を割り振れる」

サロンでは、Facebookページの投稿以外にもいろんなタスクが発生します。

僕たちのサロンでは月に1回オフ会をやっているんですが、そうした準備などを各人で分担することができます。それによって、1人あたりの作業量を減らし、投稿に注力することができます。

こうしたことがサロンを複数人で行うメリットです。

メリットを説明したところで、以降ではその逆のデメリットを紹介していきます。

デメリット1「意思決定が遅れる」

複数人で運営していると、意思決定を全員の同意の上進めなければいけないので、1人の場合よりも判断が遅くなります。

例えば、1人が「これをやりたい」となった場合も、他の2人に意見を聞く必要があるります。独断では決められないんですね。

なので、ワンマンで意思決定したい人には複数人運営は向きません。逆に、みんなの意見を聞くことで新たな視点が加わり、案が磨かれることもありますが、自由度は下がります

デメリット2「お金の分配が難しい」

運営メンバーが全員フリーランス、全員が同じような忙しさの会社員ならいいですが、僕たちのようにフリーランス2人、会社員1人だと忙しさが違って、コミット具合が変わってきます

仮に、会社員のタスクが忙しくなり、「毎日残業で終電」みたいな状況になったら、フリーランスよりもサロンへのコミットは下がります。

そうなったときに、各々に分配する金額をどうすればいいか難しくなってしまいます。僕たちはケースバイケースにしていますが、これは事前に決めておいた方がいいです。

できることなら、コミットの具合を数値化して(例えば、1投稿1点など)明確に評価できるようにしておいた方がいいです。

お金って繊細な部分なので、殊、他人と運営を始める場合は事前に検討しておいた方がいいですよ。

[おまけ]決済方法のメリット・デメリット

ここまで、複数人運営によるメリット・デメリットを紹介してきましたが、サロン運営で気づいたことは他にもあります。決済方法についてです。

オンラインサロンの決済方法は大きく分けて、シナプスを使うやり方、独自決済(Paypal)を使うやり方があります。この2つにも良い、悪いがあるので、紹介していきます。

ちなみに、僕たちはPaypalで独自決済を採用しているので、そちらを中心にメリット・デメリットを論じていきます。

Paypalのメリット「手数料が安い」

手数料は馬鹿にできないくらい大きな問題です。Paypalだと、決済システムの手数料は5%弱です。一方、オンラインサロンのプラットフォーム「シナプス」を使うと20%かかってしまいます

仮に、サロンの月の収入が100万円だとすると、手数料はPaypalなら5万円弱、シナプスなら20万円です。15万円もの差が出てしまうんですね。

この差は大きいです。なので、決済方法を検討する際は手数料を必ず確認してください。

Paypalのデメリット「管理が大変」

独自決済を使うと、購読してくれた方の管理も自分で行う必要があります。こうした作業を自分たちで行うのは大変です。

特に大変だったのは、メンバーの照合です。Facebook名とPaypalの登録名義が異なる方が結構いたので、そうした方々に問い合わせしてシートで管理、といった作業がありました。

他にも、Paypalを使う場合は色々な事務作業が発生します。他だと、運営人への振り込み作業、Paypalの仕様確認、登録手順の構築、決済ページ準備など。

逆に言えば、シナプスを利用すればそうした作業を代行してもらえます。なので、事務作業が面倒なら、シナプスを使った方がいいですね。

僕はこの作業を経験しているので、これからサロンを始める方にはシナプスをおすすめします。Paypalだと事務作業が予想以上に出てくるので、こうした作業を代行してもらえるのはありがたいです。

サロンは歴史も浅くノウハウも共有されてないので、これを教訓にしてね

ここまで、経験から気づいた複数人運営によるメリット・デメリットと、決済方法の違いによるメリット・デメリットを紹介してきました。

これらは、僕の失敗から導き出したものなので、これからサロンを運営する方には参考になるはずです。準備段階で読み直してもらえると幸いです。

[告知]サロンメンバーの追加募集を行います

と、ここまで色々書いてきましたが、最後に告知です。僕たち3人が運営するオンラインサロン「Blogger Boot Camp」でメンバーの追加募集を行います。

これまで、少人数でじっくりやってきましたが、勘所がつかめてきたので、メンバーを増やしたいと思います

参加者の方からは「売り上げ3倍に」「PVが3倍に」「月間20万PVから30万PVに」という声もいただいています。

9月のオフ会は「勉強会+メンバーの交流会」

コンテンツとしては、Facebook投稿以外に月1のオフ会も行っているので、ブログで成果を出したいと考えている方は、以下のページから申し込みをお願いいたします。

ちなみに、9月のオフ会は16日です。「勉強会+メンバー同士の懇親会」を行います、気になる方はぜひどうぞ。

参照:オンラインサロン「Blogger’s Boot Camp」の決済ページはこちら

お待ちしております。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

次回予告
「出版社がサロンを始めるべき10の理由」

いつもシェア感謝です!今回もぜひ

※ 微妙だったら、そっと閉じるか、ほかの記事を見ていただけるとうれしいです!

SNSでも自分の得意なことで収入を得る方法を発信しています。フォローすれば更新をチェックできますので、ぜひフォローを。
仕事依頼などのお問い合わせは「iwgp545@yahoo.co.jp」か、「TwitterのDM」、「Facebookのメッセージ」からお願いします。